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Oracle® SQL Developer Oracle TimesTen In-Memory Databaseサポート・ユーザーズ・ガイド
リリース4.0
E50146-01
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8 キャッシュ・グループの操作

この章では、キャッシュ・グループで実行する操作について説明します。内容は次のとおりです。

キャッシュ・グループのロードまたはリフレッシュ

「キャッシュ・グループ」ノードの左側にある「+」をクリックして、キャッシュ・グループのリストを表示します。次に、ロードまたはリフレッシュ対象のキャッシュ・グループの名前を右クリックします。「ロード」をクリックしてキャッシュ・グループをロードするか、「リフレッシュ」をクリックしてキャッシュ・グループをリフレッシュします。

図8-1 キャッシュ・グループの操作

図8-1の説明が続く
「図8-1 キャッシュ・グループの操作」の説明

キャッシュ・グループをロードまたはリフレッシュするには、キャッシュ・エージェントが実行中である必要があります。キャッシュ・エージェントの起動方法の詳細は、「キャッシュ・エージェントの起動および停止」を参照してください。

自動リフレッシュが定義された読取り専用キャッシュ・グループまたはユーザー管理キャッシュ・グループでは、キャッシュ・グループをロードまたはリフレッシュする前に、自動リフレッシュ状態を一時休止に設定する必要があります。キャッシュ・グループの自動リフレッシュ状態の変更の詳細は、「キャッシュ・グループの自動リフレッシュ属性の変更」を参照してください。

「ロード」または「リフレッシュ」ダイアログの「プロンプト」タブで、「n行ごとにコミット」フィールドに数値を指定して、キャッシュ・グループにロードまたはリフレッシュされる行の数に基づいて、ロードまたはリフレッシュ操作中にコミットが発行される頻度を示します。デフォルトでは、キャッシュ・グループで256行がロードまたはリフレッシュされるたびに、トランザクションがコミットされます。

「ロード」または「リフレッシュ」ダイアログ・ボックスの「プロンプト」タブにある「パラレルに実行するスレッドの数」フィールドで、ロードまたはリフレッシュ操作で生成または使用するキャッシュ・エージェント・プロセス・スレッドの数を指定します。ロードまたはリフレッシュ操作のパラレル処理によって、操作のスループットが向上する場合があります。このフィールドに10を超える値は指定できず、パラレルのロードまたはリフレッシュ操作専用のシステムのCPUの数を超えないようにする必要があります。デフォルト値1は、ロード操作またはリフレッシュ操作が順次処理されることを示します。キャッシュ・グループのパラレル・ロードまたはパラレル・リフレッシュの詳細は、『Oracle In-Memory Database Cacheユーザーズ・ガイド』の多数のキャッシュ・インスタンスのロードおよびリフレッシュにおけるパフォーマンスの向上に関する説明を参照してください。

「ロード」または「リフレッシュ」ダイアログの「プロンプト」タブにある「WHERE句」フィールドで、ロードまたはリフレッシュ操作にオプションのWHERE句を指定できます。AWT、SWT、または自動リフレッシュが定義されていないユーザー管理キャッシュ・グループでのロードまたはリフレッシュ操作にWHERE句を使用できます。ロードまたはリフレッシュ操作でのWHERE句の指定の詳細は、『Oracle In-Memory Database Cacheユーザーズ・ガイド』のキャッシュ・グループのロードおよびリフレッシュに関する説明を参照してください。

「適用」をクリックして、キャッシュ・グループをロードまたはリフレッシュします。

キャッシュ・グループのロードまたはリフレッシュの詳細は、『Oracle In-Memory Database Cacheユーザーズ・ガイド』のキャッシュ・グループのロードおよびリフレッシュに関する説明を参照してください。

キャッシュ・グループのアンロード

「キャッシュ・グループ」ノードの左側にある「+」をクリックして、キャッシュ・グループのリストを表示します。次に、アンロード対象のキャッシュ・グループの名前を右クリックします。「アンロード」を選択して、キャッシュ・グループをアンロードします。図8-1「キャッシュ・グループの操作」を参照してください。

「アンロード」ダイアログの「プロンプト」タブにある「WHERE句」フィールドで、アンロード操作にオプションのWHERE句を指定します。AWT、SWT、または自動リフレッシュが定義されていないユーザー管理キャッシュ・グループでのアンロード操作にWHERE句を使用できます。

「適用」をクリックして、キャッシュ・グループをアンロードします。

図8-2 オプションのWHERE句を指定したアンロード/リフレッシュ

図8-2の説明が続く
「図8-2 オプションのWHERE句を指定したアンロード/リフレッシュ」の説明

キャッシュ・グループのアンロードの詳細は、『Oracle In-Memory Database Cacheユーザーズ・ガイド』のキャッシュ・グループのアンロードに関する説明を参照してください。

キャッシュ・グループのフラッシュ

すべてが読取り専用または更新可能(表の更新は対応するOracle表に伝播される)ではないキャッシュ表が含まれるユーザー管理キャッシュ・グループのみフラッシュできます。

「キャッシュ・グループ」ノードの左側にある「+」をクリックして、キャッシュ・グループのリストを表示します。次に、フラッシュ対象のキャッシュ・グループの名前を右クリックします。「フラッシュ」を選択して、キャッシュ・グループをフラッシュします。図8-1「キャッシュ・グループの操作」を参照してください。

「フラッシュ」ダイアログの「プロンプト」タブにある「WHERE句」フィールドで、フラッシュ操作にオプションのWHERE句を指定します。

「適用」をクリックして、キャッシュ・グループをフラッシュします。図8-2「オプションのWHERE句を指定したアンロード/リフレッシュ」を参照してください。

キャッシュ・グループのフラッシュの詳細は、『Oracle In-Memory Database Cacheユーザーズ・ガイド』のユーザー管理キャッシュ・グループのフラッシュに関する説明を参照してください。