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Oracle® Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイド

E88264-03
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拡張機能のインストールと更新について

自動更新と手動更新

Oracle Smart View for Office 11.1.2.5.400より前のリリースでは、拡張機能はAuto-Updateプロセスを使用して更新されていました。Auto-Updateで拡張機能を更新するには、Smart Viewエンド・ユーザーは、「オプション」ダイアログ・ボックスの「拡張機能」タブに移動し、「更新のチェック」リンクをクリックするか、「Microsoft Officeの開始時に更新をチェック」チェック・ボックスを選択して拡張機能の更新を開始します。すべての拡張機能について、更新が入手可能だった場合、それらは取得され、インストールが自動的に開始されていました。

リリース11.1.2.5.400以降では、Smart Viewエンド・ユーザーが拡張機能をインストール、更新および削除するときを制御できるように拡張機能の更新プロセスをカスタマイズできます。Smart View管理者は、UpdateList.xmlマニフェスト・ファイルの属性を構成して、ユーザーが使用可能なオプションを制御できます。管理者がUpdateList.xmlでこれらの属性を構成しない場合、拡張機能は、引き続き既存のAuto-Updateプロセスを使用して更新されます。

拡張機能のタイプ

Smart Viewクライアント・マシンにインストール可能な2種類の拡張機能があります。

  • プロバイダ拡張機能。Oracleコンポーネントに依存するか統合される拡張機能がプロバイダ拡張機能です。例として、Disclosure ManagementOracle Hyperion Financial Reportingの拡張機能があります。プロバイダ拡張機能は、必須の拡張機能として構成できます。

  • ユーザーごとの拡張機能。ユーザーのアプリケーション・データ・フォルダにインストールされる拡張機能。これらの拡張機能は、Oracleコンポーネントに依存する場合と依存しない場合があります。また、ユーザーごとの拡張機能も必須の拡張機能として構成できます。

Smart View管理者は、UpdateList.xmlファイルを構成して、エンド・ユーザーが使用可能なプロバイダ拡張機能およびユーザーごとの拡張機能のほか、それらをインストール、更新および削除するためのオプションを指定します。また、ユーザーごとの拡張機能も、必須の拡張機能のインジケータを表示するように構成でき、インストールを強制することはありません。その後、Smart Viewエンド・ユーザーは、「オプション」ダイアログ・ボックスにアクセスして、「拡張機能」タブでそのユーザーが利用可能な拡張機能をインストール、更新またはアンインストールします。

プロバイダ拡張機能とユーザーごとの拡張機能のインストール、アンインストールおよび更新を構成するには、手動による拡張機能の更新の構成の手順を実行してください。

拡張機能の更新プロセスを変更しない場合、XMLの構造と例の詳細は、Auto-Update拡張機能の構成で参照できます。ただし、これ以上のアクションは必要ありません。

Smart Viewでの拡張機能のインストール、更新および削除の手順について、エンド・ユーザーは、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドSmart Viewのオプションに関する章拡張機能に関する項で手順のトピックを参照できます。

Oracle Journals for Financial Managementの拡張機能について

Oracle Journals拡張機能は、拡張機能のインストーラ・ファイルがSmart Viewインストールのextensionsフォルダに含まれているという点で、Smart View拡張機能の中でも独特です。エンド・ユーザーは、Oracle Journals拡張機能をSmart Viewインストールのextensionsフォルダから直接インストールできます。

または、管理者として、Smart ViewOptionsダイアログ・ボックスのExtensionsページから、Smart Viewエンド・ユーザーがOracle Journals拡張機能を(自動または手動で)インストールする方法を制御できます。

Oracle Journals拡張機能の自動または手動インストールを設定する場合、まずテスト環境にSmart Viewをインストールしてから、Smart ViewインストールのextensionsフォルダにあるUpdateList.xmlファイルを参照する必要があります。このファイルのエントリを、UpdateList.xmlファイルに追加するOracle Journalsエントリのガイドラインとして使用します(詳細は、手動による拡張機能の更新の構成を参照)。