Oracle® Smart View for Office

Readme

リリース11.1.2.5.620


Copyright © 2017, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.

更新: 2017年3月

著者: EPM 情報開発チーム

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

U.S. GOVERNMENT END USERS:

Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are "commercial computer software" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs. No other rights are granted to the U.S. Government.

このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleおよびJavaはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

Intel、Intel Xeonは、Intel Corporationの商標または登録商標です。すべてのSPARCの商標はライセンスをもとに使用し、SPARC International, Inc.の商標または登録商標です。AMD、Opteron、AMDロゴ、AMD Opteronロゴは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標または登録商標です。UNIXは、The Open Groupの登録商標です。Microsoft, Windows、PowerPoint、Word、Excel、Access、Office、Outlook、Visual Studio、Visual Basic、Internet Explorer、Active DirectoryおよびSQL Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。適用されるお客様とOracle Corporationとの間の契約に別段の定めがある場合を除いて、Oracle Corporationおよびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。適用されるお客様とOracle Corporationとの間の契約に定めがある場合を除いて、Oracle Corporationおよびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます。


目次

目的

新機能

インストール情報

サポートされているプラットフォーム

サポートされている言語

サポートされているこのリリースへのパス

後方互換性

このリリースで修正された問題

既知の問題

ヒントとトラブルシューティング

ドキュメントの更新事項

ドキュメントのフィードバック

アクセシビリティの考慮事項

目的

このドキュメントには、このリリースのOracle Smart View for Officeに関する重要な最新情報が記載されています。Smart Viewをインストールする前に、このReadmeをよくお読みください。

この項では、リリース11.1.2.5.620および11.1.2.5.610の新機能について説明します。以前のリリースからの新機能のリストを確認するには、累積機能概要を使用します。このツールでは、ユーザーが所有している製品と、現在の実装リリースを識別できます。ツールを使用すると、1回のクリックで新機能の説明についてのカスタマイズされたレポートが作成されます。このツールはこちらにあります:

https://apexapps.oracle.com/pls/apex/f?p=20620:1:0

Oracle Tax Reporting Cloudのサポート

このリリースで、Smart ViewではOracle Tax Reporting Cloudのサポートを拡張しました。

Oracle Tax Reporting Cloudは、Oracle Cloud用に構築されデプロイされた、中規模から大規模の多国籍企業向けのサブスクリプションベースのグローバルな税金レポート・ソリューションです。Smart Viewから、フォームおよびアド・ホック・グリッドでOracle Tax Reporting Cloud機能にアクセスできます。

新しいVBA関数

このリリースでは、いくつかの新しいVBA関数が導入されています。

  • HypSetSSOでは、Smart ViewにSSOトークンを設定します。SSOトークンは、設定するとユーザー名およびパスワードよりも優先されます。この関数は、シングル・サインオン(SSO)をサポートするすべてのプロバイダでサポートされます。

  • HypListApplicationsでは、要求したプロバイダにアプリケーションおよびその説明のリストを取得します。この関数は、Oracle Essbase、Oracle Hyperion Financial Management、Oracle Hyperion PlanningおよびOracle Planning and Budgeting Cloudでサポートされます。(24401892)

  • HypListDatabasesでは、要求したプロバイダにアプリケーションに存在するキューブ(データベース)のリストを取得します。この関数は、Essbase、PlanningおよびOracle Planning and Budgeting Cloudでサポートされます。(24401892)

  • HypGetSheetInfoでは、要求されたワークシートに関する詳細情報を取得します。この関数は、すべてのプロバイダでサポートされます。

これらのVBA関数は、Oracle Smart View for Office開発者ガイドで詳述されています。

接続の選択的な削除のサポート

新しい「接続URLの削除」コマンドを使用して、特定の共有およびプライベート接続のURLおよび拡張機能更新のURLを選択できるようになりました。

Smart Viewのプライベート接続パネルから、このコマンドにアクセスします。「接続URLの削除」ダイアログ・ボックスを使用すると、削除する特定のプライベート接続、共有接続および拡張機能の更新のURLを選択できます。

注意:

削除できるのは、クイック接続方式を使用して作成されたプライベート接続のみです。プライベート接続ウィザードを使用して作成された接続は、「接続URLの削除」ダイアログでは削除できません。

詳細は、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド接続の削除に関する項を参照してください。

アド・ホック分析時に保持されるようになったExcelフィルタ

同じ列ディメンションが結果セットに表示されていれば、Excelフィルタが「ズーム・イン」、「ズーム・アウト」、「選択項目のみ削除」、「選択項目のみ保持」、「元に戻す」および「やり直し」などのほとんどのアド・ホック操作で保持されるようになりました。Excelフィルタは、送信またはリフレッシュ後も保持されます。

Excelフィルタは、「ピボット」または「POVにピボット」操作、または複数グリッド・シートでは保持されません。

詳細は、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドアド・ホック・シートでのExcelフィルタの操作に関する項を参照してください。(24717069)

Smart Viewパネルのアイテムのソート用新規オプション

新しい「Smart Viewパネルのアイテムのソート」オプションを使用して、Smart Viewパネルでアイテムをソートできるようになりました。

このオプションを選択すると、Smart Viewでは、Smart Viewパネル内で最初にカテゴリ別にソートし、次にカテゴリ内でソートします。順序は数値、アルファベットの順です。

たとえば、このオプションを選択すると、Task ListフォルダはRootフォルダの下にソートされます。次に、Task Listフォルダのアイテムが、数値、アルファベットの順にソートされます。

このオプションをクリアすると、Smart Viewパネルのアイテムはプロバイダで返される順序に従ってソートされます。

このオプションは、「オプション」ダイアログの「詳細」タブにあります。(23562613)

Planning and Budgeting Cloud、Enterprise Planning and Budgeting Cloudの機能

一部のSmart View関数のSmart Formでのサポート

一部のSmart View関数がSmart Formsでサポートされるようになりました。これらの関数は次のとおりです。

  • HsGetValue

  • HsSetValue

  • HsActive

Smart Viewにおける代替階層メンバーの修飾名のサポート

Oracle Planning and Budgeting Cloud、Oracle Enterprise Planning and Budgeting CloudまたはOracle Financial Consolidation and Close Cloudに接続すると、代替階層がエンティティ・ディメンションでサポートされます。1つのエンティティに複数の親を含むことができ、各親に別々にコントリビューションできます。入力データの一部しかエンティティのすべてのインスタンスで共有されていないので、これらのメンバーは部分的に共有したエンティティとして参照されます。

このリリースで、Smart Viewでは、代替階層で部分的に共有されたメンバーに対して修飾メンバー名の表示がサポートされています。Smart Viewでは、ユーザーがメンバーの特定のインスタンスを一意に参照し、このコンテキストに基づいて適切な値を入力できるように、部分的に共有されたメンバーはメンバー名および別名を修飾する必要があります。最も一般的な例は、Oracle Financial Consolidation and Close Cloudで加重連結に使用されるパーセンテージ・コントリビューション(PCON)・メトリックです。修飾名はユーザーがメンバーのコンテキストを理解するのに役立ち、これにより、ユーザーは適切な値を入力できます。

代替階層における部分的に共有されたメンバーの修飾名の動作に関する情報は、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドに記載されています。代替階層での修飾名の表示に関する項を参照してください。

Oracle BI EEの拡張機能

  • Oracle Business Intelligence Enterprise Editionに接続すると、フォルダ名がSmart Viewに挿入されたビューの列ヘッダーに表示されるようになりました。(24670752)

  • Oracle BI EEピボット・テーブル・ビューの挿入時に、空の行が列ヘッダーとともに追加されなくなりました。(24754069)

  • Wordで、表ビューの列ヘッダーのフォーマットがビューの置換実行時に表示されます。(24832117)

新しいVBA関数

新しいVBA関数が11.1.2.5.610リリースでいくつか導入されています。この時点では、これらの関数のサポートはEssbaseのみです。

  • HypCreateRangeGridを使用すると、複数グリッドのワークシートで選択または指定した複数のセル範囲をリフレッシュできます。また、特定の場所にまだグリッドがない場合、これを使用して選択範囲にグリッドを追加することで、複数グリッドのシートを作成できます。この関数で指定した範囲に、実際のグリッドに存在するより多くの行または列が含まれる場合、追加の行や列がコメントとして扱われ、グリッドの一部になります。

  • HypSubmitSelectedRangeWithoutRefreshは、選択されたデータ範囲のデータをそのまま使用してデータベースを更新します。選択範囲外のセルは無視され、それらのセルは上書き(またはリフレッシュ)されません。選択範囲は送信後に自動的にリフレッシュされないため、ユーザーは手動でグリッドをリフレッシュして、更新されたデータを取得する必要があります。送信を成功させるには、有効なグリッドを構成する範囲を選択する必要があります。

    この関数には、Oracle Hyperion Provider Servicesリリース11.1.2.4.13が必要です。

  • HypSubmitSelectedDataCellsを使用すると、選択したデータ・セルを送信できます。フリー・フォーム・グリッドの場合、このVBA関数を使用すると、選択した空白セルを#Missingとして送信できます。

これらのVBA関数は、Oracle Smart View for Office開発者ガイドで詳述されています。

フォーム内の行ディメンションでのドロップダウンによるメンバー選択

フォームでは、Planning管理者およびフォーム設計者は、行ディメンションで簡単に使用できるドロップダウン・メンバー・セレクタを設定できます。このドロップダウン・セレクタが有効になっている場合、フォーム・ユーザーはフォーム内の行ディメンションのドロップダウン・リストから直接メンバーを選択できます。ドロップダウン・メンバー・セレクタを使用すると、ユーザーはメンバー行(セレクタが有効になっていないと抑制される場合があります)にデータを追加することもきます。

Smart Viewユーザーは、次の点について留意してください。

  • ドロップダウンが有効になっているメンバーに関する視覚的な通知はありません。ディメンション・セルをクリックし、セルの横に下矢印が表示されたら、ドロップダウン・リストが有効になっています。

  • ドロップダウンの内容(メンバーのリスト)は、対応するセグメントのフォーム定義によって制御されます。

  • 選択は保持されません。ドロップダウンでの選択は、リフレッシュ時に失われます。ドロップダウンからメンバーを選択した後、リフレッシュを実行すると、選択は失われ、フォームは元の状態に戻ります。

  • ドロップダウンでの選択は、データの保存時に失われます。データ・セルを変更してExcelワークシートを保存すると、ドロップダウンでの選択の変更は保持されません。

Smart Viewでこの機能を使用するには、Planning Webインタフェースのフォーム・デザイナでの構成が必要です。Planning管理者およびフォーム設計者は、ドロップダウン・セレクタを特定のディメンションのセグメント・プロパティとして指定します。たとえば、行軸、エンティティおよびライン・アイテムに配置された2つのディメンションがある場合、エンティティ・ディメンション・メンバーまたはライン・アイテム・メンバーあるいはその両方に対してメンバー・セレクタ・ドロップダウンを有効にできます。構成については、Oracle Planning and Budgeting Cloud Planningの管理で説明されています。

「ユーザー・プリファレンス」ダイアログ・ボックスへのアクセスにおける変更

このリリースでは、Smart Viewパネルから「ユーザー・プリファレンス」ダイアログ・ボックスにアクセスする方法が変更されました。プラン・レベルからダイアログ・ボックスにアクセスするかわりに、アプリケーション・レベルから「ユーザー・プリファレンス」にアクセスします。

また、プラン・タイプの選択は求められなくなりました。かわりに、設定したプリファレンスがすべてのプラン・タイプに適用されます。

次の項で説明されている機能を使用するには、16.12バージョンのOracle Enterprise Performance Reporting CloudのSmart View用拡張機能が必要です。

管理レポート・コンテンツの埋込みのサポート

リファレンス・ドックレットおよび参照ファイルからレポート・コンテンツを埋め込む場合と同様に、Smart Viewを使用して管理レポートベースのレポートからコンテンツを埋め込むことができるようになりました。

管理レポートを作成してこれをリファレンス・ドックレットとして挿入し、Enterprise Performance Reporting Cloud Webインタフェースを使用して使用可能なコンテンツを定義します。次に、Smart Viewから、必要に応じてこのコンテンツをレポート・パッケージ・ドックレットに埋め込みます。

Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドで、リファレンス・ドックレットからの埋込みコンテンツの操作に関する項のトピックを参照してください。

リファレンス・ドックレットまたは参照ファイル内のレポート・コンテンツの再マップ

Smart Viewから、リファレンス・ドックレットまたは参照ファイル内で使用可能な既存のコンテンツを別のレポート・コンテンツに再マップできるようになりました。

Excelベースのリファレンス・ドックレットまたは参照ファイル内の使用可能なコンテンツを、ドックレット・ソース内の別のレポート・コンテンツに再マップすることが必要になる場合があります。これは、使用していたドックレット・ソースが更新されたか、使用していたレポート・コンテンツが名前変更または削除された場合に発生することがあります。または、間違ったレポート・コンテンツを選択した場合に必要になることがあります。

Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドで、Excelベースのリファレンス・ドックレット・コンテンツの更新に関する項および参照ファイル内でのコンテンツの再マップに関する項を参照してください。

前のドックレット・バージョンへの戻し

ドックレット作成者は、必要に応じてドックレットのコンテンツを前のバージョンに容易に復元できるようになりました。

Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドで、前のバージョンのドックレットへの戻しに関する項を参照してください。

レビューの比較

レビュー担当者は、コンテンツの後続のレビューを、コンテンツが更新されたレポートの領域のみに重点的に行えるようになりました。変更されたレポートのコンテンツで、容易に変更内容をナビゲートしたり、レビューに集中したりできます。Webでレポートに変更インジケータが表示され、変更が行われた箇所が示されます。レポートに加えられた詳細な変更内容を表示するために、Oracle Smart View for Officeを使用してMicrosoft Word比較ドキュメントが生成されます。

Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドで、レビュー・インスタンスの比較に関する項を参照してください。

過去のリリースの新機能情報の参照

  • Smart Viewリリース11.1.2.5.600については、Oracle Help Centerで入手可能なSmart View 11.1.2.5.600ライブラリで提供されているOracle Smart View for Officeの新機能を参照してください。

    https://docs.oracle.com/en/applications/?tab=8

  • このリリースでのOracle Enterprise Performance Management Systemのインストール、アーキテクチャおよびデプロイメントの変更に関係のある新機能については、Oracle Enterprise Performance Management System Readmeのこのリリースでの新機能に関する項を参照してください。

  • Smart Viewおよび他のEPM System製品の以前のリリースで追加された新機能のリストを確認するには、累積機能概要ツールを使用します。このツールにより、現在の製品、現在のリリース・バージョンおよびターゲット実装リリース・バージョンを識別できます。1回のクリックで、ツールは現在とターゲットのリリース間に開発された製品機能の概要説明のカスタマイズされたセットをすばやく生成します。このツールはこちらにあります:

    https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1092114.1

インストール情報

最新のSmart Viewリリースのダウンロード・リンクを含むSmart Viewに関する情報については、My Oracle Supportのナレッジ記事、Smart Viewサポート・マトリックスおよび互換性に関するFAQ (Doc ID 1923582.1)を参照してください。ナレッジ記事にアクセスするには、My Oracle Support (MOS)のユーザー・アカウントが必要です。

ベスト・プラクティスとして、MOSのナレッジ記事Doc ID 1923582.1で、最新のSmart Viewリリースについて定期的に確認してダウンロードすることをお薦めします。

https://support.oracle.com

注意:

Smart Viewは、Oracle Technology Network (OTN) (http://www.oracle.com/technetwork/middleware/smart-view-for-office/overview/index.html)からダウンロードすることもできます。ダウンロードする前に、Smart Viewダウンロード・ページからアクセス可能なOTN License Agreementを確認して、使用条件を遵守するようにしてください。

詳細なインストール手順は、Oracle Smart View インストレーションおよび構成ガイドにあります。このガイドは、Oracle Help CenterのSmart View 11.1.2.5.620ライブラリで入手できます。

https://docs.oracle.com/en/applications/?tab=8

EPM System製品のインストールに関する最新情報は、『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストレーションおよび構成Readme』を参照してください。EPM System製品をインストールする前に、この情報をよく確認してください。

EPM System製品のシステム要件およびサポートされているプラットフォームに関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスにスプレッドシート形式で提供されます。このマトリックスは、Oracle Technology Network (OTN)の「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

注意:

Smart View 11.1.2.5.620は、11.1.2.xバージョンのOracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスに記載されているプラットフォーム要件に従います。この項のトピックでは、マトリックスに示されているプラットフォーム以外にSmart Viewでサポートされているプラットフォーム、またはこのリリースで採用されたプラットフォーム・サポートについて示します。

Microsoft Windowsオペレーティング・システムのサポート

Smart View 11.1.2.5.520は、Windows 10でサポートされた最初のSmart Viewでした。Windows 10では、Smart Viewのそれ以前のバージョンはサポートされていません。

Microsoft .NET Frameworkサポート

Smart Viewリリース11.1.2.5.600以降をインストールして使用するには、Microsoft .NET Framework 4.5以降が必要です。

Microsoft Officeのサポート

  • Microsoft Office 2016でのSmart Viewのサポートは、11.1.2.5.520リリースからです。11.1.2.5.520より前のSmart Viewバージョンは、Office 2016ではサポートされていません。

  • Smart Viewは、ローカルにインストールされたWindowsバージョンのOfficeアプリケーション(クイック実行を使用してインストールされたOffice 365 Pro Plus 2016を含む)で動作します。詳細は、Oracle Hyperion Smart ViewによるOffice 365のサポート(Doc ID 1581197.1)というタイトルのナレッジ記事を参照してください。

    https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1581197.1

Windows、OfficeおよびSmart Viewのロケール設定

18377748 -- Smart Viewの各クライアント・マシンで、次のロケール設定を一致させてください。

  • Smart View言語オプション

  • Microsoft Office言語

  • Windows地域設定

  • Windowsオペレーティング・システム

マシンのWindowsオペレーティング・システムの言語、システム・ロケールまたはOffice言語とは異なる言語でSmart Viewを実行すると、誤ったデータが戻される場合があります。たとえば、Windowsオペレーティング・システム、システム・ロケールおよびOffice言語が英語の場合に、Smart Viewをロシア語で実行すると、レポートまたはチャート・データが誤って表示される可能性があります。

ブラウザ・サポート

Smart Viewはブラウザのバージョンに依存しませんが、Smart Viewと連動する製品は依存する可能性があります。

完全にサポートされているブラウザは、Microsoft Internet ExplorerおよびMozilla Firefoxのみです。たとえば、Internet ExplorerまたはFirefoxを使用して、Planning WebインタフェースまたはOracle Planning and Budgeting Cloudなどのブラウザベースの製品を実行したり、そこから直接Smart Viewを起動できます。反対に、Smart Viewでドリルスルーを実行し、Internet ExplorerまたはFirefoxでOracle Hyperion Financial Data Quality Managementなどのブラウザベースのアプリケーションを起動することもできます。

注意:

Smart Viewリリース11.1.2.5.600以降は、Firefox 45 ESR以降でサポートされています。11.1.2.5.600より前のSmart Viewバージョンは、Firefox 45 ESR以降ではサポートされていません。

Firefox 45 ESR以降を使用している場合、リリース11.1.2.5.600以降をインストール前にSmart Viewをアンインストールする必要があります。既存のリリースに対してアップグレードまたはインストールを実行しないでください。

その他のブラウザ・サポート要件については、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスと固有の製品Readmeを確認してください。

このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

モバイル・デバイスのサポート

Smart Viewがサポートされているのは、Microsoft Surface Proタブレットのみです。その他のタブレットまたはスマートフォンでは、Smart Viewはサポートされていません

Financial Managementの仕訳の拡張機能のサポート

Oracle Journals for Financial Management拡張機能は、Smart Viewバージョン11.1.2.5.500以降、およびFinancial Management 11.1.2.4.100以降で使用できます。

Oracle BI EEサポート

  • Smart ViewでOracle BI EEに関連する機能を使用するには、Oracle BI EEリリース11.1.1.7.1、または11.1.1.7.1リリースへのあらゆるパッチが必要です。

  • Smart View 11.1.2.5.510以降、Smart Viewクライアント・インストールにOracle BI EEのユーザーごとの拡張機能インストーラが含まれています。

    拡張機能は、Oracle BI EE拡張機能が未インストールで使用不可になっていない場合に、ユーザーが初めてOfficeを起動した際にインストールされます。

  • 21888550 -- Smart View 11.1.2.5.510以降をインストールした後に11.1.2.5.510より前のバージョンに移行するには、次の手順を実行して、Oracle BI EE拡張機能のインストールを削除する必要があります。

    1. Smart Viewリボンで、「オプション」ダイアログ・ボックスの「拡張機能」タブに移動し、「更新、新規インストールおよびアンインストールのチェック」リンクをクリックします。

    2. リストでOracle BI EE拡張機能を検索し、「使用可能」チェック・ボックスの選択を解除します。

    3. 「削除」をクリックします。

    4. Officeを閉じて再起動し、Oracle BI EE拡張機能が「拡張機能」タブのリストから削除されていることを確認します。

    5. すべてのOfficeアプリケーションを閉じます。

    6. Windowsのコントロール パネルでSmart Viewをアンインストールします。

    7. 11.1.2.5.510より前のバージョンのSmart Viewをインストールしてから、「オプション」ダイアログ・ボックス、「拡張機能」タブの順に移動して、Oracle BI EE拡張機能が有効になっていることを確認します。

  • 後述の複数の接続およびビュー・デザイナ機能を使用するには、Oracle BI EE 11.1.1.7.140527のパッチを取得します。My Oracle Supportの「パッチと更新版」タブに移動し、「製品またはファミリ」で検索します。「製品」フィールドで「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition」を選択し、「リリース」フィールドでOBI EE 11.1.1.7.140527を選択します。

    • Oracle BI EEバージョン11.1.1.7.140527以降では、複数の接続がサポートされています。これより前のバージョンのOracle BI EEに接続している場合、使用できるのは1つの接続のみです。

    • Oracle BI EEのビュー・デザイナ機能(11.1.2.5.200リリースで導入)を使用するには、Oracle BI EE 11.1.1.7.140527以降のパッチが必要です。

      Smart Viewのビュー・デザイナは、ビュー・デザイナを使用して作成および挿入されたビューを編集する場合のみ使用してください。

      詳細は、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドビュー・デザイナで作成されたビューの編集に関する項を参照してください。

サポートされている言語

EPM System製品でサポートされている言語に関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスの「Translation Support」タブでスプレッドシート形式で提供されるようになりました。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

注意:

このReadmeに特に記載のないかぎり、Smart View 11.1.2.5.620での言語サポートは、11.1.2.xバージョンのOracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスの内容に従います。

サポートされているこのリリースへのパス

Smart Viewは、次のリリースからリリース11.1.2.5.620にアップグレードできます:

表1. サポートされているこのリリースへのパス

アップグレード・パスのリリース: 元

11.1.2.x

11.1.2.5.620

注意:

11.1.1.3.X以前のリリースからアップグレードする場合は、リリース11.1.2.5.620をインストールする前にSmart Viewをアンインストールすることをお薦めします。

後方互換性

Smart Viewは、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスのリリースの互換性に関するタブにリストされているEPM System製品バージョンをサポートしています。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

この項には、リリース11.1.2.5.620で修正された不具合が含まれます。以前のリリースで修正された不具合のリストを確認するには、Defects Fixed Finderを使用します。このツールを使用すると、所有している製品および現在の実装のリリースを識別できます。1回のクリックで、ツールは修正された不具合の説明とその関連プラットフォームおよびパッチ番号に関するカスタマイズされたレポートをすばやく生成します。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1

全般

  • 20710213 -- Microsoft Surfaceタブレットで、セル上で何度か右クリックすると、Excelが応答を停止しました。

  • 22286453 -- Office 2013のアド・ホック・グリッドで、右クリックとドラッグ・アンド・ドロップが正しく動作しません。

  • 22366481 -- 一部のサードパーティのOfficeアドインをインストールすると、Smart Viewが異常終了しました。

  • 22811893 -- Smart Viewのセッションがタイムアウトした後、ユーザーはセッションにログインできなくなり、切断してからログインしなおす必要がありました。

  • 23084925 -- Smart Viewが拡張機能のサイレント・インストールを適切に実行しませんでした。

    インストール手順については、『Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイド』Smart Viewの拡張機能のサイレント・インストールに関する項を参照してください。

  • 23496460 -- 大きなグリッドで作業する場合、シートのすべてのデータ・セルを送信すると時間がかかります。

  • 24796450、25107245 -- ユーザーはシングル・サインオンを有効にしてSmart Viewにログインできませんでした。これはOracle Access ManagementとGoogleの両方の認証プラットフォームの問題です。

  • 24827426 -- シートに特殊文字が含まれている場合、シートのその他の領域が動作しませんでした。

  • 24957920 -- 大きなワークブックを開いてすぐに送信を実行すると、Smart Viewが中断して応答を停止しました。

  • 25036544 -- POVのドロップダウン・リストから選択したメンバーにカッコを含む別名が含まれていた場合、Smart Viewでエラー・メッセージが表示されました。

  • 25227789 -- 2回目にログインすると、Fusion Apps用の「ログイン」ページが繰返し表示されました。

  • 25182046 -- HsGetValue関数を含む一部のワークブックで、リフレッシュに時間がかかりました。

  • 25210755 -- 大きなグリッドとダーティ・セル(一部の事例)を含む一部のワークブックで、オープンとリフレッシュに時間がかかりました。

  • 25226754 -- HypRetrieveRange関数を使用したときにフォーマットが保持されませんでした。

Essbase

  • 25102495 -- グリッドに新しい行と列を追加して「リンク・レポート・オブジェクト」をクリックすると、LROで新しい行の上または下の行を不適切に参照していることが検出されました。

  • 25168584 -- リンク・レポート・オブジェクトを取得したとき、メモリーの使用量が増加し、Excelが異常終了しました。

  • 25174261 -- Excelマクロを使用してHypRetrieveRange関数を呼び出すと、結果セット内のリンク・レポート・オブジェクトが不適切なPOVを指します。

Financial Management

  • 24810438 -- 自動計算オプションを有効にしてExcelテンプレートを操作する場合、すべてのシートのリフレッシュを実行すると、時間がかかりました。

  • 24958262 -- HsGetValue関数を含む一部のワークブックで、リフレッシュに時間がかかりました。

Planning

  • 21271499 -- 「問合せ対応モードでエクスポート」オプションを使用して、Smart ViewにOracle Hyperion Financial Reportingレポートを起動できませんでした。

  • 23640396 -- フォームで、インデントしたメンバー・セルをダブルクリックすると、メンバーのインデントが失われました。

Planning and Budgeting Cloud、Enterprise Planning and Budgeting Cloud

  • 21271499 -- 「問合せ対応モードでエクスポート」オプションを使用して、Smart ViewにFinancial Reportingレポートを起動できませんでした。

  • 24454465 -- Planningでカンマ(,)が小数点として設定されている場合、グリッド・スプレッドが動作しませんでした。

  • 24809504, 24810095 -- 実行時プロンプトとともにビジネス・ルールを実行して、関数(ILev0Descendants)で親メンバーからメンバーを選択すると、次のようになることがあります。

    • 選択したメンバーに多数の(数千の)子孫メンバーが存在する場合、これらのメンバーがメンバー・セレクタの右側に表示されませんでした。

    • 別名表をデフォルトに設定して、メンバー名にカンマ(,)が含まれていた場合、実行が失敗しました。

  • 24953549 -- Planningのフォーム・ページ・ディメンションで値を変更し、ファイルを保存して閉じた後、ファイルを再度開くと、値が各ディメンションの最初のメンバーに変更されていました。

  • 24964142 -- Internet Explorerがデフォルト・ブラウザとして設定されていた場合、Smart Viewでドリルスルーを実行すると、エラー「このページへのアクセス権限がありません。」で失敗しました。

  • 25051256 -- セル・コメントの場合、Smart ViewがPlanningの制限設定に従います。

Oracle BI EE

  • 23173021 -- Smart Viewにレポートをインポートすると、レポート・パーセンテージ列が100倍の値になり、正しくないパーセンテージ値になります。

  • 25034748 -- パイプで区切られた列を式で連結すると、Smart Viewの結果レポートで連結された列値の正しく表示されず、間違った列にデータ値が表示されました。

このリリースで注意が必要な既知の問題は次のとおりです。

全般

  • 11934177、12569072、18057207 -- Smart Viewは、Excelの「Lotus 1-2-3 形式のキー操作」オプションをサポートしていません。Microsoft社の制限により、「Lotus 1-2-3 形式のキー操作」オプションが有効な場合、Smart ViewおよびExcelの両方の機能に対してSmart Viewが依存するMicrosoft APIの多くが機能しません。この問題に関する詳細は、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドヒントとトラブルシューティングLotus 1-2-3形式のキー操作の非サポートを参照してください。

  • 13987451 -- サイズの大きいワークブックでの作業や大きいデータ・セットを生じさせる操作の実行では、リソース不足エラーが発生する可能性があります。

    回避策:

    • ワークブックをさらに小さいワークブックに分割してください。

    • Office 64ビットへのアップグレードで問題が解決する場合があります。

  • 14456134 -- Excelのオプション「Dynamic Data Exchange (DDE) を使用する他のアプリケーションを無視する」が選択されると、様々な問題が発生することがあります。たとえば、Excelを起動するとき、Excel外部からExcelファイルを起動するとき、ブラウザから「問合せ対応モードでエクスポート」オプションを使用してFinancial Reportingから残高をエクスポートするときに問題が発生します。

    回避策: Microsoft Officeボタン(Excelの左上の隅)をクリックし、「Excel のオプション」をクリックします。「詳細設定」カテゴリで、「全般」オプションまでスクロール・ダウンし、「Dynamic Data Exchange (DDE) を使用する他のアプリケーションを無視する」チェック・ボックスの選択を解除します。Excelを再起動します。

  • 16554169 -- Smart Viewがインストールされているコンピュータで、ExcelからPowerPointにコピーされたリンクをPowerPointで更新するとエラーが発生します。

  • 16835531 -- Smart Viewは、スマート・スライスからインポートされた関数グリッドの数値フォーマットをサポートしていません。

  • 17164523 -- 一部の列を削除してスプレッドシートをリフレッシュした後、選択したPOVメンバーがディメンション・メンバーに戻ります。

    回避策: POVボタンをクリックしてPOVツールバーを非表示にします。その後、ページ・メンバーを含む列が削除されないことを確認してください。

  • 17215221 -- Microsoft Surface Proタブレットのタスク・リスト・ペインで、アクション・パネルとタスクの詳細にテキストが正しく表示されません。これらの領域のアイテムは縦方向に詰まっているため、各アイテムのフォントの下部が欠けてしまっています。

  • 18115776 -- 拡張機能がSmart Viewで有効な場合、大量のメンバーを示すレポートのカスケードによってExcelが応答を停止する場合があります。

    回避策: Smart Viewの「オプション」ダイアログ・ボックスの「拡張機能」ページから、インストールされている拡張機能をすべて無効にします。Excelを再起動してカスケード操作を繰り返します。

  • 21607945 -- 特定のワークブックで「すべてリフレッシュ」を実行すると、無効な行の高さまたは列幅のエラーが発生する場合があります。

  • 21810748 -- Excelで、POVまたはスライダが含まれているシートをワークブック内の別のシートにコピーすると、エラーが発生します。

  • 21820253 -- 各シートに異なる問合せまたはテンプレートが含まれている、複数のシートを持つワークブックで、POVツールバーをシートの上部にドラッグしてドッキングすると、そのシートに2つのPOVツールバーが表示される場合があります。これはPOVツールバーがドッキングされたいくつかのシートで発生する可能性があります。

    回避策: POVツールバーの1つの右隅にあるXをクリックして閉じるか、シートをリフレッシュします。

  • 22280411 -- Disclosure ManagementとSmart View間で互換性の問題が発生し、右クリック時にSmart Viewが予期せずに終了します。

  • 23001707 -- HypRetrieveAllWorkbooks() VBA関数からSmart View APIを呼び出すと、他のExcelイベント(たとえば、worksheet_activateなど)がトリガーされ、プログラムが誤って実行されるため、各API呼出しのパフォーマンスに影響を及ぼします。

    回避策: HypRetrieveAllWorkbooks()関数を実行する前に、Smart View拡張機能を無効にします。

  • 23174312 -- Smart ViewとMicrosoft PowerPivotに同時に接続している場合、Excelを閉じてから再度開くと、Smart ViewとPowerPivotの両方のリボンがExcelに表示されなくなります。

    回避策: Windowsタスク・マネージャでExcelプロセスを終了してから、Excelを再度開きます。

  • 24907354 -- アド・ホック分析レポートまたはSmart View関数を含むSmart Formを開くと、関数セルでエラー・テキスト「エラー、式の実行が中断されました。」が表示されます。

    回避策: 「オプション」ダイアログの「詳細」タブで、「選択した関数とその従属をリフレッシュ」オプションを選択してからSmart Viewを再起動し、アド・ホック・レポートまたはSmart Formを再度開きます。あるいは、「リフレッシュ」をクリックして、正しい値で関数セルを更新します。

Disclosure Management

  • 14275486 -- Disclosure Managementドックレットがマスター・ドキュメントに結合されると、テーブルの自動配置フォーマット設定が失われることがあります。

  • 18347708 -- Disclosure Management 11.1.2.4.0.78は常に自動配置プロセスをトリガーします。この問題を回避するには、Smart ViewのUpdateList.xmlファイルでDisclosure Managementのバージョン番号を更新します。

    変更前: version="11.1.2.4.078"

    変更後: version="11.1.2.4.0.78"

    UpdateList.xmlファイルの変更の詳細は、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイド拡張機能のインストールと更新の管理を参照してください。

Enterprise Performance Reporting Cloud

  • 24825354 -- FirefoxをWebブラウザとして使用してSmart Viewを起動し、Firefoxでoraclesv:\\の未解決のURLでブラウザ・タブを開いている場合、Firefoxのアドオンマネージャの「拡張機能」タブからSmart Viewの拡張機能を有効にすると、Firefoxを再起動します。

  • Smart Viewに関連するものを含むOracle Enterprise Performance Reporting Cloudの既知の問題については、サービス環境のOracle Enterprise Performance Reporting Cloudリリース・レディネスを参照してください。

Essbase

  • 18076474 -- 「元に戻す」、続いて「やり直し」を実行した後に式がワークシート上で保持されません。

  • 11841013 -- スマート・リストのメンバーを変更できない場合があります。

  • 12913962 -- アクティブ接続の設定を使用してアド・ホック・ワークシートに接続を関連付けると、リフレッシュ時にメンバーがワークシートから消失することがあります。

    回避策: 接続を関連付けるかわりに、ワークシートに対して直接アド・ホック分析を実行します。

  • 13854982 -- 属性ディメンションの世代3レベルで属性をフィルタ処理した場合、Smart Viewでは世代2レベルまでのメンバーのみが表示されます。

  • 14470264 -- HsGetVariable関数で非ASCII変数値はサポートされません。

  • 16607593 -- 計算済メンバーを指定した(WITH MEMBER...) MDX問合せをExcelで実行した場合、計算済の値は正常に表示されますが、グリッドをリフレッシュすると、列がコメント列に変換され、計算済の値はすべて失われます。

    これは、「Essbase」のリボンの「MDXの実行」コマンドを使用しているか、VBA関数HypMDXExecuteを使用している場合に発生します。

  • 18480728 -- 複数グリッド・シートで、「#NoData/Missingラベル」'0または&ndに設定されていると、データ値'0および&ndの送信が正しく機能しません。

  • 19190415 -- POVツールバーが表示される際、リフレッシュでエラーが返されます。

  • 19930163 -- Windows 8.1、32ビット上のOffice 2013、32ビットのような環境でアド・ホック操作の実行中に、例としてドラッグ・アンド・ドロップを使用してピボットしようとすると、Excelがシート内で右クリックに反応しなくなる場合があります。

  • 22159359 -- Smart View 11.1.2.5.520以降、重複メンバー・データベースに接続している場合、デフォルトでメンバー名のみがPOVに表示されるはずです。しかし、Smart View 11.1.2.5.510以前に保存されたワークブックの場合、POVに修飾メンバー名が表示されます。

    回避策: POVでメンバー名の表示を変更するには、POVから「メンバー選択」ダイアログ・ボックスを開き、「OK」をクリックします。

  • 22168018 -- Smart View 11.1.2.5.520以降、重複メンバー・データベースに接続している場合、デフォルトでメンバー名のみがクエリー・デザイナのPOVに表示されるはずです。しかし、「メンバー・オプション」タブの「オプション」ダイアログ・ボックスで「メンバー名のみ」オプションが選択されていても、完全修飾メンバー名がクエリー・デザイナのPOVに表示されます。

    回避策: クエリー・デザイナのPOVでメンバー名の表示を変更するには、クエリー・デザイナのPOVから「メンバー選択」ダイアログ・ボックスを開き、「OK」をクリックします。

  • 23056595 -- Smart Viewでは、Oracle Essbaseに接続している場合、数値メンバー名の処理に問題があります。

    回避策:

    • 数値メンバー名の先頭にアポストロフィ(')を付けます。

    • 数値メンバー名を入力する前に、メンバー・セルまたは列全体を選択してから、Excelを使用して選択済のセルのフォーマットを「テキスト」に設定します。

    • 数値メンバー名がすでに入力済の場合、メンバー・セルまたは列全体を選択し、Excelを使用して選択済のセルのフォーマットを「テキスト」に設定します。その後、[F2][Enter]を押して、セル・タイプを更新するようにExcelをトリガーします。

Financial Management

  • 17632970 -- Smart View 11.1.2.1.103で、パイプ文字(|)およびカレット(^)を含むセルを送信すると、送信によってすべてのパイプ文字が削除され、カレットの後に"c"が追加されます。

    回避策: カレットまたはパイプ文字を含むセル・テキストを作成しないでください。

  • 17591100 -- 「メンバーの追加」ボタンが含まれるフォームでメンバー検索が機能しません。

  • 18252228 -- Financial Managementのアド・ホック・グリッドで、リフレッシュの実行による接続時に、「スマート・スライス」および「カスケード」の各コマンドが「HFMアド・ホック」リボンでグレー表示されます。

  • 18512314 -- 「メンバー選択」ダイアログ・ボックスの「次を検索」の使用時に、検索基準に一致する最初のメンバーは特定されますが、「次を検索」を再度クリックしても他の関連メンバーが特定されません。

  • 18861859 -- Financial Managementフォームで、「メンバー選択」ダイアログ・ボックスの「表示」および「フィルタ」の各オプションで使用可能な選択が、Financial Management Webアプリケーションの同じフォームに使用可能な選択と一致していません。

  • 19827684 -- Financial Managementアド・ホックを操作していて、ExcelからWordにセルをコピーして貼り付ける際、「Excelフォーマットの使用」オプションが選択されていてもフォーマットが保持されません。

  • 20726025 -- Windows 8xバージョンでは、「メンバー名の表示」オプションが「メンバー名および説明」に設定されている場合、仕訳を保存するときに「無効なメンバー」エラーが発生することがあります。これは、表示されているExcelウィンドウのサイズによって発生することがあります。

    回避策: 「表示」「ペインを固定」を選択し、「ペインの固定を解除」コマンドを使用して、Excelのペインの固定を解除します。また、仕訳を開くまたは作成する前に、表示サイズを75%または50%に縮小できます。

  • 21158205、21438712 -- 「エンティティの詳細」では、「表示」「行」の機能はSmart Viewで使用できません。

    正常に動作している場合、この機能は、「表示」をクリックして「エンティティの詳細」ダイアログ・ボックスで「行」をクリックすると(Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドレポートの行選択の説明のとおり)、ドロップダウン・メニューからアクセスできます。

    Financial Management Webインタフェースから行を選択し、表示できます。この機能は、Financial Managementの将来のバージョンで完全にサポートされる予定です。

  • 21847984 -- 「地域と言語」設定で「スウェーデン語」などのヨーロッパ言語に設定されていると、Oracle Journalsでは値が切り捨てられて正しく表示されません。「英語」に設定されている場合、値は切り捨てられますが、正しく表示されるように展開できます。「地域と言語」設定で「日本語」などのアジア言語に設定されている場合、値は正しく表示されます。

Financial Reporting

  • 14600458 -- Financial ReportingレポートをOracle Hyperion Enterprise Performance Management WorkspaceからSmart Viewにエクスポートする場合、このレポートのユーザーPOVが保持されません。ユーザーPOVは、Smart Viewで最後に使用されたユーザーPOVにデフォルト設定されます。

  • 14643318 -- データソース接続がタイムアウトしたとき、以前に保存した関数グリッドを含むレポートをリフレッシュしようとすると、ログイン中に「無効なポインタ」エラーが発生します。

    回避策: ワークブックとExcelを閉じます。その後、Excelを再起動してワークブックを開き、リフレッシュを実行します。

  • 19827684 -- セルをExcelからWordにコピー・アンド・ペーストする際にフォーマットが保持されません。

  • 23201279 -- Office 2016では、Financial Reportingに接続している場合、複数のレポート・オブジェクトを連続して挿入した後、Microsoft Wordが予期せずに中断または終了します。

  • 22330209 -- Office 2016 64ビットを使用しているWindows 10では、Internet Explorerが保護モードで実行されていると、Financial Reportingのレポートを起動できません。

    回避策:

    1. Internet Explorerで、「インターネット オプション」「セキュリティ」「信頼済みサイト」の順に移動します。

    2. 「サイト」をクリックし、信頼済サイトのリストにFinancial ReportingのURLを追加します。

    3. 「保護モードを有効にする」チェック・ボックスの選択を解除していることを確認します。

Oracle BI EE

  • 14345387 -- Smart Viewでは、階段状および曲線のチャートの直接挿入はサポートされません。階段状または曲線のチャートを挿入すると、Smart Viewによって、形が最も似ているデフォルトの折れ線グラフに置き換えられます。これは予期された動作です。

  • 14355587 -- Oracle Business Intelligence Answersでプロンプト用に指定された選択リスト(ラジオ・ボタン・リストおよびチェック・ボックス・リスト)は、Smart Viewのリスト・コントロールに変換されます。これは予期された動作です。

  • 14563557 -- BI Answersの「統一スケールの使用」オプションを選択または選択を解除するには、Smart Viewでリフレッシュを行うときに「ビューの置換」オプションを使用する必要があります。これは予期された動作です。

    リフレッシュのプリファレンスを設定する方法は、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドSmart ViewとOracle BI EEの章にあるビューのリフレッシュのプリファレンス指定に関する項を参照してください。

  • 14580332 -- Oracle BI EEアカウントのプリファレンスで設定されたタイム・ゾーンのプリファレンスは、Smart Viewでは公開されません。

  • 14600296 -- プロンプト・セレクタで、ドロップダウン・リスト・コントロールまたはオプション・リストに表示できるアイテム数は256までという制限があります。

    回避策: BI Answersでinstance.configのPrompts/MaxDropDownValuesの設定値を大きくします。

  • 14737958、14750088 -- ビュー・デザイナでは、ページ・エッジまたはセクション・エッジに数値型の列を含むビューを作成できません。

  • 15840478 -- BI Answersでフィルタを追加したとき、その追加したフィルタが、表示される扇形の数を定義する次元に適用される場合は、円グラフがリフレッシュされません。

    回避策: 変更があるフィルタ列が扇形の数の次元としても定義されている場合は、チャート・ビューのリフレッシュ・オプションを「ビューの置換」に変更してから、別のリフレッシュを実行する必要があります。このようにすると、扇形の数およびチャート・タイトルが新しいデータを正しく反映して更新されて、リフレッシュが正しく行われます。

    手順は、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドビューのリフレッシュのプリファレンス指定に関する項を参照してください。

  • 15840538 -- BI Answersでフィルタを削除したとき、その削除したフィルタが、表示される扇形の数を定義する次元に適用される場合は、円グラフがリフレッシュされません。

    回避策: バグ15840478に指定された回避策を参照してください。

  • 15886617 -- Smart ViewがExcelで表示できる桁の精度は、Excelで許可される桁の精度までに制限されます。

    たとえば、次に示すのは、小数点以下2桁でフォーマットされた18桁の数字です:

    123456789123456789.12

    Excelの15桁精度の制限のために、Excelでは15桁よりも後の桁はゼロに変更されて、この数字は次のように表示されます:

    123456789123456000.00
  • 15969695 -- Office 2007で、チャートをPowerPointに挿入するとメモリー・エラーが発生します。

    回避策: Microsoft Office 2007 Service Pack 3をインストールします。

  • 16373849 -- 複合ビューからPowerPointに複数のオブジェクトを挿入して、「one object per slide」オプションを選択すると、Excelインスタンスが各オブジェクトに対して開いてから、Windowsタスクバーに最小化されます。ただし、挿入操作が完了しても、Excelインスタンスは自動的には閉じません。このため、多数のオブジェクトを挿入すると、タスクバーが一杯になる可能性があります。

    回避策: タスクバーに表示されるExcelインスタンスの数を最小限に抑えるには、Officeボタン(Excelの左上の隅)をクリックし、「Excel のオプション」「詳細設定」タブの順に選択します。「表示」オプションで「すべてのウィンドウをタスク バーに表示する」チェック・ボックスの選択を解除します。

  • 16055532 -- ピボット・チャートが埋め込まれたピボット・テーブルをSmart Viewに挿入すると、埋め込まれたピボット・チャートはインポートされません。

    回避策: Excelを使用して、挿入されたExcelピボット・テーブルに基づいてピボット・チャートを作成するか、BI Answersを使用して新しいチャート・ビューを作成し、そのビューをSmart Viewを使用して挿入することができます。

    • 挿入されたネイティブExcelピボット・テーブルに基づいてピボット・チャートを作成するには、次の手順を実行します:

      1. Smart ViewでExcelピボット・テーブル内をクリックし、Excelの「オプション」リボンを選択します。

      2. 「ツール」グループで「ピボットグラフ」ボタンをクリックします。

      3. 「グラフの挿入」でチャート・スタイルを選択して「OK」をクリックします。

    • 別のチャート・ビューを作成して挿入するには:

      1. Oracle Business Intelligence Answersで、別に新しいチャート・ビュー・オブジェクトを作成します。

      2. OfficeアプリケーションでSmart Viewを使用して、新しく作成したチャート・ビューを挿入します。

    どちらの回避策でも、ピボット・チャートが表示されます。

  • 16285804 -- ダブル列にプロンプトが定義されており、選択したプロンプト演算子が「*ユーザーに指示」の場合、次の演算子は実行時に機能しません:

    • 次より小さい

    • 次以下

    • 次より大きい

    • 次以上

    • 次と類似

    • 次と類似しない

    回避策: 「*ユーザーに指示」演算子は使用しないでください。かわりに、前述の演算子のいずれかを使用して、演算子を設計時に明示的に定義してください。これで演算子が機能するようになります。

  • 16520355 -- WordおよびPowerPointでは、複合ビューを挿入したとき、または複合ビューがカタログから挿入されたかコピーして貼り付けられたとき、テーブルおよびチャートが重なることがあります。これは、複合ビュー内のオブジェクトが特に大きい場合に顕著です。

  • 19717930 -- セッションがタイムアウトした後、ビュー・デザイナで「OK」をクリックすると、オブジェクト参照エラーが返されます。

  • 19724894 -- セッション・タイムアウト後に複合ビューを挿入しようとすると、例外が発生します。

  • 20669893 -- ユーザー入力で作成された日付プロンプトがテキストに設定され、デフォルト値が現在の日付を表示するSQLに設定されると、実際の現在の日付ではなく、current_date SQLがプロンプトに表示されます。

  • 21977076 -- Oracle BI EEサーバーへの接続を伴う次の動作に注意してください。

    • Oracle BI EEサーバーが停止しているときに、Smart ViewからOracle BI EEへの接続を試みると、エラー・メッセージが表示されます。しかし、エラー・メッセージで「OK」をクリックすると、「データ・ソースに接続」ダイアログ・ボックスが誤って表示されます。「取消」をクリックして、ダイアログ・ボックスを閉じてください。

    • 接続タイムアウトが発生した後にビューを挿入しようとすると、「データ・ソースに接続」ダイアログ・ボックスが表示されます。「取消」をクリックすると、ダイアログ・ボックスが再開されます。「取消」をクリックすると、エラー・メッセージが表示されます。

Planning

  • 6533549、6549255 -- メンバー・セルに要約期間の値を計算する式が含まれている場合、そのセルはロックされる必要がありますが、メンバーのデータが変更された場合は、Smart Viewによってダーティ・セルとしてマークされることがあります。

  • 14834659 -- 代替変数が使用されているとき、Oracle Hyperion Web AnalysisフォームをSmart Viewで開くと、フォームの最後の列(一番右の列)が削除されるか非表示になります。

  • 16721734 -- 「置換」オプションを#NumericZeroとして指定し(「オプション」ダイアログ・ボックスの「データ・オプション」タブ)、期間のデータを分散する場合に、親データを削除できませんでした。

    回避策: #NumericZeroを選択するときは、「置換」オプションの「ゼロを送信」も選択されていることを確認します。

  • 16898574 -- Planning内からフォームに設定されているスタイル・プリファレンスの一部が、Smart Viewのフォームに反映されません。

  • 17926504 -- 保存されているPlanningグリッドから起動されたアド・ホック分析は、グリッドの一部として保存されたフォーマット・オプションを継承します。

    保存されたグリッドから生成されたアド・ホック・グリッドにSmart Viewのセル・スタイルまたはExcelフォーマットの使用オプションを使用するには、次の手順を実行します:

    1. 保存されているPlanningグリッドをフォームとして開きます。

    2. Planningのリボンの「フォーマット」グループで、「適用」「なし」の順に選択します。

    3. 「保存」をクリックしてPlanningサーバーにフォームを保存し直します。

    4. 保存したフォームを使用して、アド・ホック分析を実行します。

  • 18421689 -- Smart Viewで、フォームにアタッチされたビジネス・ルールの表示順序がOracle Hyperion Planningでの表示順序と異なります。

  • 19016350 -- Smart Formsは、計算セルで定数(整数または数値)をサポートしていません。

    回避策: 定数を含むグリッド・ラベルに対して、="Text"=10などの式のフォーマットを使用します。

  • 19439940 -- Smart FormsでFVSCHEDULE関数を使用する場合、既存のデータには、データ配列ではなくセル参照を使用します。

    たとえば、次を使用します。

    =FVSCHEDULE(C10,B15:B17)

    次は使用しません。

    =FVSCHEDULE(C10,{0.09,0.11,0.1})
  • 19685022 -- データ・ポイントをExcelからWordまたはPowerPointにコピーする際に数値フォーマットが保持されません。

  • 19843672 -- Planningフォームで、ユーザー変数の作業時に、代替変数をユーザー変数の値として選択することはサポートされていません。

  • 20794274 -- 「年合計」セルをロックし、代替の階層を使用して月に分散された期間値をコピーすると、誤った分散になります。

  • 20938289 -- 2つのフォームが2つの別のワークシートにある場合、1つのフォームにおけるルール変数は、もう1つのフォームでページ・ディメンションをリフレッシュした後にデフォルトに変更されるため、ビジネス・ルールは実行時プロンプト変数の誤った値を呼び出します。

  • 21345664 -- Smart Viewでは、Planningオプション「1つのエンティティに複数通貨を許可」がtrueに設定されている場合、セルの通貨記号の表示はPlanning Webインタフェースとは異なっています。

  • 21567487 -- Planningフォームで、ディメンションのインデントが正しく表示されません。

Planning and Budgeting Cloud、Enterprise Planning and Budgeting Cloud

  • 24813003 -- 16.10のOracle Planning and Budgeting Cloudを使用してSmart View 11.1.2.5.610からアド・ホック・シートに接続している場合、「ユーザー・プリファレンス」ダイアログ・ボックスの「ユーザー変数」タブからアクセス可能な「メンバー選択」ダイアログでメンバーを展開しようとすると、プロバイダ・エラーが発生します。

    回避策: アド・ホックを起動する前に、アプリケーション・レベルで「ユーザー・プリファレンス」を起動します。

  • 25387251 -- 列を挿入してフリーフォーム・モードでメンバー名を入力した後で、「メンバー名の表示」オプションを「メンバー名のみ」に設定した場合、「別名の変更」をクリックして「なし」を選択すると、シートに入力したメンバーがグリッドからPOVに移動します。

    回避策: 「別名の変更」をクリックする前に、シートをリフレッシュします。

Reporting and Analysis

  • 6575786 -Oracle Hyperion Web Analysisレポートを2ページ連続してインポートすると、「リフレッシュ」および「すべてリフレッシュ」が機能しません。

    回避策: レポートの複数ページをインポートするには、「すべてのページ」を使用します。

  • 6908330 -- EPM WorkspaceがWebSealの下にあり、かつデフォルト(http://<server>:<port>/workspace)以外のコンテキスト・パス(http://<server>:<port>/<context path>/workspace)に構成されている場合、Oracle Hyperion Reporting and Analysisドキュメントは「Workspaceドキュメントのインポート」フォルダ・ツリーに表示されません。

  • 7674839 -- Financial ReportingレポートをSmart Viewにインポートしてリフレッシュすると、Financial Reportingからインポートされたセルを除いて、ワークシートが黒一色になります。

    回避策: Excelの「ツール」メニューで、「オプション」を選択します。「色」タブで、「リセット」をクリックして「OK」をクリックします。

  • 9160243 -- イメージとしてSmart ViewからExcel、WordおよびPowerPointにインポートされたダッシュボードには、次の問題があります:

    • イメージ・サイズが、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspace内のイメージとは異なります。

    • イメージの周囲に余分な背景領域があります。

    回避策: 使用しやすいようにグラフィックをサイズ変更できる場合があります。ただし、Microsoft Officeの制限のために、余分な背景領域は常に存在します。

  • 13875551 -- Internet ExplorerからOracle Hyperion Interactive ReportingレポートをSmart Viewにエクスポートすると、Smart ViewのリボンがExcelに表示されません。

    回避策: Internet Explorerからエクスポートする前にExcelを開きます。

  • 19664468 -- リリース11.1.2.5.400以降、Smart ViewでOracle Hyperion Interactive Reportingドキュメントをインポートして、「Workspaceドキュメントのインポート」ウィザードでをクリックすると、ウィザードのウィンドウが空白になり、エラー情報も表示されません。

ヒントとトラブルシューティング

このトピックでは、最新のヒントとトラブルシューティングをリストします。この他のヒントとトラブルシューティングのトピックは、『Oracle Smart Viewインストレーションおよび構成ガイド』にリストされています。このガイドは、Oracle Help CenterのSmart View 11.1.2.5.620のライブラリで入手できます。

https://docs.oracle.com/en/applications/?tab=8

  • Smart View診断ツール

    Smart Viewを使用する際に、自分で解決できない問題が発生した場合、Smart Viewリボンの「診断」グループにある新しいSmart View診断ツールを使用してログ・ファイルおよびスクリーンショットを作成および収集し、Oracleサポートに送信できます。診断データの収集を終えたら、診断ツールを使用して、ファイルを圧縮します。次に、解析用にZIPファイルをOracleサポートに送信します。ログ・ファイルとスクリーンショットは、Oracleサポートによる問題のトラブルシューティングと解決のために使用されます。

    診断ツールを有効にするには、「オプション」ダイアログ・ボックスの「詳細」タブに移動し、「Smart Viewリボンの診断グループを表示」を選択します。

    診断ツールの使用方法の詳細は、Oracle Smart View for Officeユーザー・ガイドの「Smart View診断」を参照してください。

  • 19905121 -- Oracle Hyperion Financial ReportingレポートをSmart Viewから実行する際、Webコントロールが呼び出されることで次のエラーが表示されます: 「この製品は互換性ビューをサポートしていません。システム管理者に問い合せて、設定を構成してください。」デフォルトで、Webコントロールは互換性モードで実行され、互換性メッセージがトリガーされます。

    回避策は、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドFinancial ReportingのためのInternet Explorer互換性ビューの設定を参照してください

  • 17263827、17636796、17667907, 20417037, 20564104, 20648759, 20696893 -- Microsoftは、タスク・ペインとOffice 2013内の多くのコントロールに対して、Officeアニメーションを有効にしています。これによって、次の状況でちらつきや画面のずれが生じます:

    • フォーム、特に、複合フォームおよびカスケーディング・フォームのオープン中。

    • ページ・ドロップダウンを含むWebフォームを開く。

    • 複数のシートの単純なフォーム間または複合フォーム間を移動する。

    • 「すべてリフレッシュ」コマンドを使用して複合Webフォームをリフレッシュすると、POVツールバーが点滅して上下に移動します。

    • 新しいタブでの複数の接続のオープン中(複合フォームまたは単純なフォームのどちらをオープンしている場合でも)。

    • Disclosure Management拡張機能もインストールされている場合のSmart Viewのリボンでの「ヘルプ」ボタンからの「バージョン情報」ボックスへのアクセス中(17667907の問題により、共有違反のエラー・メッセージが最初に表示されることに注意してください)。

    回避策: ちらつきの問題に関するトラブルシューティング情報は、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドを参照してください。Office 2013 32ビットおよび64ビットでのちらつきの問題を参照してください。このトピックには、DisableAnimationsキーおよびDisableWindowTransitionsOnAddinTaskPanesキーを作成および構成する詳細手順が記載されています。どちらも、Office 2013でのちらつきを軽減するために機能します。

    これらのレジストリ・キーの作成に関する詳細なヘルプが必要な場合は、Microsoft Windowsのドキュメントを参照してください。

  • 21038932 -- Excelの以前のバージョンと比較すると、Excel 2013のSmart Viewのパフォーマンスが低下しているため、Microsoft社提供の更新が必要です。

    回避策: Microsoft KB 3085502に記載されているOffice 2013の更新をインストールすることをお薦めします。

    https://support.microsoft.com/en-us/kb/3085502

    オプションとして、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドOffice 2013 32ビットおよび64ビットでのちらつきの問題に記載されているアクションを実行することもできます。

  • 21158660、21298436、21316619、21781491、21814502 -- Excelへのエクスポートなど、Excelプロセスを自動化するサードパーティのソフトウェアは、Excelでの問題およびSmart Viewとの競合の原因となる場合があります。Excelを自動モードで起動した場合にSmart Viewを無効にするため、Windowsレジストリにキーとキー値を追加して"DisableInAutomation"を有効にできます。Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドヒントとトラブルシューティングExcelを自動モードで起動する場合の問題を参照してください。

  • 22078848 -- Smart Viewリリース11.1.2.5.520より前に作成された多くの問合せを含む一部のWordドキュメントでは、ドキュメントのデータをリフレッシュする際にパフォーマンスが非常に低下します。場合によっては、既存の問合せを再利用するかわりに(該当する場合)、Wordドキュメント内の各Smart Viewデータ・ポイントが別の問合せとして処理されます。結果として、リフレッシュ操作に非常に時間がかかります。

    この問題を修正するには、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドWordでの重複問合せによるリフレッシュの遅延にあるマクロを実行します。

  • 23745106 -- Smart Viewと他のEPMデータ・プロバイダとの間で問題のある証明書を使用して2方向SSLが設定されている場合、Smart Viewは要求ごとにクライアント側の証明書を求めます。たとえば、データ・ソース、アプリケーション、データベースに接続する際、およびリフレッシュ、送信、ズーム操作のたびに、ユーザーに対する要求が行われます。

    この状況を回避するには、エンド・ユーザーのマシンごとにproperties.xmlファイルを更新して、clientCert nameタグを追加する必要があります。次に例を示します。

    <cfg>
        <provider>
            <url>http://server:port/workspace/SmartViewProviders</url>
        </provider>
        <helpurlcontext></helpurlcontext>
        <extensionupdatelist>http://server:port/extensionupdatelist/UpdateList.xml|%SVCLIENTINSTALLPATH%/extensions/UpdateList.xml</extensionupdatelist>
        <!-- Require Smart View to prompt the user for the client-side certificate -->
        <clientCert name="PROMPT-ONLY"/>
    </cfg>
  • 24683166、25138349 -- 一部のOracle Hyperion Provider Servicesクラスタ環境では、Smart Viewの要求がクラスタ内の1つのサーバーにのみ送信されているように見える(ロード・バランスが行われていない)場合、Microsoft Internet Explorerのセキュリティ・レベルを「中」に変更しようとします。

    これを行うには、Internet Explorerで「ツール」「インターネット オプション」の順に移動し、「セキュリティ」タブを選択します。「このゾーンのセキュリティのレベル」で、影響を受けるゾーンに許可されるレベルを「中」に設定します。

EPM System製品のドキュメントへのアクセス

Oracleのヘルプ・センター(https://docs.oracle.com/en/)の最新のEPM System製品ガイドを確認します。ドキュメントにアクセスして表示またはダウンロードするには、「Applications」アイコンをクリックします。「Applications Documentations」ウィンドウで、「Enterprise Performance Management」タブを選択して、「Enterprise Performance Management」リストでご使用のリリースを見つけます。

デプロイメント関連のドキュメントは、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technetwork/index.html)およびOracle Software Delivery Cloud Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)でも探すことができます。または、EPM Systemのドキュメント・ポータル(http://www.oracle.com/us/solutions/ent-performance-bi/technical-information-147174.html)にアクセスできます。そこで、My Oracle Support、EPM Supported Platform Matricesなどのリンクを確認します。

PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け

PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。

回避策: HTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。

Internet Explorerのオンライン・ヘルプ

Internet Explorer 9を使用する場合に一部の表およびテキストがオンライン・ヘルプで正しく表示されない可能性があります。

Internet Explorerのオンライン・ヘルプ検索

19317836 -- Smart ViewのHTMLベースのドキュメントでは、検索機能がMicrosoft Internet Explorerで正しく機能しない場合があります。これには、Smart View製品からアクセスしたヘルプと、Oracle Help CenterのHTML形式のSmart View製品ドキュメントが含まれます。

この問題を解決するには、Smart ViewのHTMLベースのドキュメントを表示する際にInternet Explorerの互換表示モードを使用していることを確認します。互換表示を使用する手順についてはInternet Explorerのヘルプを参照してください。

チャートのコピーと貼付けに関するサポートの制限

16451759 -- チャートのコピーおよび貼付けは、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionのチャートに対してのみサポートされています。他のプロバイダに基づくチャート(Financial Managementなど)は、正しく貼り付けられません。

Smart ViewにおけるFinancial Managementの式の変更

21882424 -- 11.1.2.2.xxxより後のFinancial Managementでは、Oracle Hyperion Financial Managementアプリケーションのカスタム・ディメンションがSmart Viewの式で別名として参照されます。Oracle Smart View for Officeの最近のバージョンでは、式の解釈は行われなくなりました。保存されたワークブック内の古いフォーマットの式は機能しません。したがって、式ごとにディメンション識別子を更新して、カスタム・ディメンションの新しい別名を反映する必要があります。

プランニング管理拡張機能でのメンバー編集に対するOfficeのオートコレクトの影響

23206737 -- プランニング管理拡張機能でメンバーのプロパティ、メンバー名、メンバーの説明、別名、またはテキスト・データ型のメンバー式を編集する際、名前の先頭2文字を大文字(DGreenなど)にして、Excelのオートコレクトで先頭1文字を大文字(Dgreenなど)に変更されないようにするには、次のオプションを設定します。

Excelで、「Excel のオプション」ダイアログ・ボックスにアクセスし、「文章校正」「オートコレクト オプション」の順に選択し、「2 文字目を小文字にする [THe ... → The ...]」チェック・ボックスの選択を解除します。

ドキュメントのフィードバック

製品ドキュメントに関するフィードバックは、次の電子メール・アドレスに送信してください:

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アクセシビリティの考慮事項

オラクル社では、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。EPM System製品では、アクセシビリティ機能がサポートされており、それらの説明は製品のアクセシビリティ・ガイドに記載されています。このガイドの最新版は、Oracle Technology NetworkのOracle Enterprise Performance Management Systemドキュメント・ライブラリ(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)で入手できます。

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