GET_COL_METADATA_FROM_NAME
適用対象
ExtractおよびReplicat
説明
GET_COL_METADATA_FROM_NAMEファンクションでは、該当の列の名前を指定して列メタデータを取得します。ユーザー・イグジットの文字セッションが、SET_SESSION_CHARSETを使用して、オペレーティング・システムのデフォルトのキャラクタ・セット以外の値に設定されている場合、ucharset.hファイルのULIB_CS_DEFAULTで定義されているように、ユーザー・イグジットとプロセス間で交換される文字データは、セッションのキャラクタ・セットで解釈されます。
データベースが大/小文字を区別する場合、オブジェクト名は、ホストしているデータベースで定義されているのと同じ大/小文字の区別で指定する必要があります。それ以外の場合、大/小文字の区別はありません。
構文
#include "usrdecs.h" short result_code; col_metadata_def column_meta_rec; ERCALLBACK (GET_COL_METADATA_FROM_NAME, &column_meta_rec, &result_code);
バッファ
typedef struct
{
short column_index;
char *column_name;
long max_name_length;
short native_data_type;
short gg_data_type;
short gg_sub_data_type;
short is_nullable;
short is_part_of_key;
short key_column_index;
short length;
short precision;
short scale;
short source_or_target;
} col_metadata_def;入力
出力
-
column_index -
返される列値の列索引。
-
actual_name_length -
返される名前の実際の長さ。
-
source_or_target -
ソースまたはターゲットのどちらのレコードが圧縮されているかを示す次のいずれか。
EXIT_FN_SOURCE_VAL EXIT_FN_TARGET_VAL
-
value_truncated -
値が切り捨てられたかどうかを示すフラグ(
0または1)。切捨ては、列名とNULL終了文字を足した長さが、最大バッファ長を超えるときに行われます。 -
native_data_type -
列の(データベースに)ネイティブなデータ型。
-
gg_data_type -
列のOracle GoldenGateデータ型。
-
gg_sub_data_type -
列のOracle GoldenGateサブデータ型。
-
is_nullable -
列がNULL値を許可するかどうかを示すフラグ(
TRUEまたはFALSE)。 -
is_part_of_key -
列がOracle GoldenGateによって使用されているキーの一部かどうかを示すフラグ(
TRUEまたはFALSE)。 -
key_column_index -
索引での列の順序を示します。たとえば、次の表は、表での定義の順序と索引での定義の順序が異なる2つのキー列を持ちます。
CREATE TABLE tcustmer ( cust_code VARCHAR2(4), name VARCHAR2(30), city VARCHAR2(20), state CHAR(2), PRIMARY KEY (city, cust_code) USING INDEX );
返される値は次のようになります。
-
cust_codeは1を返します -
nameは-1を返します -
cityは0を返します -
stateは-1を返します
列がキーの一部の場合は、索引での順序が整数で返されます。
列がキーの一部ではない場合は、値-1が返されます。
-
-
length -
列の長さを返します。
-
precision -
数値データ型の場合、列の精度を返します。
-
scale -
数値データ型の場合、位取りを返します。
返される値
EXIT_FN_RET_INVALID_PARAM EXIT_FN_RET_INVALID_CONTEXT EXIT_FN_RET_EXCEEDED_MAX_LENGTH EXIT_FN_RET_INVALID_COLUMN EXIT_FN_RET_OK
親トピック: ユーザー・イグジット・ファンクション