データ・セットでの属性メタデータの設定

データ・セットの検索およびナビゲートを容易にするため、属性にメタデータ・プロパティを設定できます。メタデータ・プロパティには表示名、属性タイプ、セマンティク型、タグおよびノートが含まれます。データ・セットへの追加時に、これらのメタデータ値はStudioの検索ボックスで検索可能になり、メタデータ値が新しいナビゲーションのオプションとして「カタログ」の「絞込み基準」メニューに表示されます。

たとえば、Personという名前のセマンティク型を属性に追加した場合、「カタログ」「絞込み基準」「属性」「セマンティク型」Person用の新しいナビゲーション・オプションが表示されます。

「カタログ」内のパブリック・データ・セットおよびプロジェクト・データ・セットにメタデータ・プロパティを設定できます。パブリック・データ・セットへのメタデータの変更は、すべてのStudioユーザーに表示されます。アクセスが制限されているプロジェクトへの変更は、プロジェクトのアクセス権があるユーザーにのみ表示されます。

1つのプロジェクトで行った属性メタデータに対する変更は、同じデータ・セットを使用する他のプロジェクトには影響しません。ただし、パブリック・データ・セットで行った属性メタデータへの変更は、そのデータ・セットを使用するプロジェクトによって継承され、変換を実行してそのデータ・セットを変更するまで継続します。

属性メタデータを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 「探索」ページから:
    1. 下部のタブからデータ・セットを選択します。
    2. 変更する属性を見つけます。
    3. フレームの下部にある矢印をクリックして、属性の詳細を開きます。
    4. 詳細」タブを選択します。
  2. 「変換」ページで、次の手順を実行します。
    1. 下部のタブからデータ・セットを選択します。
    2. 変更する属性の列を見つけて、その列を選択します。
    3. 属性メニューで「詳細の編集」をクリックします。
      次に例を示します。
      属性変換メニューを表示しています。

  3. 表示名を変更するには、次の手順を実行します。
    1. 属性名をクリックして編集フレームを有効化します。
    2. クリックして、編集します。
    3. 表示名を入力します。
      長い名前を変更するには、[Ctrl]+[A]キーを押してテキスト・フィールド全体を選択します。
    4. 名前を保存するため、「詳細」パネルの別の領域をクリックします。
      新しい表示名が元の属性名のかわりに使用されます。
  4. セマンティク型を追加または変更するには:
    1. 「セマンティク型」リストから、属性をより詳しく説明するオプションを選択します。
      たとえば、このdealerprice属性は数値のデータ型を持ち、通貨のセマンティク型も持っています。
      セマンティク型を追加したdealerprice属性を表示しています。

    2. セマンティク型を保存するため、「詳細」パネルの別の領域をクリックします。
  5. タグを追加または削除するには:
    1. 編集フレームが表示されるまで「タグ」領域にマウスを置きます。
    2. クリックして、編集します。
    3. タグを追加するには、タグ名を入力します。
      たとえば、このdealerprice属性にはoemというタグがあります。
      oemタグのあるdealerprice属性を表示しています。

    4. 新しいタグを保存するため、「詳細」パネルの別の領域をクリックします。
    5. 手順a-dを繰り返して、さらにタグを追加します。
    6. タグを削除するには、対応する「X」アイコンをクリックします。
  6. ノートを追加または削除するには:
    1. 編集フレームが表示されるまで「ノート」領域の上にマウスを置きます。
    2. クリックして、編集します。
    3. 属性を説明するノート・テキストを指定します。
    4. ノートを保存するため、「詳細」パネルの別の領域をクリックします。
      ノートには、最後の編集に関連付けられているユーザー名および時間を示す、テキスト・フィールドの上の「最終変更」エントリが含まれます。
    5. ノートを削除するには、フィールドを編集してコンテンツを削除します。
      大きなノート削除する場合は、[Ctrl]+[A]キーを押してすべてのテキストを選択します。
  7. 「詳細」ペインの一番上にある「x」をクリックし、「探索」または「変換」ページに戻ります。