適用対象
Extract
説明
COMPRESSDELETESおよびNOCOMPRESSDELETESパラメータでは、DELETE操作の際に列をトレイル・レコードに書き込む方法を制御します。
COMPRESSDELETESおよびNOCOMPRESSDELETESは、パラメータ・ファイル内のすべてのTABLE文にグローバルに適用することも、各TABLE文に個別スイッチとして使用することもできます。
これらのパラメータは、次のデータベースをサポートしています。
デフォルト
COMPRESSDELETES
構文
{COMPRESSDELETES | NOCOMPRESSDELETES [FETCHMISSINGCOLUMNS]}
COMPRESSDELETESDELETE操作の場合、Extractは主キーのみをトレイルに書き込みます。これはデフォルトです。主キーのみを書き込むと、処理が必要なデータ量を制限しながら、適切なターゲット・レコードの削除に十分な情報を提供できます。
NOCOMPRESSDELETES [FETCHMISSINGCOLUMNS]NOCOMPRESSDELETESでは、すべての列をトレイルに送信します。表定義に主キーも一意索引も含まれていない場合、または代替キーがTABLEのKEYCOLSオプションを使用して定義されている場合、これがデフォルトになります。KEYCOLSオプションでは、実際のキーが存在するかどうかにかかわらず、指定した列をトレイルに書き込みます。KEYCOLSオプションの詳細は、「KEYCOLS (columns)を参照してください。
Oracle GoldenGateがサポートするすべてのプラットフォームでDB2データベースに競合の検出および解決(CDR)機能を使用する場合、NOCOMPRESSDELETESも必要です。CDRの詳細は、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。
FETCHMISSINGCOLUMNSは、Oracle Databaseにのみ有効です。DELETE操作で、フェッチによってのみサポートされるデータ型の値がデータベースからフェッチされます。これらのデータ型は、LOB、UDT、LONGおよび一部のXMLType列です。フェッチによりサポートされる列(REDOストリームからの直接取得ではなく)の詳細は、『Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateの使用』のダウンストリーム・マイニング・データベースの構成に関する項を参照してください。フェッチされた列は、トレイル・ファイル内にDELETEレコードの一部として含まれます。Oracle Databaseデータに対してNOCOMPRESSDELETESをFETCHMISSINGCOLUMNSオプションなしで使用すると、DELETE操作で(フェッチなしで)ログから読取り可能なLOBデータのみがトレイルに含められます。