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Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド
ODAC 12.2c リリース1 (12.2.0.1) for Microsoft Windows
E88311-03
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デバッグ・トレース

ODP.NETではデバッグ・トレースをサポートしています。これにより、ODP.NETのすべてのアクティビティをトレース・ファイルに記録できます。複数のレベルのトレースを使用できます。

プロバイダは次の情報をログに記録できます。

ODP.NETでトレースを有効にするには、TraceFileLocationTraceLevelおよびTraceOptionをWindowsレジストリまたはXML構成ファイルに適切に設定する必要があります。ODP.NET管理対象ドライバと管理対象外ドライバは、XML構成ファイルをサポートします。Windowsレジストリ設定は、ODP.NET管理対象外ドライバでのみ使用できます。

ODAC 12cリリース4では、ODP.NETはデフォルトでトレース・ファイルの書込みに新しいディレクトリを使用します。

Windowsユーザーの一時フォルダは、Windows TMPまたはTEMP環境変数など、ローカルのWindows設定で定義されています。通常、C:\tempまたはC:\Users\<user name>\AppData\Local\Tempです。ODP.NETは、トレース・ファイルを作成するたびにトレースが作成されたWindowsイベント・ログにエントリを作成します。

特にODP.NET管理対象外ドライバでは、ODP.NET管理対象ドライバのようにTraceFileLocationがサポートされるようになりました。TraceFileLocationは、トレース・ファイルが作成されるディレクトリを定義します。TraceFileNameTraceFileLocationも、デフォルトではWindowsレジストリに作成されません。

関連項目:

詳細は、Oracle Data Provider for .NETの構成を参照してください