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Oracle® Smart View for Office開発者ガイド

E88265-01
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HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh

データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Essbase

説明

HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh()では、選択したデータ範囲のデータをそのまま使用してデータベースを更新します。選択範囲外のセルは無視され、それらのセルは上書き(またはリフレッシュ)されません。選択範囲は送信後に自動的にリフレッシュされないため、ユーザーは手動でグリッドをリフレッシュして、更新されたデータを取得する必要があります。送信を成功させるには、有効なグリッドを構成する範囲を選択する必要があります。一部の動作は、次に示したパラメータで制御できます。

注意:

  • データベースを更新できるかどうかは、送信者のアクセス権によって異なります。データを更新するためには、データベースに対して、少なくとも書込みアクセス権を持っている必要があります。

  • HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh関数を実行するには、この関数を呼び出す前に、シートがデータ・ソースに接続済であり、有効な範囲が選択されている必要があります。

  • 通常の送信には、HypSubmitData関数の使用をお薦めします。

構文

HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh(vtSheetName)

ByVal vtSheetName As Variant

ByVal vtSubmitBlankCellsAsMissing As Variant

ByVal vtRefreshGridAfterSubmit As Variant

ByVal vtUseWholeSheet As Variant

パラメータ

vtSheetName: 関数を実行するワークシートの名前。vtSheetNameがNullまたはEmptyの場合、アクティブなワークシートが使用されます。

vtSubmitBlankCellsAsMissing: 未使用。サポートされているバージョンのOracle Hyperion Provider Servicesが使用可能になるまで、Falseに設定されている必要があります。Trueに設定されると、サポートされていないProvider Servicesエラーが発生します。

vtRefreshGridAfterSubmit: Trueに設定されると、選択したグリッドの結果が送信後に表示されます。送信操作が行われなかった場合、シートは更新されません。Falseに設定されると、送信のみが行われ、選択内容はリフレッシュされません。

vtUseWholeSheet: 複数グリッド・シートでは無視されます。単一のアド・ホック・グリッド・シートの場合、Trueに設定されると、シート全体のコンテンツが使用されます。Falseに設定されると、選択範囲をグリッド範囲として使用します。

戻り値

選択したセルが正常に送信された場合は0を戻し、それ以外の場合は該当するエラー・コードを戻します。

Public Declare PtrSafe Function HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh Lib "HsAddin" (ByVal vtSheetName As Variant, ByVal vtSubmitBlankCellsAsMissing As Variant, ByVal vtRefreshGridAfterSubmit As Variant, ByVal vtUseWholeSheet) As Long

Sub SubmitFreeform()
   sts = HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh("Sheet1", False, True, True) 
    'submits the whole grid in the sheet and refreshes the grid with result
   sts = HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh("Sheet1", False, False, False) 
    'submits only the selected grid range and no refresh is performed, 
    'so the sheet content is left as is
End Sub