スクラッチパッドの使用

「探索」ページのスクラッチパッド・コンポーネントを使用すると、「検出」ページに属性を追加する前に、1つ以上の属性で別の可視化を試してみることができます。

スクラッチパッドについて

スクラッチパッドの内容は次のとおりです。
  • スクラッチパッド・ドロップ・ゾーン(現在スクラッチパッドに表示されている属性がリストされます)
  • スクラッチパッドの可視化

スクラッチパッド。

スクラッチパッドで使用可能な可視化には、チャート、ボックス・プロット、ヒストグラム、マップがあります。これらは、チャート・コンポーネントと同様に機能します。詳細は、「チャート」を参照してください。

属性または属性の組合せにより、使用できる可視化のタイプや数が異なります。スクラッチパッドに1つの属性のみが含まれている場合、属性のタイルと同じ可視化が表示され、属性の詳細パネルで使用可能な他の可視化に切り替えることができます。スクラッチパッドに複数の属性が含まれている場合、現在のセットに最も適切な可視化が表示されます。

注意: スクラッチパッドの可視化では、1000を超えるマークは表示できません。この制限を超える場合は、フィルタ基準を絞り込みます。属性の組合せの中には適合しない組合せがあり、スクラッチパッドでは表示できません。

スクラッチパッドのいずれかの側にある矢印をクリックして、使用可能な可視化のページに切り替えることができます。また、スクラッチパッドの横にあるサムネイルをクリックすると、特定の可視化を表示できます。

スクラッチパッドの表示および非表示

スクラッチパッドは、それに属性を追加するか、または「探索」ページの右上にある「スクラッチパッドの表示」アイコンをクリックすると表示されます。


「スクラッチパッドの表示」アイコン。

スクラッチパッドを非表示にするには、「スクラッチパッドの非表示」アイコンまたはスクラッチパッドの下部にある白い矢印のいずれかをクリックします。


「スクラッチパッドの非表示」アイコン。

属性の追加

複数の方法でスクラッチパッドに属性を追加できます。
  • 属性タイルの上にマウスを置いて「スクラッチパッドに追加」をクリックします。
  • 属性タイルの下矢印をクリックしてその詳細パネルを開き、「スクラッチパッドに追加」をクリックします。
  • スクラッチパッドのドロップ・ゾーン内の任意の場所をクリックして、追加する属性の名前を入力するか、または使用可能な属性のリストから属性を選択します。

    使用可能な属性のリストが表示されたスクラッチパッドのドロップゾーン。

スクラッチパッドに属性を追加すると、他の属性がソートされ、最も関連性の高いものが最初に置かれます。

可視化の構成

可視化の各タイプは構成可能です。たとえば、チャートの配置を変更し、ヒストグラム・プロットの順序をソートできます。可視化を構成するためのオプションを表示するには、スクラッチパッドのドロップ・ゾーン内の属性の名前の横にある下矢印をクリックします。


可視化を構成するためのオプション。

属性をドロップ・ゾーンで互いの上にドラッグ・アンド・ドロップすることによって、可視化のゾーン間で属性を入れ替えることができます。属性をドラッグ・アンド・ドロップしようとすると、完了時に値が入替えまたはドロップされるかを示すプレビュー・アイコンが表示されます。たとえば、サンバースト・チャートで内側および外側のリングを並べ替えることができます。属性をドラッグ・アンド・ドロップすると、メトリックでディメンション(文字列などカウントできない値)を入れ替えないかぎり、構成済のソートまたは集計の動作が保持されます。

また、使用可能な場合は、「ソート」矢印を使用して、ソートの順序を変更することもできます。

可視化の絞込み

プロジェクトに適用されている絞込みは、自動的にスクラッチパッド内の可視化に適用されます。また、可視化内の特定の値をクリックして、それを絞込みとして設定できます。

「選択した絞込み」パネルを使用して、選択されている絞込みを変更または削除できます。詳細は、「「選択した絞込み」の管理」を参照してください。

属性の削除

スクラッチパッドから個別の属性を削除するには、ドロップ・ゾーン内のその名前の上にマウスを置いて、削除アイコンをクリックします。

現在選択されているすべての属性を削除するには、スクラッチパッドの右上にある「すべてクリア」をクリックします。

「検出」ページへの可視化の保存

プロジェクト内で作業している場合、可視化に満足したときは、「検出」ページにそれを保存できます。

注意: 可視化をプロジェクト・ページに保存すると、プロジェクトは、「探索」ページではなく、「検出」ページで開きます。プロジェクト内で操作していない場合、可視化を保存する前に作成する必要があります。

「検出」ページに可視化を保存するには、「「検出」ページに保存」をクリックして、可視化を保存する既存のページを選択するか、または新しいページの名前を指定します。


「このチャートをページに保存」ダイアログ。