Oracle Big Data Applianceリリース4 (4.1)の変更点は次のとおりです。
新機能
ソフトウェアのアップグレード
Cloudera's Distribution including Apache Hadoop 5.3.0
Cloudera Manager 5.3.0
Perfect Balance 2.3.0
Oracle Big Data SQL1.1
Oracle Big Data Connectors 4.1
Oracle Linux 6.5
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle Big Data SQL1.1
Copy to BDA
このユーティリティを使用すると、問合せ時間を改善する目的で、比較的静的な表をOracleデータベースからHadoopにコピーできます。
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle NoSQL Databaseのサポート
Oracle Exadata Database Machine上のOracleデータベースでは、Oracle Big Data SQLを使用してOracle NoSQL Databaseを実行しているクラスタに接続できます。
Parquetのサポート
CDH 5.2以降のバージョンには、Apache Parquetファイル形式をサポートするHive 0.13が含まれています。このファイル形式は、Cloudera Impalaおよびその他のHadoopソフトウェアによって使用されます。
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle NoSQL Database
bdacli admin_cluster
コマンドは、修復または交換が必要なOracle NoSQL Databaseノードをサポートします。
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
その他の変更点
Oracle Big Data Appliance X5-2
Oracle Big Data Appliance 4.1ソフトウェアでは、Oracle Big Data Appliance X5-2のサーバー・ハードウェアがサポートされています。
「サーバー・コンポーネント」を参照してください。
Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティ
このユーティリティは、2つの新しい構成ファイルを生成します。
network.json
: BdaDeploy.json
に取ってかわりました。ソフトウェアのアップグレードでは、Mammothは既存のBdaDeploy.json
をnetwork.json
に変換します。新しいインストールにはnetwork.json
があります。
networkexpansion.json
: BdaExpansion.json
に取ってかわりました。
「構成ファイルについて」を参照してください。
CDHデプロイ
MammothはRPMのかわりにパーセルを使用してCDHをデプロイします。
Apache Sentry
Apache Sentryのインストールには、sentry-provider.ini
を前提条件として必要としません。
非推奨になった機能
次の機能はこのリリースで非推奨になったため、今後のリリースでサポートされません。
Mammoth再構成ユーティリティ
bdacli
ユーティリティは、mammoth-reconfig
に取ってかわりました。mammoth-reconfig
ユーティリティは、ディスク暗号化パスワードを変更するためにのみ必要です。
「bdacli」を参照してください。
MapReduce 1 (MRv1)
YARN (MRv2)は、MRv1に取ってかわりました。Oracle Big Data Applianceバージョン3.xおよび4.xでMRv1を引き続き使用する場合は、Mammothを使用してソフトウェアのパッチの適用またはアップグレードを実行する前にOracleサポートに連絡してください。
ディスク暗号化
将来のリリースでは、現行のシステムがより柔軟で強固な新しい暗号化システムに置き換わります。