ヘッダーをスキップ
Oracle® Database Appliance X6-2-HAセットアップHTMLガイドfor Linux x86–64

リリース12.1.2.8.1

E85934-01
 

 

Oracle® Database Appliance

X6-2-HAセットアップHTMLガイド

リリース12.1.2.8.1

E85934-01(原本部品番号:E76905-01)

2016年10月

Oracle Database Appliance X6-2-HAのデプロイ

このドキュメントは、Oracle Database Appliance X6-2-HAポスター、つまりアプライアンスのデプロイ方法について説明するブックレットの代替のテキスト説明です。

内容は次のとおりです。

Oracle Database Appliance X6-2-HAのインターコネクトとストレージのケーブル接続

これは、Oracle Database Appliance X6-2-HAポスターつまりブックレットの1ページを説明する代替テキストです。

ブックレットの1ページは、Oracle Database Appliance X6-2-HAのインターコネクトとストレージのケーブル接続について説明します。このページにはアプライアンスの図解が2つあり、それぞれにはポートについて説明する色分けされた注釈があります。

ネットワークおよびストレージ・シェルフ

アプライアンスの最初の図はページの左側にあります。この図ではアプライアンスが示されており、画像の最上部にノード1が、ノード1の下にノード0が、そして画像の最下部にストレージ・シェルフがあります。画像には注釈が6つあります(1、2、3、4、5および6)。注釈はインターコネクトおよびストレージをOracle Database Appliance X6-2-HAに接続する方法を説明します。画像の下に「ネットワーク」および「ストレージ・シェルフ」という2つの表があります。各表は、注釈に関連付けられているポートと、各ケーブルの始点および終点について説明します。この代替テキスト説明において、表の最初の列は画像の注釈の部分について説明します。表の残りの3つの列は、注釈とその目的、および各ケーブルの始点と終点を説明します。

注意:

次のケーブルはOracle Database Applianceに同梱されています。


表 - ネットワーク

画像の説明 注釈および目的 始点 - コンピュート・ノード0 終点 - コンピュート・ノード1

注釈1は緑色に色分けされています。緑色の線は左側のポート2を示し、ノード0とノード1の間の接続を示します。

緑色のInfiniBandケーブルの接続

PCIeスロット1の緑色のポート(ポート2)に接続

PCIeスロット1の緑色のポート(ポート2)に接続

注釈2は黄色に色分けされています。黄色の線はポート2の右側のポート1を示し、ノード0とノード1の間の接続を示します。

2. 黄色のInfiniBandケーブルの接続

PCIeスロット1の黄色のポート(ポート1)に接続

PCIeスロット1の黄色のポート(ポート1)に接続



表 - ストレージ・シェルフ

画像の説明 注釈および目的 始点 - コンピュート・ノード0 終点 - ストレージ・シェルフ

注釈3はダーク・ブルーに色分けされています。ダーク・ブルーの線はノード0とストレージ・シェルフの間の接続を示します。

3. ダーク・ブルーのSASケーブルの接続

ノード0、PCIeスロット2のダーク・ブルーのポート(SAS0)に接続

上部IOモジュールのダーク・ブルーのポート(ポート0)に接続

注釈4はライト・ブルーに色分けされています。ライト・ブルーの線はノード0とストレージ・シェルフの間の接続を示します。

4. ライト・ブルーのSASケーブルの接続

ノード0、PCIeスロット3のライト・ブルーのポート(SAS1)に接続

下部IOモジュールのライト・ブルーのポート(ポート0)に接続

注釈5はダーク・レッドに色分けされています。ダーク・レッドの線はノード0とストレージ・シェルフの間の接続を示します。

5. ダーク・レッドのSASケーブルの接続

ノード1、PCIeスロット2のダーク・レッドのポート(SAS1)に接続

上部IOモジュールのダーク・レッドのポート(ポート1)に接続

注釈6はライト・レッドに色分けされています。ライト・レッドの線はノード0とストレージ・シェルフの間の接続を示します。

6. ライト・レッドのSASケーブルの接続

ノード1、PCIeスロット3のライト・レッドのポート(SAS0)に接続

下部IOモジュールのライト・レッドのポート(ポート1)に接続


ストレージ拡張シェルフ

アプライアンスの2番目の図はページの右側にあります。この図ではアプライアンスが示されており、画像の最上部にノード1が、ノード1の下にノード0、ストレージ・シェルフ、そして画像の最下部にストレージ拡張シェルフがあります。画像には注釈が4つあります(7、8、9および10)。注釈はオプションのストレージ拡張シェルフをOracle Database Appliance X6-2-HAに接続する方法を説明します。画像の下に「ストレージ拡張シェルフ」という表があります。この表は、注釈に関連付けられているポートと、各ケーブルの始点および終点について説明します。この代替テキスト説明において、表の最初の列は画像の注釈の部分について説明します。表の残りの3つの列は、注釈とその目的、および各ケーブルの始点と終点を説明します。

注意:

次のケーブルはOracle Database Applianceに同梱されています。

このページのネットワーク・ケーブル接続の図では、10GBase-T (銅線)パブリック・ネットワーキングをサポートしており、2つのサーバー間のインターコネクトにInfiniBandを使用しています。10GbE SFP+ (ファイバー)パブリック・ネットワーキングのサポートは、Oracle Database Appliance X6-2-HAをInfiniBand PCIeカードではなく10GbE SFP+ PCIeカードとともに注文した場合のオプションです。Oracle Database Appliance X6-2-HAを10GbE SFP+ PCIeカードとともに購入した場合は、ネットワークのケーブル配線の手順についてドキュメントを参照してください。


表 - ストレージ拡張シェルフ

画像の説明 注釈および目的 始点 - コンピュート・ノード 終点 - ストレージ拡張シェルフ

注釈3はダーク・ブルーに色分けされています。ダーク・ブルーの線はノード0とストレージ・シェルフの間の接続を示します。

7. ダーク・ブルーのSASケーブルの接続

ノード1、PCIeスロット2のダーク・ブルーのポート(SAS0)に接続

上部IOモジュールのダーク・ブルーのポート(ポート0)に接続

注釈4はライト・ブルーに色分けされています。ライト・ブルーの線はノード0とストレージ・シェルフの間の接続を示します。

8. ライト・ブルーのSASケーブルの接続

ノード1、PCIeスロット3のライト・ブルーのポート(SAS1)に接続

下部IOモジュールのライト・ブルーのポート(ポート0)に接続

注釈5はダーク・レッドに色分けされています。ダーク・レッドの線はノード0とストレージ・シェルフの間の接続を示します。

9. ダーク・レッドのSASケーブルの接続

ノード0、PCIeスロット2のダーク・レッドのポート(SAS1)に接続

上部IOモジュールのダーク・レッドのポート(ポート1)に接続

注釈6はライト・レッドに色分けされています。ライト・レッドの線はノード0とストレージ・シェルフの間の接続を示します。

10. ライト・レッドのSASケーブルの接続

ノード0、PCIeスロット3のライト・レッドのポート(SAS0)に接続

下部IOモジュールのライト・レッドのポート(ポート1)に接続


Oracle Database Applianceのデプロイの準備

これは、Oracle Database Appliance X6-2-HAポスターつまりブックレットの2ページを説明する代替テキストです。

ブックレットの2ページは、Oracle Database Appliance X6-2-HAのデプロイの準備について説明します。

ステップ1: ハードウェアの設定およびMy Oracle Supportへの登録

ステップ1はブックレットの2ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

  1. 次の場所にあるOracle Database Applianceオーナーズ・ガイドの手順に指定されているとおりに、システムのハードウェアが正しく設定およびマウントされていることを確認します。http://www.oracle.com/goto/oda/docs

  2. 場所に適した正しい電源ケーブルが同梱されていることを確認します。

  3. Oracle Database Applianceには、2つのサーバー間のインターコネクト用のネットワーク・ケーブルが同梱されています。パブリック・ネットワーク用ケーブルはOracle Database Applianceに同梱されていません。

  4. ハードウェア・ベンダーからハードウェア・サポートID (SI)を取得します。

  5. My Oracle SupportプロファイルにOracle Database Applianceで受け取ったハードウェアSIおよび新規ソフトウェア・ライセンスを追加します。各SIの登録には最大24時間かかる場合があります。

    注意:

    登録済のハードウェアおよびソフトウェアのSIがないと、オラクル社からソフトウェアまたはサポートを取得できません。

ステップ2: ネットワーク構成の計画

ステップ2はブックレットの2ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベルAを使用してリストされています。この代替説明では、ステップAは段落です。

ネットワーク管理者から次のネットワーク情報およびクラスタ情報を収集します。

  • 一般的なネットワーク情報

    • ドメイン名(例: example.com)

    • ドメイン・ネーム・サーバー・アドレス

    • (オプション)ネットワーク・タイム・プロトコル・サーバー・アドレス

  • クラスタ・ネットワーク情報

    • 単一クライアント・アクセス名(SCAN)および2つのアドレス(例: hrsys-scanおよび192.0.2.16、192.0.2.17)

    • パブリック・ネットワーク用のネットマスク(例: 255.255.252.0)

    • パブリック・ネットワーク用のゲートウェイ(例: 192.0.2.1 )

ステップ3: ネットワーク構成の計画(続き)

ステップ3はブックレットの2ページにあります。このステップはステップ2の続きです。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベルBを使用してリストされています。この代替説明では、ステップBはリストがある段落です。

ネットワーク管理者から次のクラスタ・ノード情報を収集します。

  • ノード0のネットワーク情報

    • パブリック名およびアドレス(例: hrsys0および192.0.2.18)

    • VIP名およびアドレス(例: hrsys0-vipおよび192.0.2.19)

  • ノード1のネットワーク情報

    • パブリック名およびアドレス(例: hrsys1および192.0.2.20)

    • VIP名およびアドレス(例: hrsys1-vipおよび192.0.2.21)

注意:

パブリック、VIPおよびSCAN IPアドレスは同じサブネット上に存在する必要があります。

Oracle Database Appliance Virtualized Platformの場合、ネットワーク管理者はdom0、ODA_BASEおよび仮想マシンの追加のIPアドレスを指定する必要があります。

ステップ4: Oracle ILOM構成の設定(オプション)

ステップ4はブックレットの2ページにあります。

Oracle Database Applianceをオペレーティング・システムとは切り離して管理するように、Oracle Integrated Lights Out Manager (Oracle ILOM)を構成します。

Oracle ILOMネットワークに対して次の情報を収集します。

  • ノード0のOracle ILOMの名前およびアドレス(例: hrsysilom1および10.0.0.3)

  • ノード1のOracle ILOMの名前およびアドレス(例: hrsysilom2および10.0.0.4)

  • 管理ネットワーク用のネットマスク(例: 255.255.255.0)

  • 管理ネットワーク用のゲートウェイ(例: 10.0.0.1)

ステップ5: ソフトウェアおよびデータベース構成の選択計画

ステップ5はブックレットの2ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

  1. 次のようにソフトウェア・インストールの選択内容を計画します。

    • 構成タイプ: Custom

    • システム名(例: hrsys)

    • リージョン(例: America)

    • タイムゾーン(例: America/Los_Angeles)

    • デプロイメント・タイプ(例: Oracle Real Application Clusters)

    • ディスク・グループの冗長性: 高(3方向ミラー化)または標準(双方向ミラー化)

    • データベース・バックアップ(例: External)。ローカル・アプライアンスの内部バックアップでは使用可能なディスク領域の60%がアーカイブ・ログとバックアップに使用され、外部バックアップでは使用可能なディスク領域の20%がアーカイブ・ログに使用されます。

  2. 次のフィールドに情報を入力する準備をします。

    • Database Name(例: hrdb)

    • DB Class(例: odb-02)

    • Database Language(例: English)

    • Database Block Size(例: 8192)

    • Database Character Set(例: AL32UTF8)

    • Database Territory(例: America)

ステップ6: Oracle Auto Service RequestおよびOracle Cloud File Systemのサイズに対する計画

ステップ6はブックレットの2ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

  1. (オプション) Oracle Auto Service Request (Oracle ASR)を構成するには、次の内容を指定する準備をします。

    • デプロイメントに使用するプロキシ・サーバー名

    • プロキシ・サーバー・ポート

    • プロキシ・ユーザー名

    • プロキシ・パスワード

    • Oracleオンライン・アカウントのユーザー名

    • Oracleオンライン・アカウントのパスワード

  2. (オプション)外部Oracle ASR Managerを構成します。

    • Oracle ASR ManagerのIP/ホスト名

    • Oracle ASR Managerポート

    • My Oracle Supportアカウントのユーザー名およびパスワード

    Oracle ASRに関する詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/systems/asr/overview/index.htmlを参照してください。

  3. Oracle Cloud File Systemのデフォルトの名前およびサイズを変更するには、次の内容を指定する準備をします。

  • ファイル・システムの名前(デフォルトの名前は/cloudfsです)

  • ファイル・システムのサイズ(デフォルトのサイズは50GBです)

注意:

「Deployment Type」、「Database Clas」またはその他のオプションなどの構成オプションの詳細は、Oracle Appliance Managerコンフィギュレータのオンライン・ヘルプを参照してください。

ステップ7: ソフトウェアのダウンロード

ステップ7はブックレットの2ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。サブステップでは英字ラベル(a、b)が使用されています。

  1. (推奨) Oracle Appliance Managerコンフィギュレータをダウンロードします。:

    http://www.oracle.com/technetwork/database/database-appliance/overview/index.html
    1. コンフィギュレータを実行します。可能な場合はOracle Database Applianceのインストールを予定している、ローカルのネットワーク上のコンピュータで行います。

    2. コンフィギュレータを使用して構成の選択内容を入力し、検証します。これで実際のデプロイメント時に使用可能な構成ファイルが作成されます。デプロイメント時にOracle Database Applianceから直接Oracle Appliance Managerコンフィギュレータを実行することもできます。

  2. My Oracle Supportノート888888.1の指示に従います:

    http://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_afrLoop=588139847441904&id=888888.1
    1. ネットワーク上のローカル・コンピュータに最新のソフトウェア(Oracle Database Applianceエンドユーザー・バンドル)をダウンロードします。

    2. 最新のOracle Database Applianceパッチ・バンドルをダウンロードします。これはデプロイメントの前または後に適用する必要があります。READMEファイルを確認します。

ステップ8: Oracle Database Applianceの情報の確認

ステップ8はブックレットの2ページにあります。

Oracle Database Appliance X6-2-HAベア・メタルの設定

これは、Oracle Database Appliance X6-2-HAポスターつまりブックレットの2ページを説明する代替テキストです。

ブックレットの3ページは、Oracle Database Appliance X6-2-HAのベア・メタルの設定について説明します。

ステップ1: 電源ケーブルおよびパブリック・ネットワーク用ケーブルの接続

ステップ1はブックレットの3ページにあります。このステップにはアプライアンスの図解が含まれており、画像の最上部にノード1が、ノード1の下にノード0が、そして画像の最下部にストレージ・シェルフがあります。画像には注釈が3つあります(1、2および3)。この代替テキスト説明では、注釈に関連付けられたポートおよび説明がここにリストされています。

注釈番号および説明:

  • 注釈1: 電源装置(PSU)への5つの電源接続

  • 注釈2: (オプション) Oracle Integrated Lights Out Manager (Oracle ILOM)用の2つのイーサネット・ポート

  • 注釈3: (オプション) USBポートおよびVIDEOポート

ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

重要: 続行する前に、ページ1の説明に従って、サーバー・ノード、ストレージ・システムおよびインターコネクトをケーブル接続します。両方のノードで、次のように接続します。

  1. 電源装置(PSU)に電源を接続。注釈1はノード1、ノード0およびストレージ・シェルフの電源の場所を示します。

  2. (オプション) Oracle Integrated Lights Out Manager (Oracle ILOM)のネットワーク管理にイーサネットを接続。注釈2はノード1およびノード0のイーサネット・ポートの場所を示します。

  3. (オプション)ノード0でのみ、キーボードおよびマウスをUSBに、ビデオ・ディスプレイをVIDEOに接続。注釈3はノード0のキーボードおよびマウスUSBポートならびにVIDEOポートの場所を示します。

ステップ2: システムの起動

ステップ2はブックレットの3ページにあります。このステップのブックレットでは、システムの起動ステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

このステップにはアプライアンスの一部の図解が含まれており、3つの注釈(4、5および6)があります。この代替テキスト説明では、注釈に関連付けられたポートおよび説明がここにリストされています。

注釈番号および説明:

  • 注釈4: SP OK LEDライト。

  • 注釈5: 電源ボタン。

  • 注釈6: 電源OK LEDライト。

電源装置に電源を接続します。

  1. ストレージ・シェルフおよびオプションのストレージ拡張シェルフの電源をオンにします。

  2. 各ノードで、緑色のSP OK LED (4)が常時点灯したら、電源ボタン(5)を押します。

  3. 電源OKラベルが付いた緑のLEDライトが常時点灯するまで待機します。これは、システムの起動の手続きが完了してデプロイメントの準備が整ったことを意味します。電源OKのLEDは、数分間点滅した後に点灯します。電源ボタンを何度も押さないでください。ブックレットのステップ2の図解では、電源OK LEDには注釈ラベル番号6のマークが付いています。

ステップ3: ストレージの検証

ステップ3はブックレットの3ページにあります。

ストレージのケーブル接続が正しく構成されていることを確認するには、パスワードwelcome1を使用してrootとしてコンソールにログインし、次のoakcli validateコマンドを実行します。

/opt/oracle/oak/bin/oakcli validate -c storagetopology

ステップ4: ネットワークの構成

ステップ4はブックレットの3ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではネットワークを構成するステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

ネットワークを構成すると、scpを使用してファイルをOracle Database Applianceにコピーできるようになります。ネットワーク管理者に問い合せて、初期構成の完了に必要な情報を取得してください

  1. パスワードwelcome1を使用して、rootとしてコンソールにログインします。

  2. 次のコマンドを使用してネットワークを構成します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli configure firstnet 
  3. 「Global」オプションを選択し、入力を求められたらドメイン名、DNSサーバー、ホスト名、ネットワーク・インタフェース、ノードのIPアドレス、ネットワーク・マスクおよびゲートウェイを入力します。

  4. vncserverと入力してvncサーバーを起動します。

ステップ5: Oracle Database Applianceエンドユーザー・バンドルのダウンロード

ステップ5はブックレットの3ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではエンド・ユーザー・バンドルをダウンロードするステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

  1. 外部クライアントのブラウザからMy Oracle Supportにログオンします。My Oracle Supportノート888888.1を読んで最新のソフトウェア・バージョンを確認します。http://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_afrLoop=588139847441904&id=888888.1

  2. Oracle Appliance Managerソフトウェアのバージョンが最新かどうか判断するには、次のコマンドを実行します。/opt/oracle/oak/bin/oakcli show version -detail

    ご使用のバージョンが古い場合は、次のノートで説明されているとおりに基本イメージを更新します。http://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_afrLoop=588139847441904&id=888888.1

  3. エンドユーザー・バンドルのzipファイルを次のURLからダウンロードします。https://updates.oracle.com/download/12978712.html

  4. scpを使用して、Oracle Database Applianceエンドユーザー・バンドルをノード0上の場所(/tmpなど)にコピーします。

  5. (オプション) Oracle Appliance Managerコンフィギュレータで作成された構成ファイルをノード0上の場所(/tmpなど)にコピーします。

ステップ6: Oracle Database Applianceエンドユーザー・バンドルの解凍

ステップ6はブックレットの3ページにあります。

oakcli unpack –packageコマンドを使用します。たとえば、[root@oak1]#プロンプトで次のように入力します。/opt/oracle/oak/bin/oakcli unpack -package /tmp/p12978712_xxxxx_Linux-x86-64.zip

「Configuration Type」ウィンドウでは、「Typical」構成または「Custom」構成を選択できます。「Custom」を選択すると、次のことを実行できます。

  • (オプション)NTPサーバーの構成(デフォルトはクラスタ時刻同期化サービス)。

  • (オプション)Oracle ILOMの構成および設定。

  • (オプション)追加のネットワーク・インタフェースの指定(2つの追加結合10GBインタフェースと1つの追加10GBインタフェース)

  • (オプション)Oracle Auto Service Requestの構成。

  • (オプション) /cloudfsファイル・システムのサイズ変更(デフォルトは50GB)

ステップ7: Oracleソフトウェアのデプロイ

ステップ7はブックレットの3ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

  1. ホスト名にノード0およびポートに5901を指定し、VNCを使用してノード0に接続します。

  2. 次のコマンドを入力します。[root@oak1]# /opt/oracle/oak/bin/oakcli deploy

    • Oracle Appliance Managerの「Welcome」画面が開きます。

      ステップの中ほどにOracle Appliance Managerの「Welcome」画面の画像が表示されています。

    • (オプション) Oracle Appliance Managerコンフィギュレータを使用して構成ファイルを保存した場合、「Browse」をクリックしてファイルをロードします。

    • 「Next」をクリックします。

  3. 「Configuration Type」画面が開きます。構成ごとに選択して、「Next」をクリックします。

  4. 後続の各画面が表示されたら、要求された情報を入力します。

ステップ8: Oracle Database Applianceのデプロイメントの実行

ステップ8はブックレットの3ページにあります。

構成情報の入力後、「Install」をクリックしてデプロイメントを開始します。

デプロイメントを終了するには約1時間かかります。

ステップにOracle Appliance Managerの「Summary」画面の画像が表示されています。このサマリーにはOracle Appliance Managerの画面で選択したすべての構成オプションがリストされています。

Oracle Database Appliance X6-2-HA仮想プラットフォームの設定

これは、Oracle Database Appliance X6-2-HAポスターつまりブックレットの4ページを説明する代替テキストです。

ブックレットの4ページは、Oracle Database Appliance X6-2-HAの仮想プラットフォームの設定について説明します。

ステップ1: 電源ケーブルおよびパブリック・ネットワーク用ケーブルの接続

ステップ1はブックレットの4ページにあります。このステップにはアプライアンスの図解が含まれており、画像の最上部にノード1が、ノード1の下にノード0が、そして画像の最下部にストレージ・シェルフがあります。画像には注釈が3つあります(1、2および3)。この代替テキスト説明では、注釈に関連付けられたポートおよび説明がここにリストされています。

注釈番号および説明:

  1. 電源装置(PSU)への5つの電源接続

  2. (オプション) Oracle Integrated Lights Out Manager (Oracle ILOM)用の2つのイーサネット・ポート

  3. (オプション) USBポートおよびVIDEOポート

ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

重要: 続行する前に、ページ1の説明に従って、サーバー・ノード、ストレージ・システムおよびインターコネクトをケーブル接続します。両方のノードで、次のように接続します。

  • 注釈1: 電源装置(PSU)に電源を接続します。注釈1はノード1、ノード0およびストレージ・シェルフの電源の場所を示します。

  • 注釈2: (オプション) Oracle Integrated Lights Out Manager (Oracle ILOM)のネットワーク管理にイーサネットを接続します。注釈2はノード1およびノード0のイーサネット・ポートの場所を示します。

  • 注釈3: (オプション)ノード0でのみ、キーボードおよびマウスをUSBに、ビデオ・ディスプレイをVIDEOに接続します。注釈3はノード0のキーボードおよびマウスUSBポートならびにVIDEOポートの場所を示します。

ステップ2: システムの起動

ステップ2はブックレットの4ページにあります。このステップのブックレットでは、システムの起動ステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

このステップにはアプライアンスの一部の図解が含まれており、3つの注釈(4、5および6)があります。この代替テキスト説明では、注釈に関連付けられたポートおよび説明がここにリストされています。

注釈番号および説明:

  • 注釈4: SP OK LEDライト。

  • 注釈5: 電源ボタン。

  • 注釈6: 電源OK LEDライト。

電源装置に電源を接続します。

  1. ストレージ・シェルフおよびオプションのストレージ拡張シェルフの電源をオンにします。

  2. 各ノードで、緑色のSP OK LED (4)が常時点灯したら、電源ボタン(5)を押します。

  3. 電源OKラベルが付いた緑のLEDライトが常時点灯するまで待機します。これは、システムの起動の手続きが完了してデプロイメントの準備が整ったことを意味します。電源OKのLEDは、数分間点滅した後に点灯します。電源ボタンを何度も押さないでください。ブックレットのステップ2の図解では、電源OK LEDには注釈ラベル番号6のマークが付いています。

ステップ3: 仮想マシン・イメージの検証

ステップ3はブックレットの4ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではネットワークを構成するステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

Oracle Virtual Machineイメージがインストール済であることを確認します。

  1. パスワードwelcome1を使用して、rootとしてdom0にログインします。

  2. 次のoakcli show env_hwコマンドを実行して、Oracle Database Appliance用のOracle Virtual Machineイメージがインストールされていることを確認します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli show env_hw
  3. 生成された出力に文字列VM-Dom0が含まれない場合、またはコマンドがその他のエラーで失敗した場合、Oracle Database Appliance Virtualized Platformイメージをインストールする必要があります。

注意:

Oracle Database Appliance仮想プラットフォーム・イメージをインストールするには、My Oracle Supportノート1520579.1の手順を実行してください。https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=1520579.1

ステップ4: ネットワークの構成

ステップ4はブックレットの4ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではネットワークを構成するステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

ネットワークを構成すると、scpを使用してファイルをOracle Database Applianceにコピーできるようになります。ネットワーク管理者に問い合せて、初期構成の完了に必要な情報を取得してください。

  1. パスワードwelcome1を使用して、rootとしてDOM0にログインします。

  2. 次のコマンドを使用してネットワークを構成します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli configure firstnet 
  3. 「Global」オプションを選択し、入力を求められたらドメイン名、DNSサーバー、ホスト名、ネットワーク・インタフェース、ノードのIPアドレス、ネットワーク・マスクおよびゲートウェイを入力します。

ステップ5: ODA_BASEのデプロイおよびストレージの検証

ステップ5はブックレットの4ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

  1. 外部クライアントのブラウザからMy Oracle Supportにログオンします。My Oracle Supportノート888888.1を読んで最新のソフトウェア・バージョンを確認します。http://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_afrLoop=588139847441904&id=888888.1

  2. 次のURLからODA_BASEテンプレートをダウンロードして、dom0の/OVSディレクトリにテンプレートをコピーします。

    https://updates.oracle.com/download/16186172.html

  3. 次のコマンドを使用してODA_BASEをデプロイします。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli deploy oda_base
  4. 場所の入力を求められたら、ダウンロードしてコピーしたODA_BASEテンプレートのフルパス名を入力します。たとえば、/OVS/templateBuild-2014-04-19-02-33.tar.gzです

  5. ODA_BASEに割り当てるコア数とメモリー量を選択します。

  6. ストレージのケーブル接続が正しく構成されていることを確認するには、ホスト名にDom0、ポートに5900と指定してVNCを使用し、ODA_BASEに接続します。パスワードwelcome1を使用してrootとしてログインし、次のoakcli validateコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli validate -c storagetopology

ステップ6: ODA_BASEへのOracleソフトウェアのデプロイ

ステップ6はブックレットの4ページにあります。ブックレットにおいて、このステップではステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。

  1. 次のコマンドを使用してODA_BASEネットワークを構成します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli configure firstnet
  2. 「Global」オプションを選択し、入力を求められたらドメイン名、DNSサーバー、ホスト名、ネットワーク・インタフェース、ノードのIPアドレス、ネットワーク・マスクおよびゲートウェイを入力します。

  3. 次のコマンドを入力してODA_BASEでVNCサーバーを起動します。vncserver :1

  4. VNCクライアントを使用してODA_BASE IPアドレス(ステップAによる)および5901に接続します。

  5. 次のコマンドを入力します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli deploy
    
  6. Oracle Appliance Managerの「Welcome」ウィンドウが開きます。

ステップ7: ODA_BASEへのOracleソフトウェアのデプロイ(続き)

ステップ7はブックレットの4ページにあります。ブックレットにおいて、このステップでは3つのステップがGで始まる英字ラベルを使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップGは1、ステップHは2です。

  1. 「Next」をクリックします。

  2. 「Configuration Type」ウィンドウが開きます。構成オプションごとに選択して、「Next」をクリックします。

    [root@oak1]# /opt/oracle/oak/bin/oakcli deploy

    ステップの中ほどにOracle Appliance Managerの「Welcome」画面の画像が表示されています。

  3. 残りのウィンドウで、要求された情報を入力します。

注意:

「Custom」を選択すると、次のような「Typical」構成でデフォルト設定されるオプションを構成できます。

  • 通常のディスク冗長性

  • NTPサーバー

  • Oracle ILOM

  • 追加のネットワーク・インタフェース

  • Oracle Auto Service Request (Oracle ASR)

  • /cloudfsファイル・システムのサイズ(デフォルトは50GB)

ステップ8: Oracle Database Applianceのデプロイメントの実行

ステップ8はブックレットの4ページにあります。

構成情報の入力後、「Install」をクリックしてデプロイメントを開始します。

デプロイメントを終了するには約1時間かかります。

ステップにOracle Appliance Managerの「Summary」画面の画像が表示されています。このサマリーにはOracle Appliance Managerの画面で選択したすべての構成オプションがリストされています。

Oracle Database Applianceの詳細は、Oracle Technology Network (http://www.oracle.com/technetwork/database/database-appliance/overview/index.html)にアクセスしてください。

デプロイメントの詳細は、http://www.oracle.com/goto/oda/docsにアクセスしてください。また、クイック・レスポンス・コードをモバイル・デバイスでスキャンしてドキュメントを読み取ることもできます。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

サポート契約がある場合には、My Oracle Supportを通して電子支援をご利用いただけます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。


Oracle® Database Appliance X6-2-HAセットアップHTMLガイド, リリース12.1.2.8.1

E85934-01

Copyright © 2016, Oracle and/or its affiliates All rights reserved.

このオブジェクトは、リポジトリで使用できません。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are "commercial computer software" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs.No other rights are granted to the U.S. Government.

このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleおよびJavaはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

Intel、Intel Xeonは、Intel Corporationの商標または登録商標です。すべてのSPARCの商標はライセンスをもとに使用し、SPARC International, Inc.の商標または登録商標です。AMD、Opteron、AMDロゴ、AMD Opteronロゴは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標または登録商標です。UNIXはThe Open Groupの登録商標です。

このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。適用されるお客様とOracle Corporationとの間の契約に別段の定めがある場合を除いて、Oracle Corporationおよびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。適用されるお客様とOracle Corporationとの間の契約に定めがある場合を除いて、Oracle Corporationおよびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます。