AXF または AXF Media Format
Archive Exchange Format (AXF) は、基盤となるフィルシステム、オペレーティングシステム、およびストレージ技術を抽象化するファイルおよびストレージメディアのカプセル化アプローチに基づいており、フォーマットをありのままオープンで非独占的なものとしています。AXF を使用すると、貴重なアセットへの長期的なアクセスが保証され、進化するストレージ技術に対応できます。
複合オブジェクト
オブジェクトは 1,000 個を超えるコンポーネント (構成可能) を含む場合に複合オブジェクトと定義されます。複合オブジェクトの処理は、このドキュメント全体で示されている非複合オブジェクトとは異なる場合があります。
レガシー形式
DIVArchive リリース 1.0 から 6.5.1 で使用される独自のストレージ形式。
メタデータデータベース
メタデータデータベースは、複合オブジェクトのコンポーネントのメタデータが DIVArchive システムに格納されている場所です。
メタデータファイル
テープおよびその場所に含まれるオブジェクト名およびオブジェクトカテゴリをリストするファイル。
非複合オブジェクト
1,000 ファイル以下を持つ DIVArchive オブジェクトは、非複合オブジェクトとみなされます。オブジェクトが保持できるファイルの最大数は構成可能です。
Robot Manager
テープライブラリに対してテープを挿入および取り出しする、DIVArchive で使用される機械式テープシステム。Oracle DIVArchive Additional Robotic System のライセンス情報については、付録Bを参照してください。
汎用一意識別子 (UUID)
汎用一意識別子は、「Copy As」要求を使用して作成されたオブジェクトを除き、DIVArchive で作成された各オブジェクトをすべての Oracle カスタマサイトにまたがって (一意に) 識別します。Copy As 要求を使用して作成されたオブジェクトには、ソースオブジェクトと同じ UUID が含まれます。