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Oracle® Database Appliance X6-2S/X6-2M/X6-2Lデプロイメントおよびユーザーズ・ガイド
リリース12.1.2.9.0 for Linux x86-64
E85929-01
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D Oracle Database Applianceクリーン・アップ・スクリプト

デプロイのクリーン・アップ・スクリプト・ツールを使用して、クリーン・アップ・タスクを実行します。

Oracle Database Applianceのデプロイのクリーン・アップ・スクリプトcleanup.plは、次のアクティビティに使用します。

  • Oracle Auto Service Request (Oracle ASR)のアンインストール

  • Oracle Trace File Analyzer (TFA)のアンインストール

  • Oracle Database Console (dbconsole)ファイルの削除

  • GIおよびOracleスタックのアンインストール

  • Oracle Linuxのudevルールのリセット

  • Oracle Linuxのudevルールの削除

  • アプライアンスの作成時に作成されたユーザーおよびグループの削除。デフォルトのユーザーおよびグループには、DROP USER文を使用します。アプライアンスのデプロイ時にカスタム・ユーザー名およびグループ名を使用した場合は、-griduser-dbuser-groups引数を使用してcleanup.plスクリプトに渡します。

スクリプトではfirstnet configとクライアント・アクセスVLAN UNIX_DBは削除されますが、他のVLANは削除されません。

構文

/opt/oracle/oak/onecmd/cleanup.pl [-griduser grid_user] [-dbuser db_user] [-groups comma separated list of groups] 

パラメータ

パラメータ 説明

-griduser grid_user

グリッド・ユーザー名を定義します。デフォルトのユーザー名はgridです。

-dbuser db_user

データベース・ユーザー名を定義します。デフォルトのユーザー名はoracleです。

-groups グループのカンマ区切りのリスト

グループをカンマ区切りのリストで示します。デフォルトのグループはoinstall,dba,asmadmin,asmoper,asmdbaです。

使用方法

grid_userdb_userが同じ(roleSeparation=false)場合、各ユーザーに対してスクリプトを実行する必要もあります。

クリーン・アップ・スクリプトの一部として、無効化されたCPUコアはリセットされ、すべてのコアは再有効化されます。

例D-1 グリッドとデータベース・ユーザーを削除するクリーン・アップ・スクリプト

次のコマンドを実行してoracleという名前のグリッド・ユーザーとデータベース・ユーザーをどちらも削除します。

# /opt/oracle/oak/onecmd/cleanup.pl -griduser oracle -dbuser oracle