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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGate Microservices Architectureの使用
12.3.0.1
E89943-03
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C Microservices ArchitectureからClassic Architectureへの接続

Classic Architectureへの接続を確立するために、Oracle GoldenGate Microservices ArchitectureのDistribution Serverはどこに読取り用のリモート証跡ファイルを配置するかを知っている必要があります。

Oracle GoldenGate Microservices ArchitectureおよびClassic Architectureを接続するには、次の手順に従います。

注意:

このプロシージャが正しく機能するには、既存のExtractがMicroservices Architectureで実行されている必要があります。
タスク1: 分散パスを追加します
  1. Service Managerで「Distribution Server」をクリックします。

  2. 「Path」の横のプラス(+)記号をクリックします。Add Pathページが表示されます。

  3. 詳細を入力します。

    オプション 説明
    Path Name

    パスの名前を選択します

    説明

    説明を入力します。たとえば、ExtractとReplicatの名前です。

    Source: 証跡名

    ドロップダウン・リストからExtractの名前を選択します(証跡名が自動的に入力されます)。表示されない場合は、Extractの追加時に指定した証跡名を入力します。

    Generated Source URI:

    指定したExtractの情報に基づいて、証跡のURIが自動的に生成されます。鉛筆アイコンをクリックして、このURIを編集することでソースを変更できます。通常、リバース・プロキシを使用する場合は、このURIの編集が必要になります。

    Reverse proxy enabled?

    リバース・プロキシを使用する場合に選択します。

    Target

    パスのターゲット・エンドポイントを入力します。ドロップダウン・リストから、データ転送プロトコルを選択します。デフォルトのオプションは、wssです。

    また、ターゲット・ホストのURLも入力する必要があります。たとえば、ターゲットが同じシステム上にある場合はlocalhostです。Receiver Serverのポート番号や前に作成したReplicatの証跡名を入力することもできます。これらは必須ではありません。パスはソース証跡を受け取り、ここで指定するターゲット証跡にデータを送ります。これは後から作成されるどのReplicatでも使用できます。

    Use Basic Authentication:

    基本MA認証を作成するターゲットURIに資格証明を追加する場合に選択します。

    Generated Source URI:

    指定したExtractの情報に基づいて、証跡のターゲットURIが自動的に生成されます。鉛筆アイコンをクリックして、このURIを編集することでソースを変更できます。

    Configure Trail Format

    必要に応じて、このスイッチを切り替えて、「Plain Text」「XML」「SQL」のいずれかのタイプを選択できます

    Begin

    データのロギングを開始する時点を選択します。ドロップダウン・リストから次のオプションを選択できます。

    • Now

    • Custom Time

    • Position is Log (デフォルト)

    Source Sequence Number

    ソース・デプロイメントのExtractから証跡の順序番号を選択します。

    Source RBA Offset

    この設定によりソース・デプロイメントのレコードのRBAが指定されます。

    Critical

    デフォルト値はfalseです。trueに設定した場合、分散パスがデプロイメントにとってクリティカルであることを示します。

    Auto Restart

    デフォルト値はfalseです。trueに設定した場合、停止された分散パスが自動的に再起動します。

    Rule Configuration:

    Filtering

    トグル・ボタンを選択してフィルタリングを有効にして、「Add Rule」ボタンをクリックすると、「Rule Definition」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    • Rule Name

    • Rule Action: 「Exclude」または「Include」を選択します

    • Filter Type: 次のオプションのリストから選択します。

      • Object Type: 3つのオブジェクト・タイプ「DML」「DDL」「Procedure」から選択します

      • Object Names: 既存のオブジェクト名を指定するにはこのオプションを選択します。3部構成のネーミング規則はCDBを使用する際に適用されます。CDBでは3部構成のネーミング規則が必要です。それ以外の場合は2部構成の規則が必須です。3部構成の規則には、container、schemaobjectが含まれます。2部構成の規則にはschemaobject nameが含まれます。

      • Procedure Feature Name: 既存のプロシージャ機能名に基づいてフィルタリングするにはこのオプションを選択します。

      • Column Based: このオプションを選択すると、ルールを適用する表と列の名前を入力するオプションが表示されます。LTGTEQLEGENEの各条件を列の値と一緒に使用してフィルタリングできます。フィルタリング対象のデータにビフォア・イメージまたはアフター・イメージを含めるかどうかも指定できます。

      • Tag: タグに基づいたフィルタを設定するにはこのオプションを選択します。

      • Chunk ID: データベース・シャードの構成の詳細が表示されますが、編集できません。

    • Negate: 既存のルールを否定する必要がある場合はこのチェック・ボックスを選択します。

    「JSON」タブをクリックするとルールのJSONスクリプトを表示することもできます。

    More Options  
    Eof Delay (cent sec):

    Eof遅延をセンチ秒単位で指定できます。

    App Options  
    TCP Flush Bytes:

    TCPフラッシュのサイズをバイト単位で入力します。

    TCP Flush Seconds:

    TCPフラッシュの間隔を秒単位で入力します。

       
    TCP Options  
    DSCP

    Differentiated Services Code Point (DSCP)の値をドロップダウン・リストから選択するか、リストで検索します。

    TOS

    サービス・タイプ(TOS)の値をドロップダウン・リストから選択します。

    Nodelay

    このオプションは、Nagleのオプションの使用時に遅延を防ぐために有効にします。

    Quick ack

    データの受信後に迅速な確認応答を送信するにはこのオプションを有効にします。

    Cork

    Nagleアルゴリズムのコルク・オプションの使用を許可するにはこのオプションを有効にします。

    System Send Buffer Size

    フロー制御のために送信バッファー・サイズの値を設定できます。

    System Receiver Buffer Size

    フロー制御のために受信バッファー・サイズの値を設定できます。

  4. 必要に応じて、Create PathまたはCreate and Runをクリックします。パスを追加しないでAdd Pathページから離れる必要がある場合は、Cancelをクリックします。

パスが作成されると、Distribution ServerのOverviewページに新しいパスが表示されます。

タスク2: Classic ArchitectureでManagerを起動します。
  1. GGSCIにログインします。

  2. 次のコマンドを使用します。

    START MANAGER

    詳細は、Oracle GoldenGateリファレンスSTART MANAGERを参照してください

タスク3: Classic ArchitectureでReplicatを作成して起動します
すでにGGSCIにログインしている場合、次のコマンドを使用します。
ADD REPLICAT group_name

group_nameは、Replicatグループの名前です。詳細は、Oracle GoldenGateの管理のオンラインReplicatグループの作成およびOracle GoldenGateリファレンスのGGSCIコマンド・インタフェースのヘルプを参照してください。