CHARSET
適用対象
Extract、Replicat、DEFGEN、ManagerおよびGLOBALS
説明
CHARSETパラメータでは、ローカルのOracle GoldenGateインスタンスでのパラメータ・ファイルのキャラクタ・セットを指定します。デフォルトでは、パラメータ・ファイルは、ローカル・オペレーティング・システムのデフォルトのキャラクタ・セットで作成されます。CHARSETでは、ローカル・プラットフォームが必要な文字をサポートしていない場合に、かわりに使用するキャラクタ・セットを指定します。
CHARSETは、問合せパラメータと一緒に使用できません。
CHARSETでは、ローカル・プラットフォームがオペレーティング・システムのデフォルトのキャラクタ・セットとしてマルチバイト文字をサポートしていない場合に、エスケープ・シーケンス(\uXXXX)を必要とせずに、パラメータ・ファイルでマルチバイト文字などのオペレーティング・システムの互換性のない文字を使用できます。
CHARSETは、あるシステムでパラメータ・ファイルを作成中に使用することもできますが、別のキャラクタ・セットを使用した別のシステムで使用されます。異なるキャラクタ・セット間の非互換性の可能性を回避するには、Oracle GoldenGateがパラメータ・ファイルを使用するシステムと同じシステム上にパラメータ・ファイルを作成する必要があります。
注意:
mgr.prmファイルでのCHARSETの使用は、12.1.2.xより前のリリースではサポートされていません。
パラメータ・ファイルでの配置
CHARSETは、パラメータ・ファイルの最初の行に配置する必要があります。
GLOBALSファイルでの使用方法
GLOBALSファイルのCHARSETでは、すべてのローカル・プロセスのパラメータ・ファイルに対してデフォルトのキャラクタ・セットを設定します。個別のパラメータ・ファイルのCHARSETは、GLOBALSで設定されるデフォルト値より優先されます。
ネストされたパラメータ・ファイルでの使用方法
OBEYまたはINCLUDEパラメータを含むパラメータ・ファイルでCHARSETを使用できますが、参照パラメータ・ファイルはCHARSETキャラクタ・セットを継承しません。参照ファイル内のワイルドカード・オブジェクト名を読み取るためにCHARSETキャラクタ・セットが使用されますが、エスケープ・シーケンス(\uXXXX)を使用して、参照ファイル内の他のすべての互換性のない文字を指定する必要があります。
デフォルト
なし
例
CHARSET UTF-8
親トピック: Managerパラメータ