4.2 構成プロパティの更新

Oracle GoldenGate Monitorエージェントは、2つのモード(Oracle GoldenGate Monitor ServerまたはOracle GoldenGate Enterprise Management Plug-In)のいずれかで動作します。次のステップを使用して、動作するモードにあわせて構成プロパティを設定します。

  1. (Oracle GoldenGate Enterprise Management Plug-Inではなく) Oracle GoldenGate Monitor Serverを使用する場合、oggmon.propertiesファイルをOGG_MONITORSERVER_DOMAIN/config/monitorserver/cfgディレクトリからすべてのOracle GoldenGate Monitorエージェント・インスタンスのOGG_AGENT_INST_HOME/cfgディレクトリにコピーします(OGG_AGENT_INST_HOMEOracle GoldenGate Monitorエージェント・インスタンスへの絶対パス)。
  2. OGG_AGENT_INST_HOME/cfg/Config.propertiesファイルを編集します。
  3. 次のいずれかのモードのプロパティを確認して設定します。

    Oracle GoldenGate Monitor (OGGMON):

    jagent.host=

    デフォルトを使用するか、Oracle GoldenGate Monitorエージェント (jagent)が稼働しているマシンの完全なホスト名またはIPに変更します。

    jagent.jmx.port=

    デフォルトを使用するか、優先ポートに変更します。

    monitor.host=

    Oracle GoldenGate Monitor Serverのインストール時にmonitor.propertiesに設定したホスト名に設定します。

    monitor.jmx.port=

    Oracle GoldenGate Monitor Serverのインストール時にmonitor.propertiesに設定したポートに設定します。

    monitor.jmx.username=

    Oracle GoldenGate Monitorエージェントのインストール時に指定したユーザー名に設定します

    jagent.username=

    jagentユーザー名を設定します。

    agent.type.enabled=

    OGGMONに設定されていることを確認します。

    jagent.backward.compatibility=

    falseに設定されていることを確認します。

    jagent.ssl=

    falseに設定されていることを確認します。

    または

    Oracle GoldenGate Enterprise Management Plug-In (OEM):

    jagent.host=

    デフォルトを使用するか、Oracle GoldenGate Monitorエージェント (jagent)が稼働しているマシンの完全なホスト名またはIPに変更します。

    jagent.username=

    jagentユーザー名を設定します。

    jagent.rmi.port=

    デフォルトを使用するか、特定のポートに変更します。

    agent.type.enabled=

    OEMに設定します。

    jagent.backward.compatibility=

    falseに設定されていることを確認します。

    jagent.ssl=

    falseに設定されていることを確認します。

  4. ファイルを閉じて保存します。

ウォレットを作成するには、oggmon.propertiesファイルが必要です。

ノート:

Oracle GoldenGate Monitor UIを使用して構成ファイルを変更する場合、「Edit」ボタンをクリックしてファイルを再度開く必要があります。タブのタイトルはアスタリスク記号(*)付きの接頭辞に変更されます(これは、テキスト・エリアが編集モードであることを意味します)。値を変更して保存せずに別のセクションに移動すると、変更の保存を促す確認ダイアログが表示されます。保存しないと、変更された値は保持されず、メッセージが表示されません。