1 概要

この章では、Oracle DIVArchive Suite の概要と使用可能なオプションおよびライセンス情報について簡単に説明します。

Oracle DIVArchive の概要

Oracle DIVArchive アーキテクチャーを使用すると、ブロードキャストビデオサーバー、ストレージエリアネットワーク、エンタープライズテープライブラリなどの、多くのさまざまなタイプのサーバーやテクノロジの統合が可能になります。DIVArchive 7.5 は、システム間の相互運用性をサポートできるため、貴重なコンテンツへの長期間のアクセス性の確保に役立つだけでなく、発展するストレージテクノロジへの追随も可能にします。

DIVArchive のインストールはサイトごとに異なります。このガイドでは、特定の DIVArchive プラットフォームの正確な構成は説明されていません。特定の DIVArchive システムのインストールおよび構成の詳細は、使用している DIVArchive システムの構成を参照するか、Oracle インストールおよびデリバリーチームにお問い合わせください。

Oracle DIVArchive 7.5 では、Oracle Linux 7 x86_64 以降 (64 ビット) の環境でのシステムインストールがサポートされます。Oracle Linux では、システムインストール中に特定の言語を選択できますが、メインの Linux インストールは英語である必要があります。(インストール後に) 英語以外の言語を使用するには、その言語用に構成されたユーザーを作成する必要があります。すべての Windows インストールは英語のみにする必要があります。

システム構成は、サイトでの DIVArchive のインストール後に Oracle (または提携しているシステムインテグレータ) によって作成されたドキュメントです。これは、DIVArchive サブシステムとサードパーティーインタフェース、サイトの詳細と連絡先、ユーザー名とパスワード、およびリモートアクセスコードの構成の完全なレコードです。

Oracle DIVArchive のオプションおよびライセンス

次の表に、DIVArchive のオプションおよびライセンスメトリックを示します。

パーツ番号
説明
ライセンスメトリック
L101163 Oracle DIVArchive Nearline Capacity T バイトごと
L101164 Oracle DIVArchive Archive Capacity スロットごと
L101165 Oracle DIVArchive Actor サーバーごと
L101166 Oracle DIVArchive Manager サーバーごと
L101167 Oracle DIVArchive Partial File Restore ラッパーごと
L101168 Oracle DIVArchive Avid Connectivity サーバーごと
L101169 Oracle DIVArchive Application Filtering サーバーごと
L101170 Oracle DIVArchive Storage Plan Manager (DIVArchive Manager ライセンスには 2 つのストレージ計画が含まれる) サーバーごと
L101171 Oracle DIVAnet サーバーごと
L101172 Oracle DIVAdirector ユーザーごと
L101918 Oracle DIVArchive Export/Import サーバーごと
L101919 Oracle DIVArchive Additional Archive Robotic System テープライブラリごと
L101920 Oracle DIVArchive Automatic Data Migration サーバーごと