Classic Architectureへの接続を確立するために、Oracle GoldenGate Microservices ArchitectureのDistribution Serverはどこに読取り用のリモート証跡ファイルを配置するかを知っている必要があります。
Oracle GoldenGate Microservices ArchitectureおよびClassic Architectureを接続するには、次の手順に従います。
注意:
このプロシージャが正しく機能するには、既存のExtractがMicroservices Architectureで実行されている必要があります。Service Managerで「Distribution Server」をクリックします。
「Path」の横のプラス(+)記号をクリックします。Add Pathページが表示されます。
詳細を入力します。
オプション | 説明 |
Path Name | パスの名前を選択します |
説明 | 説明を入力します。たとえば、ExtractとReplicatの名前です。 |
Source: 証跡名 | ドロップダウン・リストからExtractの名前を選択します(証跡名が自動的に入力されます)。表示されない場合は、Extractの追加時に指定した証跡名を入力します。 |
Generated Source URI: | 指定したExtractの情報に基づいて、証跡のURIが自動的に生成されます。鉛筆アイコンをクリックして、このURIを編集することでソースを変更できます。通常、リバース・プロキシを使用する場合は、このURIの編集が必要になります。 |
Reverse proxy enabled? | リバース・プロキシを使用する場合に選択します。 |
Target | パスのターゲット・エンドポイントを入力します。ドロップダウン・リストから、データ転送プロトコルを選択します。デフォルトのオプションは、 また、ターゲット・ホストのURLも入力する必要があります。たとえば、ターゲットが同じシステム上にある場合はlocalhostです。Receiver Serverのポート番号や前に作成したReplicatの証跡名を入力することもできます。これらは必須ではありません。パスはソース証跡を受け取り、ここで指定するターゲット証跡にデータを送ります。これは後から作成されるどのReplicatでも使用できます。 |
Use Basic Authentication: | 基本MA認証を作成するターゲットURIに資格証明を追加する場合に選択します。 |
Generated Source URI: | 指定したExtractの情報に基づいて、証跡のターゲットURIが自動的に生成されます。鉛筆アイコンをクリックして、このURIを編集することでソースを変更できます。 |
Configure Trail Format | 必要に応じて、このスイッチを切り替えて、 |
Begin | データのロギングを開始する時点を選択します。ドロップダウン・リストから次のオプションを選択できます。
|
Source Sequence Number | ソース・デプロイメントのExtractから証跡の順序番号を選択します。 |
Source RBA Offset | この設定によりソース・デプロイメントのレコードのRBAが指定されます。 |
Critical | デフォルト値はfalseです。trueに設定した場合、分散パスがデプロイメントにとってクリティカルであることを示します。 |
Auto Restart | デフォルト値はfalseです。trueに設定した場合、停止された分散パスが自動的に再起動します。 |
Rule Configuration: Filtering |
トグル・ボタンを選択してフィルタリングを有効にして、
「JSON」タブをクリックするとルールのJSONスクリプトを表示することもできます。 |
More Options | |
Eof Delay (cent sec): | Eof遅延をセンチ秒単位で指定できます。 |
App Options | |
TCP Flush Bytes: | TCPフラッシュのサイズをバイト単位で入力します。 |
TCP Flush Seconds: | TCPフラッシュの間隔を秒単位で入力します。 |
TCP Options | |
DSCP | Differentiated Services Code Point (DSCP)の値をドロップダウン・リストから選択するか、リストで検索します。 |
TOS | サービス・タイプ(TOS)の値をドロップダウン・リストから選択します。 |
Nodelay | このオプションは、Nagleのオプションの使用時に遅延を防ぐために有効にします。 |
Quick ack | データの受信後に迅速な確認応答を送信するにはこのオプションを有効にします。 |
Cork | Nagleアルゴリズムのコルク・オプションの使用を許可するにはこのオプションを有効にします。 |
System Send Buffer Size | フロー制御のために送信バッファー・サイズの値を設定できます。 |
System Receiver Buffer Size | フロー制御のために受信バッファー・サイズの値を設定できます。 |
必要に応じて、Create Path
またはCreate and Run
をクリックします。パスを追加しないでAdd Pathページから離れる必要がある場合は、Cancel
をクリックします。
パスが作成されると、Distribution ServerのOverviewページに新しいパスが表示されます。
GGSCIにログインします。
次のコマンドを使用します。
START MANAGER
詳細は、Oracle GoldenGateリファレンスのSTART MANAGER
を参照してください
ADD REPLICAT group_name
group_name
は、Replicatグループの名前です。詳細は、Oracle GoldenGateの管理のオンラインReplicatグループの作成およびOracle GoldenGateリファレンスのGGSCIコマンド・インタフェースのヘルプを参照してください。