プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Exadata Database Machineシステム概要
12cリリース2 (12.2)
E84905-03
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

B Oracle Exadata Database Machine上のOracle Linuxのコンポーネント

この付録では、Oracle Exadata Database MachineのOracle Linuxのコンポーネントおよび変更を示します。このリストは、リリース時点の最新版です。変更については、最新のリリース・ノートおよびパッチ更新を参照してください。

注意:

この付録のコンポーネントおよび仕様は、データベース・サーバーにのみ使用します。以前のリリースからアップグレードされたデータベース・サーバーのコンポーネントは、ここで示されるコンポーネントと一致しない場合があります。

Exadata Storage Serverの仕様は、お客様には変更不可のため示されていません。

x86システム上のOracle Linuxの場合:

  • オペレーティング・システム: Unbreakable Enterprise Kernel 2を使用したOracle Linux 6.8

  • ディスクおよびファイル・システム: 2ソケットのOracle Exadata Database Machineの各データベース・サーバーに4台のハード・ディスク(それぞれに300または600GB)があります。8ソケットのOracle Exadata Database Machineの各データベース・サーバーに8台のハード・ディスク(それぞれに300または600GB)があります。

    Oracle Exadata Database Machineのデータベース・サーバーのディスク・パーティションは、2つのファイル・システムとスワップ・パーティションで構成されます。ルート(/)ファイル・システムは30GB、/u01ファイル・システムは100GB、スワップ・パーティションは24GBです。

  • サービス: データベース・サーバーの不要なサービスは無効になります。有効なサービスには、リモート・アクセスのSSH、デプロイメント後のリスナーが含まれます。SSHは、管理ネットワークおよびInfiniBandネットワークからの着信接続のみ受け入れます。デプロイメント後に、オプションとしてOracle Enterprise Manager Grid Controlエージェントをインストールして使用できます。

  • ユーザー・アカウント: デプロイメント中に作成されたデフォルト以外のユーザー・アカウントは、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle DatabaseのOracleホーム(ORACLE_HOME)のソフトウェア所有者に必要なアカウントだけです。ユーザー・アカウント名は、お客様によって選択されます。

  • RPMパッケージ: RPMパッケージの現在のリストを取得する手順は、My Oracle Supportノート888828.1を参照してください。

B.1 データベース・コンポーネントの情報の取得

次に示すように、コンポーネント情報を取得できます。

  • カーネル・バージョン: rootユーザーとして次のコマンドのいずれかを実行します。

    uname -a
    uname -r
    
  • Oracle Linuxリリース: 次のいずれかのコマンドをrootユーザーとして実行します。

    # cat /etc/oracle-release
    # cat /etc/enterprise-release
    
  • すべてのパッケージのリスト: rootユーザーとして次のコマンドを実行します。

    rpm -qa --queryformat="%{name}-%{version}-%{release}.%{arch}\n"
    
  • InfiniBand関連パッケージのリスト: 主要なパッケージ名をRPMファイルのofedrpmlistのリストから取得できます。rootユーザーとして次のコマンドを実行して、ファイルを抽出できます。

    tar -pjxvf /opt/oracle.cellos/iso/cellbits/ofed.tbz ofedrpmlist
    

    ファイルに示されているパッケージ以外に、次のコマンドを使用してインストールされているofa RPMがあるかどうか確認します。

    rpm -qa --queryformat="%{name}-%{version}-%{release}.%{arch}\n" | grep -i ofa
    
  • サービスのリスト: rootユーザーとして次のコマンドを実行します。

    chkconfig --list | grep ':on'