Oracle® Database Appliance Oracle Database Appliance X6-2S/X6-2M/X6-2Lのデプロイfor Linux x64-86 リリース12.1.2.8.1 E85935-01 |
Oracle Database Appliance X6-2S/X6-2M/X6-2Lのデプロイ
リリース12.1.2.8.1
E85935-01(原本部品番号:E76903-01)
2016年10月
このドキュメントは、Oracle Database Appliance Oracle Database Appliance X6-2S、X6-2MおよびX6-2Lのデプロイに関する代替のテキスト説明です。
内容は次のとおりです。
この代替テキストのトピックでは、Oracle Database Appliance X6-2S/X6-2M/X6-2Lポスターつまりブックレットの1ページを説明するテキストを提供します。
ステップ1: My Oracle Supportへの登録
ステップ1はブックレットの1ページにあります。
場所に適した正しい電源ケーブルが同梱されていることを確認します。
ハードウェア・サポートID (SI)を取得します。
My Oracle SupportプロファイルにOracle Database Applianceで受け取ったハードウェアSIおよび新規ソフトウェア・ライセンスを追加します。各SIの登録には最大24時間かかる場合があります。
注意:
オラクル社からソフトウェアまたはサポートを取得するには、ハードウェアおよびソフトウェアのSIが登録されている必要があります。ステップ2: ネットワーク構成の計画
ステップ2はブックレットの1ページにあります。
ネットワーク管理者から次のネットワーク情報を収集します。
一般的なネットワーク情報
ドメイン名(例: example.com)
(オプション) DNSサーバー・アドレス
(オプション)ネットワーク・タイム・プロトコル・サーバー・アドレス
パブリック・ネットワークに使用するネットワーク・インタフェースの選択
Oracle Database Applianceに用意されているオプションは10GBase-Tおよび10GbE SFP+
システムへの接続に必要なパブリック・ネットワークの詳細
ホスト名およびIPアドレス(例: hrsys0および192.0.2.18)
パブリック・ネットワーク用のネットマスク(例: 255.255.252.0)
パブリック・ネットワーク用のゲートウェイ(例: 192.0.2.1)
(オプション)追加のネットワークを構成する権限
ステップ3: (オプション) Oracle ILOM構成の計画
ステップ3はブックレットの2ページにあります。
Oracle Database Applianceをオペレーティング・システムとは切り離して管理するように、Oracle Integrated Lights Out Manager (Oracle ILOM)を構成します。ネットワーク管理者から次のILOM詳細を収集します。
Oracle ILOMのホスト名およびIPアドレス(例: hrsysilom1および10.0.0.3)
ILOMネットワーク用のネットマスク(例: 255.255.255.0)
ILOMネットワーク用のゲートウェイ(例: 10.0.0.1)
ステップ4: ソフトウェアおよびデータベースの構成プロパティの計画
ステップ4はブックレットの2ページにあります。
次の構成プロパティを識別します。
ホスト名(例: hrsys)
リージョン(例: America)
タイムゾーン(例: America/Los_Angeles)
データベース・エディション(SEまたはEE)
(注意: SEはOracle Database Appliance X6-2S/X6-2Mにのみ適用されます)
(オプション)ディスク・グループの冗長性: 高(3方向ミラー化)または標準(双方向ミラー化)
バックアップ・ロケーション・タイプ(例: 外部)
データ用に予約されているストレージの割合
Database Name(例: hrdb)
データベースのバージョン(例: 12.1.2.0.2)
データベースのシェイプ(例: odb1)
Database Language(例: English)
Database Character Set(例: AL32UTF8)
Database Territory(例: America)
データベースの各国語文字セット(例: AL16UTF16)
コンテナ・データベース(yesまたはno)
(オプション) PDB名
ストレージ・タイプ(ACFSまたはASM)
ステップ5: (オプション) Oracle Auto Service Requestの計画
ステップ5はブックレットの3ページにあります。
Oracle Database Appliance内にOracle Auto Service Request (Oracle ASR)を構成することも、外部ASR Managerを構成することもできます。ASRに関する詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/systems/asr/overview/index.htmlを参照してください。
Oracle Auto Service Request (Oracle ASR)を構成するには、次の内容を指定します。
My Oracle Supportアカウントのユーザー名
My Oracle Supportアカウントのパスワード
SNMPバージョン
(オプション) デプロイメントに使用するプロキシ・サーバー名
(オプション) プロキシ・サーバー・ポート
(オプション) プロキシ・ユーザー名
(オプション) プロキシ・パスワード
外部ASR Managerを構成する場合、次の内容も必要です。
ASRマネージャのIP、ホスト名
ASRマネージャのポート
ステップ6: ソフトウェアのダウンロード
ステップ6はブックレットの3ページにあります。
My Oracle Supportノート888888.1の指示に従います:
http://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_afrLoop=588139847441904&id=888888.1ネットワーク上のローカル・コンピュータにOracle Database Applianceシングル・インスタンス・ソフトウェア・バンドル(SIB)ファイルをダウンロードします。
ステップ7: Oracle Database Applianceの情報の確認
ステップ7はブックレットの4ページにあります。
Oracle Database Applianceオンライン・ドキュメント・ライブラリにあるこのポスターの最新バージョンを確認します。
http://docs.oracle.com/en/engineered-systems/#oracle-database-applianceOracle Technology NetworkでOracle Database Applianceのホワイト・ペーパーを確認します。http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/engineered-systems/database-appliance/index.html
Oracle Database Appliance情報センター(My Oracle Supportノート1417713.2に記載)を確認します。
http://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=1417713.2
Oracleソフトウェアおよびハードウェア製品の最新情報を確認します。 http://www.oracle.com/
この代替テキストのトピックでは、Oracle Database Appliance X6-2S/X6-2M/X6-2Lポスターつまりブックレットのデプロイメント・セクションを説明するテキストを提供します。
ステップ1: ネットワークおよび電源のラックへの取付け、ケーブル配線および接続
ステップ1はブックレットの4ページにあります。
システム・ハードウェアが正しく設定されマウントされていることを確認します。詳細は、Oracle Database Applianceオーナーズ・ガイドを参照してください。
http://docs.oracle.com/en/engineered-systems/#oracle-database-appliance
重要
7ページの指示に従ってOracle Database Applianceをケーブル配線しますブックレットの箇条書きは、この代替のテキスト説明では、明確にするために番号が付いた手順ステップとしてリストされています。接続手順は、次のステップで構成されます。
電源を電源装置(PSU)に接続します
(オプション) ILOMネットワーク管理のネットワーク・ケーブルのプラグを差し込みます
キーボードおよびマウスをUSBポートに接続し、ビデオ表示をVGAポートに接続します
ポスターの7ページには、アプライアンスの図解およびケーブルを接続するポートが示されています。8ページには注釈番号および各注釈の説明の表があります。この代替テキスト説明では、注釈に関連付けられたポートおよび説明がここにリストされています。
ポートは注釈番号を使用してリストおよび説明されています。
電源ケーブル
ILOMネット管理インタフェース・ポートで、ハードウェアにILOM NET MGTのラベルが付いています。これはサービス・プロセッサ10/100/1000 Base-Tネットワーク・インタフェースです。
(オプション) ILOMサーバー管理インタフェース・ポートで、ハードウェアにILOM SER MGTのラベルが付いています。これはサービス・プロセッサRJ-45シリアル・ポートです。
10ギガビットEthernetネットワーク・インタフェース・ポートで、注釈の図では10 GbEのラベルが付いています。これはRJ-45コネクタのポートです(btbond1
)。
10ギガビットEthernetネットワーク・インタフェース・ポートで、注釈の図では10 GbEのラベルが付いています。これはRJ-45コネクタのポートです(btbond2
)。Oracle Database Appliance X6-2Sでは、このポートは使用できません。
(オプション) 10ギガビットEthernetデュアルレートSFPポートで、注釈の図では10 GbEデュアルレートSFP+ポートのラベルが付いています(sfpbond1
)。
ステップ2: システムの起動
ステップ2はブックレットの4ページにあります。このステップのブックレットでは、システムの起動ステップが英字ラベル(A、B)を使用してリストされています。この代替の説明では数字を使用します。ステップAは1、ステップBは2です。
ハードウェアのSP OK LEDラベルが付いた緑のLEDライトが点灯した後は、電源ボタンを押してシステムを起動します。ブックレットのステップ2の図解では、SP OK LEDには注釈ラベル番号1のマークが付いています。ブックレットのステップ2の図解では、電源ボタンには注釈ラベル番号2のマークが付いています。
電源OKラベルが付いた緑のLEDライトが点灯するまで待機します。これは、システムの起動の手続きが完了してデプロイメントの準備が整ったことを意味します。電源OKのLEDは、数分間点滅した後に点灯します。電源ボタンを何度も押さないでください。ブックレットのステップ2の図解では、電源OK LEDには注釈ラベル番号3のマークが付いています。
ステップ3: ネットワークのplumb
ステップ3はブックレットの5ページにあります。ブックレットの箇条書きは、この代替のテキスト説明では、明確にするために番号が付いた手順ステップとしてリストされています。
パスワードwelcome1
を使用して、rootとしてシステムにログインします。
構成するネットワークを選択し、コマンドconfigure-firstnet
を使用して構成します。
Oracle Database Appliance X6-2Sには、高度に使用可能な2つのネットワークがあります。Oracle Database Appliance X6-2M/X6-2Lには使用可能な3つのネットワークがあります。
10gBase-Tネットワーク・インタフェースまたは10GbE SFP+ネットワーク・インタフェースのいずれかを使用します。次のテキストは、コマンドを入力したときに表示される画面出力の例です。
# configure-firstnet Select the Interface to configure the network on (btbond1 sfpbond1) [btbond1]:btbond1 Configure DHCP on btbond1 (yes/no) [no]:no INFO: You have chosen Static configuration Enter the IP address to configure : 10.1.10.2 Enter the Netmask address to configure : 255.255.255.0 Enter the Gateway address to configure[10.1.10.1] : INFO: Plumbing the IPs now INFO: Restarting the network Shutting down interface btbond1:
ステップ4: Oracle Database Applianceソフトウェアのダウンロード
ステップ4はブックレットの5ページにあります。前にダウンロードしたOracle Database Applianceシングル・インスタンス・ソフトウェア・バンドル(SIB)をOracle Database Applianceにコピーします。
My Oracle Supportノート888888.1の指示に従います:
http://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_afrLoop=588139847441904&id=888888.1ネットワーク上のローカル・コンピュータに最新のソフトウェア(Oracle Database Applianceシングル・インスタンス・バンドル)ファイルをダウンロードします。
最新のOracle Database Applianceパッチ・バンドルをダウンロードします。これはデプロイメントの前または後に適用する必要があります。READMEファイルを確認します。
ステップ5: Oracle Database Applianceイメージの更新
ステップ5はブックレットの6ページにあります。Oracle Database Applianceを更新するには、コマンドodacli update-repository -f
をrootユーザーとして実行します。ステップ4でサーバーにコピーしたシングル・インスタンス・バンドル・ファイルのパスを指定します。複数のファイルをサーバーにコピーする場合は、カンマ区切りリストを使用してカンマの間に空白を含めずにファイル名を指定します。リストには、各ファイルの完全パスおよびファイル名を指定します。
次のコマンドの例では、バンドル・ファイルは/tmp
ディレクトリにあり、3つのファイルが-f
フラグを使用してリストに指定されています。
#odacli update-repository -f /tmp/oda-sm-12.1.2.7.0-160518-GI-12.1.0.2.zip,/tmp/oda-sm-12.1.2.7.0-160518-DB-12.1.0.2.zip,/tmp/oda-sm-12.1.2.7.0-160518-DB-11.2.0.4.zip
ステップ6: Oracle Database Applianceのデプロイ
ステップ6はブックレットの6ページにあります。ブックレットでは、ステップが英字リストを使用して示されています(1、2、3ではなくA、B、Cなど)。この代替のテキスト説明では明確にするために数字を使用します。
次のステップを実行して、Oracle Database Applianceをデプロイします。
次のURLをブラウザに入力します。ip-address
はステップ3で設定したIPアドレスです。
https://ip_address:7093/mgmt/index.html
たとえば、ステップ3に示されているアドレス10.1.10.2を使用して、次のコマンドを入力します。
https://10.1.10.2:7093/mgmt/index.html
ユーザー名: oda-admin
、パスワード: welcome1
を使用してアプライアンスにログインします。
「Appliance」ページで、「Deploy Appliance」をクリックします。
アプライアンスの構成情報を入力します。
構成を確認します。
「Submit」をクリックしてデプロイメントを開始します。
ステップ7: デプロイメントの進捗の監視
ステップ7はブックレットの6ページにあります。ユーザー・インタフェースでアクティビティのタブ・セクションを参照することで、デプロイメントの進捗を監視できます。
Oracle Database Applianceをデプロイするための一連のステップは、ステップ7で完了します。ブックレットの7ページには、アプライアンスのハードウェア、および注釈ラベルが付いたハードウェアのポートの図解があります。これらのポートはステップ1で説明されています。ブックレットの8ページは意図的に空白になっています。
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
サポート契約がある場合には、My Oracle Supportを通して電子支援をご利用いただけます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。
Oracle® Database Appliance Oracle Database Appliance X6-2S/X6-2M/X6-2L , リリース12.1.2.8.1
E85935-01
Copyright © 2016, Oracle and/or its affiliatesAll rights reserved.
このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。
ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。
このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。
U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are "commercial computer software" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs.No other rights are granted to the U.S. Government.
このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。
OracleおよびJavaはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。
Intel、Intel Xeonは、Intel Corporationの商標または登録商標です。すべてのSPARCの商標はライセンスをもとに使用し、SPARC International, Inc.の商標または登録商標です。AMD、Opteron、AMDロゴ、AMD Opteronロゴは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標または登録商標です。UNIXはThe Open Groupの登録商標です。
このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。適用されるお客様とOracle Corporationとの間の契約に別段の定めがある場合を除いて、Oracle Corporationおよびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。適用されるお客様とOracle Corporationとの間の契約に定めがある場合を除いて、Oracle Corporationおよびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます。