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Oracle® Smart View for Office開発者ガイド

E88265-03
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HypExecuteMenu

データ・プロバイダ・タイプ: すべて

説明

HypExecuteMenu()は、指定されたメニューまたはリボンのアイテムを実行します。

HypExecuteMenuを使用できるのは、ボタン、分割ボタン、メニュー、動的メニュー、トグル・ボタン(拡張機能用のトグル・ボタンはサポートされません)の各コントロールのみです。

構文

HypExecuteMenu (vtSheetName, vtMenuName) As Long

ByVal vtSheetName As Variant

ByVal vtMenuName As Variant

パラメータ

vtSheetName: 入力パラメータ。関数を実行するワークシートの名前。vtSheetNameがNullまたはEmptyの場合、アクティブなワークシートが使用されます。

vtMenuName: 入力パラメータ。実行するメニュー・アイテムの名前。

  • 複数のリボンまたはメニューに表示されるアイテムの場合は、正確に指定するために、->という文字を使用してリボンのタイトル(Office 2007以降)をアイテム名の前に付加する必要があります。たとえば、Oracle Smart View for Officeのリボンの「リフレッシュ」Oracle Essbaseのリボンの「リフレッシュ」を区別するには、Smart View->RefreshまたはEssbase->Refreshを使用します。同じデータ・プロバイダまたは拡張機能のリボン内で重複するアイテムは使用できません。

  • アクションに関連付けられたアイテムのみがサポートされます。たとえば、「パネル」はSmart Viewパネルを開くため、使用できます。「接続」は、アクションに関連付けられていないため使用できません。

戻り値

正常に終了した場合は0を戻し、それ以外の場合は該当するエラー・コードを戻します。この関数の一般的なエラー・コードには、-15 (無効なパラメータ)と-73 (あいまい: メニュー名を解決できませんでした。)があります。

「リフレッシュ」の場合

Public Declare Function HypExecuteMenu Lib "HsAddin" (ByVal vtSheetName As Variant,ByVal vtMenuName As Variant) As Long
Sub Example_ExecuteMenu()
sts = HypExecuteMenu("Sheet1", "Panel")  'returns 0
sts = HypExecuteMenu(Empty, "Smart View->Refresh") 'returns 0
sts = HypExecuteMenu("Sheet1", "Refresh")  'returns -73(ambiguity)
sts = HypExecuteMenu("Sheet1", "Connections")  'returns -15(invalid parameter because "Connections" is not associated with an action)
End Sub

英語以外の言語を使用している場合、vtMenuNameには、Smart Viewのメニュー名のローカライズされた値が必要です。

たとえば、フランス語を使用している場合、vtMenuNameでは、Smart Viewの「リフレッシュ」にフランス語の値を使用します。次の例は、「リフレッシュ」に対応する英語とフランス語のパラメータ定義を比較しています。

英語:

sts = HypExecuteMenu(Empty, "Smart View->Refresh")

フランス語:

sts = HypExecuteMenu(Empty, "Smart View->Actualiser")

リフレッシュせずに送信の場合

Sub TestEssbaseSubmitData()
sts = HypExecuteMenu(Empty, "Essbase->Submit Data Without Refresh")
Debug.Print (sts)
End Sub

「データ範囲の送信」の場合

Sub TestEssbaseSubmitData()
sts = HypExecuteMenu(Empty, "Essbase->Submit Data Range")
Debug.Print (sts)
End Sub