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第 7 章 PVMゲスト・インストレーションのプロビジョニングISOファイル

重要

Oracle VMリリース3.4.6の時点で、PVMゲストのサポートは削除されています。 詳細は、第1.5項、「Oracle VM Serverでの準仮想化ゲストの無効化」を参照してください。

ISOファイルからPVMゲストを作成するときに、リポジトリのISOファイルを使用してオペレーティング・システムをインストールすることはできません。 Oracle VMでは、PVMゲストのオペレーティング・システムのインストールの際に内部ファイル・システムのコンテンツが使用できるように、ISOファイルがマウントされている必要があります。 マウント済ISOファイルは、NFS、HTTPまたはFTPサーバーを介して使用できるようにすることができます。 NFS共有およびHTTPサーバーでのマウント済ISOファイルの作成および使用方法の例は、次のとおりです。

例7.1 NFS共有でのインストール・ツリーの作成

この例では、ISOファイルをマウントすることによって、準仮想化 ゲスト用のインストール・ツリーが作成されます。 インストール・ツリーは、NFS共有を介して使用できるようになります。 NFSサーバーで次のように入力します。

# mkdir -p /isos/EL5u6-x86_64
# mount -o ro,loop /path/Enterprise-R5-U6-Server-x86_64-dvd.iso /isos/EL5u6-x86_64
# exportfs *:/isos/EL5u6-x86_64/

Oracle VM Manager Web Interfaceを使用して仮想マシンを作成する際に、「Create Virtual Machine」ウィザードの「Network Boot Path」フィールドに、インストール先を次のように指定します。

nfs:example.com:/isos/EL5u6-x86_64

例7.2 HTTPサーバーでのインストール・ツリーの作成

この例では、HTTPを介してアクセスできるISOファイルからインストール・ツリーが作成されます。 HTTPサーバーで次のように入力します。

# cd /var/www/html
# mkdir EL5u6-x86_64
# mount -o ro,loop /path/Enterprise-R5-U6-Server-x86_64-dvd.iso EL5u6-x86_64

Oracle VM Manager Web Interfaceを使用して仮想マシンを作成する際に、「Create Virtual Machine」ウィザードの「Network Boot Path」フィールドに、インストール先を次のように指定します。

http://example.com/EL5u6-x86_64

ヒント

複数のISOファイルがある場合は、各ISOファイルをマウントし、内容を1つのディレクトリにコピーできます。 これによって、すべてのISOファイルが同じ場所から使用できるようになります。