前提条件チェックの実行

bdd.confを更新したら、前提条件チェッカを実行する必要があります。

このスクリプトは、システムが各要件を満たしていることをチェックし、bdd.confが正しく更新されていることを確認します。HTMLファイルに結果が出力され、それをブラウザで表示できます。

スクリプトを実行すると、Hadoopクラスタ・マネージャおよびStudioデータベースのユーザー名およびパスワードの入力を求められます。事前に次の環境変数を設定することで、これを回避できます。これらは、インストーラによって使用される環境変数とは異なります。
  • PREREQ_HADOOP_USERNAME
  • PREREQ_HADOOP_PASSWORD
  • PREREQ_STUDIO_DATABASE_USERNAME
  • PREREQ_STUDIO_DATABASE_PASSWORD

前提条件チェックを実行するには、次の手順を実行します。

  1. インストール・マシンで、新しいターミナル・ウィンドウを開き、<install_source_dir>/installer/linux/utils/prerequisite_validation/に移動します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    python prerequisite_validation.py <path_to_bdd.conf>
    ここで、<path_to_bdd.conf>bdd.confへの絶対パスです。
  3. 要求された場合は、Hadoopクラスタ・マネージャおよびStudioデータベースのユーザー名とパスワードを入力します。
  4. スクリプトが完了したら、タイムスタンプが適用された出力ディレクトリに移動し、ブラウザでtest_report.htmlを開きます。
レポートに、すべてのBDD要件、およびそれぞれが成功したか失敗したか、または無視されたかが示されます。無視された要件は、ご使用のシステムには当てはまりません。

すべてが成功した場合は、BDDをインストールする準備ができています。なんらかの要件が失敗した場合は、それに応じてシステムまたはbdd.confを更新し、前提条件チェックを再実行します。