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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateのインストール
12c (12.3.0.1)
E89928-04
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14.2 Oracle GoldenGateデータベース・オブジェクトの削除

この手順に従って、Oracle GoldenGateのキャプチャ構成で、ソース・データベースからサプリメンタル・ロギングおよびOracle GoldenGate CDCクリーンアップ・オブジェクトを削除し、適用構成でReplicatチェックポイント表を削除します。 構成によっては、特定のステップやコマンドが該当しない場合もあります。

ソース・システムで:

  1. システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーティング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。

  2. Oracle GoldenGateディレクトリからGGSCIを実行します。

  3. まだ停止していない場合は、すべてのOracle GoldenGateプロセスを停止します。

    STOP ER *
    
  4. Managerプロセスを停止します。

    STOP MANAGER
    
  5. 次のコマンドを発行してソース・データベースにログインします。

    DBLOGIN SOURCEDB DSN{, USERID user, PASSWORD password | USERIDALIAS alias}
    

    各要素の意味は次のとおりです。

    • SOURCEDB dsnはSQL Serverデータ・ソースの名前です。

    • USERID userはExtractログインで、PASSWORD passwordは、ExtractでSQL Server認証を使用する場合に必要なパスワードです。または、資格証明が資格証明ストアに格納されている場合、USERIDALIAS aliasは、資格証明の別名です。統合Windows認証を使用するDSNにDBLOGINを使用する場合、GGSCIセッションのデータベースへの接続は、GGSCIを実行しているユーザーによるものになります。DELETE TRANDATAまたはDELETE TRANDATAを発行するには、このユーザーは、SQL Server sysadminサーバー・ロールのメンバーである必要があります。

  6. その他のレプリケーション・コンポーネントまたはCDCコンポーネントに関してExtractを実行した方法によって、次のいずれかを実行します。

    • 1. Extractが同じデータベースに対してSQL Serverトランザクション・レプリケーションまたはOracle以外のCDC構成と平行して実行されていなかった場合は、Management Studioで問合せセッションを開いてソース・データベースに対して次の文を発行し、すべてのCDCまたはレプリケーション・コンポーネントを無効にして削除し、2次切捨てポイントを消去します。

      SQL Server Enterprise Editionの場合:

      EXEC sys.sp.cdc_disable_db
      

      SQL Server Standard Editionの場合:

      EXEC sp_removedbreplication @dbname='sourcedbname', @type='tran' EXEC sys.sp_cdc_disable_db
      
    • 2. Extractが同じデータベースに対してSQL Serverトランザクション・レプリケーションまたはOracle以外のCDC構成と平行して実行されていた場合は、GGSCIを実行し、Extract構成に含まれる表ごとに次のコマンドを発行します。 ワイルドカードを使用して複数の表の名前を指定できます。

      DELETE TRANDATA owner.table
  7. DELETE HEARTBEATTABLEコマンドを実行して、ハートビート表のエントリを削除します。

  8. CDCキャプチャ構成で、Oracle GoldenGate CDCクリーンアップ・ジョブとオブジェクトを削除します(作成された場合)。

    • 1. コマンド・プロンプトを開き、Oracle GoldenGateインストール・フォルダを変更します。

    • 2. ogg_cdc_cleanup_setup.batファイルを実行し、次の変数値を指定します。
      ogg_cdc_cleanup_setup.bat dropJob <userid> <password> <databasename> <servername\instancename> <schema>

      ここで、<userid> <password>sysadminユーザーの有効なSQL Serverのログインとパスワードです。<databasename> <servername\instancename>は、ソース・データベース名とインスタンス名です。サーバー名のみをリストする場合は、デフォルト・インスタンスに接続します。<schema>は、GGSCHEMAパラメータにより、GLOBALSファイルにリストされるスキーマ名です。このスキーマは、サプリメンタル・ロギング、チェックポイント表、ハートビート表およびOracle GoldenGate CDCクリーンアップ・ジョブなど、すべてのOracle GoldenGateオブジェクトで同一の必要があります。

      例: ogg_cdc_cleanup_setup.bat dropJob ggsuser ggspword db1 server1\inst1 ogg

ターゲット・システムで:

  1. Replicatを停止します。
    STOP REPLICAT group  
    
  2. 次のコマンドを発行してターゲット・データベースにログインします。
    DBLOGIN SOURCEDB DSN{USERID user, PASSWORD password | USERIDALIAS alias}
    

    各要素の意味は次のとおりです。

    • SOURCEDB dsnはSQL Serverデータ・ソースの名前です。

    • USERID userはExtractログインで、PASSWORD passwordは、ExtractでSQL Server認証を使用する場合に必要なパスワードです。または、資格証明が資格証明ストアに格納されている場合、USERIDALIAS aliasは、資格証明の別名です。統合Windows認証を使用するDSNにDBLOGINを使用する場合、GGSCIセッションのデータベースへの接続は、GGSCIを実行しているユーザーによるものになります。DELETE CHECKPOINTTABLEを発行するには、このユーザーは、SQL Server sysadminサーバー・ロールのメンバーである必要があります。

  3. DELETE CHECKPOINTTABLEおよびDELETE HEARTBEATTABLEコマンドを実行して、Replicatチェックポイント表とハートビートを削除します。
    DELETE CHECKPOINTTABLE schema.table
    DELETE HEARTBEATTABLE