ソリューションとは、Oracle GoldenGateでサポートされ、プロジェクトに含まれるレプリケーション・パターンです。レプリケーション・パスとマッピング・グループの概念も、ソリューションの論理定義の一部です。論理の設計が完了すれば、レプリケーション環境の物理要素に合わせて、独自のデプロイメント・テンプレートで複数のデプロイメント・プロファイルをそれぞれに作成できます。1つのOracle GoldenGateプロジェクトに複数のソリューションを設定できます。
1つのソリューションとその表マッピング・グループは、任意の数の物理的な場所にデプロイできます。
代表的なソリューションは次のとおりです。
デプロイメント・プロファイル: デプロイに関するアーキテクチャ上のテンプレート、物理リソース、および追加のデプロイメント・オプションを記述します。
マッピング・グループ: Oracle GoldenGate Studioでは、ソースとターゲットの表マッピングと、それに関連するレプリケーション・ロジック(フィルタリングや競合解決ルールなど)のコレクション。リソース・ナビゲータからマッピング・エディタに表をドラッグ・アンド・ドロップする必要があります。次に、ソースとターゲットの表マッピングの関連付けを、Automapを使用して自動的に生成するか、ソースからターゲットへ、およびターゲットからソースへのドラッグ・アンド・ドロップによって作成することができます。また、スキーマおよび表レベルのマッピングでは、ワイルドカード文字(*)を使用できます。Oracleマルチテナントをサポートする場合は、データベース名が含まれるように手動でスキーマ名を編集する必要があります。
Oracle GoldenGate Studioには、すぐに使用できるソリューション・テンプレートが用意されており、ソリューションの作成およびデプロイに必要な時間を大幅に節減できます。