DISCARDROLLOVER
適用対象
ExtractおよびReplicat
説明
DISCARDROLLOVERパラメータでは、破棄ファイルのエージングのスケジュールを設定します。エージング・スケジュールを設定することで、長時間または連続的な実行の場合に、破棄ファイルのサイズが上限に達してプロセスが異常終了することを防止できます。また、アーカイブ・ルーチンに追加されるアーカイブを予測できます。
DISCARDROLLOVERのエージング・ポイントに到達すると、新しい破棄ファイルが作成され、古いファイルは次に説明するGROUPn.extensionフォーマットの名前に変更されます。
-
GROUPは、ExtractまたはReplicatグループ名です。 -
nは、新しいファイル作成のたびに1ずつ増分される数です。たとえば、myext0.dsc、myext1.dsc、myext2.dscなどのようになります。 -
extensionはファイル拡張子です(.dscなど)。
時刻、曜日、またはその両方を指定できます。時刻(ATオプション)のみで曜日(ONオプション)を指定しない場合、指定した時刻に毎日破棄ファイルが生成されます。
DISCARDROLLOVERの使用の有無にかかわらず、破棄ファイルは常にプロセス実行の開始時にロールオーバーします。
NODISCARDFILEパラメータをDISCARDROLLOVERパラメータとともに使用すると、プロセスが異常終了します。
破棄ファイルの詳細は、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。
デフォルト
無効。デフォルトでは、破棄ファイルはプロセスの開始時にロールオーバーされます。
構文
DISCARDROLLOVER
{AT hh:mi |
ON day |
AT hh:mm ON day}
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ