この項では、Oracle Database Appliance V1ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定方法について説明します。
次の手順を実行して、CPUコア数を設定します。
- My Oracle Supportにログインします。
- 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。
- アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。
- アプライアンスのシリアル番号を選択します。
- 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。
- 「コア構成キーの管理」ダイアログに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。以前に生成されたキーがある場合、現在の構成を表示できます。
- 「1サーバー当たりのコア数」リストで、各サーバーに構成する有効CPUコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。最初は、2、4、6、8、10または12を選択できます。最初のキーの生成後は、現在の数より大きい数のみ選択できます。
- 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。
- 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。
- キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。
- Oracle Database Applianceのサーバーの1つに
root
としてログインします。
- 次のコマンドを実行しサーバーを再起動して、再構成を完了させます。
key_file_location
は手順7で作成したテキスト・ファイルの完全パス名です。 /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
次に例を示します。
/opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、指定されたCPUコア数で両方のサーバーが稼働を開始します。Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントに対しては、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。