Admin Clientはコマンドライン・ユーティリティです(クラシックGGSCIユーティリティに似ています)。これは、MAサーバーによって公開されたREST APIを使用して、Oracle GoldenGateデプロイメントでの管理と構成のタスクを実行します。
注意:
OGG_HOME
、OGG_VAR_HOME
およびOGG_ETC_HOME
が環境で正しく設定されていることを確認します。 環境変数の詳細は、「環境変数の設定」を参照してください。
Admin Clientを実行するには:
環境変数のOGG_HOME
、OGG_ETC_HOME
、OGG_VAR_HOME
を設定します。
$OGG_HOME/bin
に移動して、次のコマンドを実行します。[oracle@bigdatalite bin]$ ./adminclient Oracle GoldenGate Administration Client for Oracle Version 12.3.0.1.0 OGGCORE_MAIN_PLATFORMS_161231.2020 Copyright (C) 1995, 2017, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. Linux, x64, 64bit (optimized) on Dec 31 2016 23:58:36 Operating system character set identified as UTF-8. OGG (not connected) 1>
Admin ClientのすべてのコマンドのリストはHELP
コマンドを使用して表示できます。
Admin ClientからService Managerにのみ接続します。
管理者の資格証明を使用して、https://localhost:<service_manager_port>
ソース・デプロイメントに接続します。
重要:
接続文字列ではhttpまたはhttpsを使用する必要があります。そうしないとAdmin Clientが起動しません。この例では非SSL接続が使用されています。
DBLOGIN
は資格証明ストアを使用するためDBLOGIN
を使用してデータベースに接続する必要があります。USERIDALIAS
も使用します。
デフォルトでは、サーバー証明書が無効のときに、Admin ClientはHTTPSを使用してサーバーに接続できません。この動作をオーバーライドするには、CONNECT
コマンドに!
修飾子を使用します。たとえば、Admin Clientを使用して、自己署名SSL証明書で保護されているOracle GoldenGate Microservices Architectureサービスに接続するときには、次に示すように!
修飾子の付いたコマンドを使用する必要があります。
CONNECT https://myserver.example.org as oggadmin !