1.1 概要
このドキュメントでは、Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.2.1.2)の概要を示します。次の項で構成されます。
1.1.1 12.2.1.2.xでの新しい機能と変更された機能
このトピックでは、Oracle GoldenGate Monitorの次のリリースでの新機能と機能拡張を一覧で示します。
1.1.1.1 Oracle GoldenGate Monitor 12.2.1.2.210930での新機能と変更点 — 2021年9月
Monitor UI更新処理の向上
Oracle GoldenGate Monitorでは、一連のスレッドを使用してUI更新の処理をパラレル化しました。
Oracle GoldenGate Monitor UIのログイン・ランディング・ページの変更による拡張ホストに配置する機能の追加
monitor.landing.page.treeview
を構成することにより、Oracle GoldenGate Monitor UIのツリー構造ナビゲーションの表示レイアウトを変更できます。詳細は、『Oracle GoldenGate Oracle GoldenGate Monitorの管理』のmonitor.landing.page.treeviewに関する項を参照してください。
1.1.1.2 Oracle GoldenGate Monitor 12.2.1.2.200930での新機能と変更点 — 2020年10月
スクロール・バーのサポート
システム、ホスト、ソリューション、ビュー間の大きなダイアグラム内のナビゲーションが容易になるように、スクロール・バーが追加されました
「Alert settings」ページのANDまたはOR条件
「Alert settings」ページで、ANDまたはOR条件を指定できるようになりました。
ソリューションの無効化および非表示機能を追加
monitor.disable.solution=true
を設定した場合、ソリューションは無効になり、Oracle GoldenGate Monitor UIで非表示になります。詳細は、Oracle GoldenGate Monitorの管理のmonitor.disable.solutionを参照してください。
OGGMONモードのメッセージ・フェッチを無効にする機能を追加
Oracle GoldenGate Monitorエージェントが開始されるときに、maximum.message.retrieval
エージェント構成プロパティを使用して、コアのOracle GoldenGateインスタンスから取得される最大メッセージ数を指定する機能が追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate Monitorの管理のmaximum.message.retrievalを参照してください。
Monitorサーバーで並列Replicatおよび調整Replicatの親プロセスのみを表示する機能を追加
Oracle GoldenGate Monitorサーバーで並列および調整Replicatプロセスの親プロセスのみを表示するための機能が追加されました。
1.1.1.3 Oracle GoldenGate Monitor 12.2.1.2.200131での新機能と変更点—2020年2月
大規模デプロイメント・モードのサポート
JAgentでは、プロセス数がしきい値に達した場合には自動的に大規模デプロイメント・モードに切り替えられます。大規模デプロイメントを定義するには、Config.properties
に新しいしきい値パラメータを追加します。Oracle GoldenGate Monitorの管理ガイドでjagent.large.deployment.thresholdを参照してください。
この機能を有効にするには、Config.propertiesに新しいアラート・パラメータを追加します。Oracle GoldenGate Monitorの管理ガイドでcontinuous.alertsを参照してください。
アラート電子メールでの時間表示
アラート電子メールでは、長い秒数が検出された場合には、秒のみの形式ではなくd:hr:min:sec
という形式で表示されるようになりました。
新しいOggAuxOperatorロールのサポート
カスタマイズしたビューをMonitorサーバーのUIにおいて使用可能にするために、新しいOggAuxOperator
ロールが追加されました。
1.1.1.4 Oracle GoldenGate Monitor 12.2.1.2.181115での新しい機能と変更された機能 — 2018年12月
多数の監視ポイント変更が、Monitorサーバーの1つの監視ポイント・イベントに統合されました。また、リフレッシュ・レートが監視ポイント・イベントの数に基づいて monitor.properties
に追加されました。Oracle GoldenGate Oracle GoldenGate Monitorの管理ガイドのmonitor.refresh.landing.pageおよびmonitor.max.mpevent.before.refreshに関する項を参照してください。
Monitorサーバーのパフォーマンスを改善するために、アラート・テンプレートのキャッシュ・レイヤーが追加されました。
1.1.1.5 12.2.1.2.xリリースでの新しい機能と変更された機能
一般的な機能
-
Oracle GoldenGate Monitorリリース12.2.1.0.0以降では、Oracle GoldenGate for Informixの監視がサポートされています。
- Oracle GoldenGate Manager RESTful APIが使用できない場合に対処するMonitor JAgentのサポートが追加されました。
- MySQLデータベース用のOracle GoldenGate Monitor Serverのリポジトリのサポートはなくなりました。
簡素化
-
情報が伝わりやすくなるように、Monitor UIのレイアウトが次のように再設計されました。
Monitorホーム・ページの拡張
- Data and AlertsビューをMetrics and Alertsに名称変更
- Historical DataタブとAlert HistoryタブをHistoryタブとして統合
- Alert DefinitionをAlert Managementに名称変更
メトリックとアラートの拡張
インスタンス・ノードをクリックすると、右側のパネルには、インスタンス図、属性表およびアラート表のかわりに次のタブが表示されます。
-
「Process Metrics」タブ
-
「Manager Metrics」タブ
-
「Logs」タブ
-
「Configuration」タブ
-
「Alerts」タブ
-
「GGSCI」タブ
キャプチャ・ノードの拡張
キャプチャ・ノードをクリックすると、右側のパネルには、キャプチャ図、属性表およびアラート表のかわりに次のタブが表示されます。
-
「Metrics」タブ
-
「Logs」タブ
-
「Configuration」タブ
-
「Alerts」タブ
配信ノードの拡張
配信ノードをクリックすると、右側のパネルには、配信図、属性表およびアラート表のかわりに次のタブが表示されます。
-
「Metrics」タブ
-
「Logs」タブ
-
「Configuration」タブ
-
「Alerts」タブ
データベース・ノードの拡張
データベース・ノードをクリックすると、右側のパネルには、データベース図、属性表およびアラート表のかわりに「Metrics」タブが表示されます。
試行ノードの拡張
試行ノードをクリックすると、右側のパネルには、試行図、属性表およびアラート表のかわりに「Metrics」タブが表示されます。
インスタンス・ノードの拡張
インスタンス・ノードをクリックすると、右側のパネルには、試行図、属性表およびアラート表のかわりに「Configuration」タブが表示されます。
「Configuration」タブには「mgr.prm」および「GLOBALS」サブタブが表示されます。「
mgr.prm
」サブタブには、このファイルの内容が表示されます。mgr.prm
ファイルの内容を更新するには「Refresh」ボタンを、編集するには「Edit」ボタンを使用します。キャプチャ・ノード/配信ノード – Configurationタブ
キャプチャ・プロセスに関連するパラメータ・ファイルが「Configuration」タブに表示されます。このファイルの内容を更新するには「Refresh」ボタンを、編集するには「Edit」ボタンを使用します。
-
アラート・アクションのための電子メール、SNMPおよびCLIの構成でユーザー・インタフェース(UI)を使用するように再設計されました。
-
データベースを挟むようにソリューション・グラフが拡張されました。
-
インスタンス図は表形式レイアウトに置き換えられました。
-
Problem SummaryとSolutionのタイトル・アイコンが削除されました。
-
情報をまとめて適切に分類し使いやすいように、UIタブとサブタブの外観が変更されました。
-
SQL Serverでは、コンパクト・ドメインのサポートが拡張ドメインのサポートに置き換えられました。
管理性
-
GGSCIコマンドをUIから実行する機能が追加されました。
-
より多くの監視ポイントでアラートする機能が追加されました。
-
Message.Code
およびMessage.Severity
属性に加え、Message.Text
属性を使用してアラートを構成できるようになりました。この新しいメトリックは「Alert Definition」タブの「Metrics」ドロップダウン・リストに追加されました。 -
Monitor Alertsに、既存の監視ポイントが追加されました。デフォルトで、すべてのMonitorアラートに、'Instance'、'Capture'および'Delivery'オブジェクト・タイプに対するOracle GoldenGate Monitorインスタンスのメトリックが含まれます。
OGG Instance Details: OGG Hostname =abc.host.com OGG Working Directory = /root/core OGG Manager Port = 7650
セキュリティ
-
アラート・モジュールのインスタンス・レベル・セキュリティ。
拡張性
-
複数のMonitorエージェントをOracle GoldenGate MonitorとOracle GoldenGate Monitor Enterprise Management Plug-Inの両方に対して実行する機能。
1.1.2 前提条件
-
環境変数
LIBPATH
が設定されていない場合、Oracle GoldenGateホーム・ディレクトリに設定する必要があります。たとえば、export LIBPATH=<ogg_home_path>
です。 -
環境変数
LIBPATH
は設定されているがOracle GoldenGateホーム・ディレクトリへのパスが含まれていない場合、Oracle GoldenGateホーム・ディレクトリ・パスをLIBPATH
に付加する必要があります。たとえば、export LIBPATH=$LIBPATH:<ogg_home_path>
です。
Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.2.1.2.0)では、次がインストールされている必要があります。
-
Java Standard Edition (SE), JDK 8u40以上
- Oracle WebLogic Server 12.2.1.2。または、12.2.1.3にアップグレードしてください。Oracle GoldenGate MonitorガイドでOGG Monitor 12.2.1.2.0ドメインから12.2.1.3.0へのアップグレードを参照してください。
-
次のいずれかのサポート対象データベース:
-
Oracle 11gR2、12c、18c
-
Microsoft SQL Server 2008、2012、2016または2019
-
詳細は、Oracle GoldenGate Monitorサーバーのインストールおよび構成のインストールの準備に関する項を参照してください。
1.1.3 パラメータと設定
パッチを適用した後は、ライブ構成ファイルをテンプレートと比較して、追加されたパラメータまたは非推奨となったパラメータを確認する必要があります。
- サーバー・ライブ:
DOMAIN_HOME/config/monitorserver/cfg/monitor.properties
- サーバー・テンプレート: unzip
MIDDLEWARE_HOME/oggmon/common/templates/wls/monitor_server_template.jar
- エージェント・ライブ:
AGENT_DEPLOY_LOCATION/cfg/Config.properties
- エージェント・テンプレート:
MIDDLEWARE_HOME/oggmon/ogg_agent/cfg_templates/Config.properties
1.1.4 修正された問題
この項では、修正されたバグについて説明します。特定のバグ番号やチケット番号に関する不明点は、Oracleカスタマ・サポートにお問い合せください。SR
はOracleサポートSR番号、BugDB
はバグID番号です。この項の情報は、次のリリースに分かれています。
1.1.4.1 リリース12.2.1.2.240630 — 2024年7月
バグ36399674 - Oracle GoldenGate Monitorエージェント - Spring JARの5.3.32へのアップグレード
次のセキュリティの脆弱性が修正されました: CVE-2024-22243。
このパッチにアップグレードして、このセキュリティ修正を含めることをお薦めします。
1.1.4.2 リリース12.2.1.2.221115 — 2022年11月
拡張34457018 - RedHat Linuxリリース8におけるMonitorエージェント12.2.1.2.0の認証リクエスト
Oracle GoldenGate Monitor 12.2.1.2.221115パッチは、Linux 8環境で動作保証されています。
バグ34270245 - パッチによるlog4j参照およびjarの削除
この問題は修正されました。
バグ34264737 - Spring式DoS脆弱性
次のセキュリティの脆弱性が修正されました: CVE-2022-22950。
このパッチにアップグレードして、このセキュリティ修正を含めることをお薦めします。
1.1.4.3 リリース12.2.1.2.200930 — 2020年10月
バグ30957702 - エラー・コード: 1438 (または8115)コール: INSERT INTO mps_history
この問題は修正されました。
バグ29687488 - /tmp内に多くの'imageionnnnnnn.tmp'ファイルが生成される
この問題は修正されました。imageionnnnnnn.tmp
ファイルはtmp
フォルダに生成されなくなりました。
バグ29812794 - jAgentが並列Replicatの作業ディレクトリを指定してjava.lang.NullPointerExceptionをスローする
この問題は修正されました。Monitor Agentは並列replicatの作業ディレクトリを指定してこのNullポインタ例外をスローしません。
1.1.4.4 リリース12.2.1.2.200131 — 2020年2月
バグ26733662 - ログイン・ページがEMPTY.GIFにリダイレクトされる
empty.gifにリダイレクトされるというブラウザの問題は修正されました。
1.1.4.5 リリース12.2.1.2.191115 — 2019年11月
この問題は修正されました。JAgentのCPUおよびメモリー使用量は、BDBエラーまたはデッドロックのため、部分的に応答するPMSRVRに対して回復可能になりました。
1.1.4.6 リリース12.2.1.2.190530 — 2019年5月
この問題は修正されました。これで、マネージャが停止した場合でも「Seconds Since Last Oracle GoldenGate Checkpoint」の正しいメトリックが表示されるようになりました。そのため、Falseアラートはトリガーされなくなりました。
1.1.4.7 リリース12.2.1.2.181115 — 2018年12月
この問題は修正されました。すべてのアラート・フィールドをCLIインタフェースを介して記録できるようになりました。
バグ27756116 - パッチ26982776を適用した後、MonitorエージェントがHP-UX上で起動に失敗する
この問題は、jagent.jar
ファイルを修正することで修正されました。Oracle GoldenGate MonitorはHP-UXマシン上で起動します。
この問題は、権限が制限されているユーザーがブラウザにURLを貼り付けることで、認可されていないページにアクセスできるようにすることで修正されました。
この問題は、alertfield引数の順序を修正することで修正されました。
この問題は、jAgentからのCPUスパイクを監視することで修正されました。
Javaリーダー・クラスはHP-UXプラットフォームでは動作しないため、この問題はバイト単位の読取り方法に変更することで修正されました
この問題は、権限が制限されているユーザーが、認可されていないページにアクセスすることを制限することで修正されました。
バグ28919574 - JMX/RMIによってJDK8で開かれたランダムな上位ポートを排除
JMX/RMIプロトコルを開始すると、JDK8は通信用にランダムな上位ポートを自動的に開きます。この問題は、jmx.enable.remote.monitoring=true
およびjmx.broker.port=default
がすでに設定されているかのように強制的にOracle GoldenGate Monitor jAgentを動作させることでランダムな上位ポートを排除するよう修正されました。
1.1.4.8 リリース12.2.1.2.0_BLR28735746 — 2018年10月
バグ28735746 — Oracle GoldenGate Veridata 12.2.1.2.0では、CLIインタフェースを介してすべてのアラート・フィールドを記録できない
この問題は修正されました。Oracle GoldenGate Veridata 12.2.1.2.0では、CLIインタフェースを使用してすべてのアラート・フィールドを記録できます。
1.1.4.9 リリース12.2.1.2.0_BLR27202710 — 2018年1月
バグ27202710 - 管理者以外のユーザーが管理者のページにアクセスして追加および変更できる
この問題は修正されました。権限が制限されているユーザーが、認可されていないページにアクセスできます。
1.1.4.10 リリース12.2.1.2.171115 — 2017年11月
バグ22179784 — MonitorからのBig Dataハンドラのプロパティ・ファイルの編集
Big Dataパラメータのプロパティ・ファイルの編集に関する問題が修正されました。
バグ20714185 — Oracle GoldenGate Monitorサーバーのデータ・パージ・オプションの改善
ノート:
パーティション機能を備えたOracleデータベース・エンタプライズ・エディションのみが、oracle_partitions.sql
により導入された拡張の対象です。
-
Oracle GoldenGate Monitorサーバーを停止します。
-
まだ適用していない場合は、パッチ12.2.1.2.171115 (PS2 BP3)を適用します。
-
SYSDBA
ユーザーとして次のスクリプトを実行し、パラメータ1が要求されたらOracle GoldenGate Monitorリポジトリのユーザー名を入力します -<ORACLE_HOME>/oggmon/plugins/upgrade/scripts/grant_permission_oracle.sql
。 -
Monitorリポジトリ・ユーザーとして次のスクリプトを実行します -
<ORACLE_HOME>/oggmon/plugins/upgrade/scripts/oracle_partitions.sql
。 -
Oracle GoldenGate Monitorサーバーを起動します。
バグ26630294 — 非デフォルトのレポートおよびパラメータ・ファイルのディレクトリの場所に対するOEMプラグインのサポート
Oracle GoldenGate Monitor Javaエージェント・パラメータ・ファイルが顧客に表示されない問題が修正されました。
バグ25798253 — Oracle GoldenGate 12.3クラシック・モードでjAgentを互換にする必要がある
Oracle GoldenGate Monitorパッチ12.2.1.2.171115以降と今後のリリースでは、jAgentはOracle GoldenGate 12c (12.3.0.1)クラシック・アーキテクチャと互換性があります。
バグ25507045 — goldengate.jarスクリプトがハングし、OGG/sqlサーバー・ターゲットOEM13cを検出できない
MBeanアップデートでこの問題を修正するために、リエントラント・ロックが追加されました。
1.1.4.11 リリース12.2.1.2.0 — 2016年10月
バグ23285087 - 問合せ文字列に関する問題、Oracle GoldenGate検出不能
Oracle GoldenGate MonitorによってOracle GoldenGateターゲットを検出できないという問合せ文字列の問題は修正されました。
バグ22593701 - StartMonitorAgentスクリプト内のスペルの問題
startMonitorAgentInstance.sh
のスペルの問題は修正されました。
バグ20545508 - jAgentがOracle GoldenGate for Javaアダプタでは動作不能
Oracle GoldenGate for JavaアダプタでjAgentが正しく機能しない問題は修正されました。
1.1.5 既知の問題
この章では、Oracle GoldenGate Monitorの既知の問題について説明します。この項の情報は、次のリリースに分かれています。
1.1.5.1 リリース12.2.1.2.221115 — 2022年11月
バグ34771396 - LinuxからのOGGおよびWindowsでのMonitor、ダウンロードされたGGSERRログが空になる
パス・デリミタ・エラーによってLinuxからのOracle GoldenGateおよびWindows上のMonitorの問題が発生する場合、ユーザーはGGSERLog
をダウンロードします。ところが、ログに情報が含まれていません。
バグ34741355 - 電子メール・アラートが送信されず、javax.mail error.MessagingExceptionで失敗する
回避策: 「Secure SMTP」」チェック・ボックスを選択解除し、Monitorサーバーを再起動します。
1.1.5.2 リリース12.2.1.2.200930 — 2020年10月
バグ31970583 - ダイアグラム・パネルのリフレッシュ時にjava.lang.IllegalArgumentExceptionが発生することがある
ダイアグラム・パネルをリフレッシュするアクションによってjava.lang.IllegalArgumentException
がトリガーされることがありますが、UIダイアグラムの表示自体には実際の影響はありません。
1.1.5.3 リリース12.2.1.2.200131 — 2020年2月
ドキュメント30868300 - 「このページに関するヘルプ」にアラート管理のトピックが表示されない
Oracle GoldenGate Monitorオンライン・ヘルプにアラート管理のトピックが表示されません。
バグ30823149 - トランザクションまたは負荷がない場合に並列Replicatの子プロセスのマッパーとアプライヤが停止状態となる
トランザクションまたは負荷がない場合は、並列Replicatのマッパーとアプライヤは自動的に停止されます。これにより、MonitorのUIで、いくつかの並列Replicat子プロセスがSTOP状態であると表示されます。
1.1.5.4 リリース12.2.1.2.190530 — 2019年5月
バグ29812794 - jAgentが並列Replicatの作業ディレクトリを指定してjava.lang.NullPointerExceptionをスローする
Oracle GoldenGate Monitorエージェントは、作業ディレクトリ(dirprm
)が存在しないため、java.lang.NullPointerException
をスローします。エラーは、並列Replicat機能用のjAgentログ・ファイルに表示されます。エラーは適切に処理され、次のバンドル・パッチで対応されます。
1.1.5.5 リリース12.2.1.2.181115 - 2018年12月
バグ29007814: ユーザーがDB2 Z/OS ExtractのモニターUIで破棄ファイルを表示できない
破棄ファイルはDB2Z/OSのユーザー・インタフェース(UI)にロードされません。破棄ファイルを表示しようとすると、Oracle GoldenGate Monitorサーバーに次のエラーが表示されます: The content of this page failed to load as expected because data transmission was interrupted. User will not able to view the Discard file in monitor UI for DB2 Z/OS Extract.
バグ28982276 - デルタ行フェッチ試行およびデルタ行フェッチ失敗がモニター・メトリックに表示されない
バグ28811280 - デルタ実行されたDDLとデルタ行フェッチ試行がしばらくすると消える
デルタ実行されたDDL、デルタ行フェッチ失敗、およびデルタ行フェッチ試行は、パッチの更新中にしばらくすると消えます。
バグ29125182 - Windows上のOracle GoldenGate Monitorでは、Oracle GoldenGateがLinux上にある場合、ggserr.logファイルは正しく表示されません
ggserr.log
ファイルがLinuxに正しくロードされていません。
1.1.5.6 リリース12.2.1.2.0 — 2016年10月
バグ24735971 - 12.2.1.2.0にアップグレードした後、jAgentのログに「Invalid username/password」が表示
12.2.1.2.0へのアップグレード後、jAgentログに「Invalid username/password」が表示される場合があります。回避策としては、Oracle GoldenGate Monitor Serverをアップグレードした後、次に示す3つのプロパティ値を<Monitor-Domain>/config/monitorserver/cfg/
ディレクトリにあるmonitor.properties.bak
ファイルからmonitor.properties
ファイルにコピーします。
置き換えるプロパティ値を次に示します。
-
monitor.jmx.server.host
-
monitor.jmx.server.port
-
monitor.jmx.server.user
次に、monitor.properties
ファイルのその他すべてのプロパティ値を手動で検証し、monitor.properties.bak
ファイルからの古い値で置き換えます。
1.1.5.7 リリース12.2.1.2 — 2016年8月
Oracle GoldenGate Monitorではスキーマのアップグレードが不要
12.2.1.0.0から12.2.1.2.0へのスキーマ・アップグレードが不要で、準備状況の確認時に「ALREADY_UPGRADED」および「Upgrade not necessary」が表示されます。これは標準機能です。
1.1.5.8 リリース12.2.1.0 — 2015年10月
T2P後、WebLogic Serverドメインにoggmon.properties
がない
T2P後、ターゲット・マシンでWLS_DOMAIN_HOME
/cfg
ディレクトリにoggmon.properties
ファイルがない場合は、T2Pのターゲット・マシン上でupdateOGGMonitorConfig
スクリプトを実行する必要があります。
Windows上でJagentがMonitorサーバーに接続しない。
Windowsの場合、JAgentがMonitorサーバーに接続していない場合、jagent.prm
ファイルにJava JDK8の絶対パスを明示的に追加する必要があります。
DB2 on Z/OSの場合: JAgentが予期せず停止する
JAgentが予期せず停止する場合は、次のステップを使用して jagent. prm
ファイルのメモリー・オプションを変更します。
-
OGG_AGENT_INST_HOME
/dirprm
ディレクトリのjagent.prm
ファイルを編集します。 -
Xms
およびXmx
メモリー・オプションを探して、-Xms512m -Xmx550m
に変更します。 -
Oracle GoldenGateコアGGSCIコンソールに移動し、
stop
jagent
コマンドを実行してOracle GoldenGate Monitorエージェントを停止します。GGSCI> stop jagent
-
ogg_agent.log
ファイルをバックアップします。 -
JAgentをGGSCIから起動します。
GGSCI> start jagent
1.1.6 Oracle GoldenGate Monitorドキュメント
詳細は、Oracle GoldenGate Monitor 12c (12.2.1.2.170215)ドキュメント・セットの次のドキュメントを参照してください。
1.1.7 ドキュメントのアクセシビリティについて
オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。
Oracle Fusion Middleware Oracle GoldenGate Monitorリリース・ノート 12c (12.2.1.2)
E82978-10
2024年7月