MAPEXCLUDE
適用対象
Replicat
説明
MAPEXCLUDEパラメータとMAPパラメータでは、ワイルドカード指定からソース表と順序を明示的に除外します。特定のMAP文について複数のMAPEXCLUDE文を指定できます。
MAPEXCLUDEが評価された後で、関連するMAPパラメータが評価されます。したがって、それらの出現順序による違いはありません。
ワイルドカードを使用するときは、すべてのオブジェクトを除外して処理対象がなくならないように注意してください。たとえば、次の例ではcat1から何も取得されません。
MAP cat1.schema*.tab*, TARGET schema*.tab*; MAPEXCLUDE cat1.*.*
EXCLUDEWILDCARDOBJECTSONLYパラメータも参照してください。
ワイルドカードの解決のデフォルトはWILDCARDRESOLVE DYNAMICです。このため、MAPEXCLUDEで除外される表の名前が変更されて、ワイルドカードを満たすようになると、そのデータが取得されます。DYNAMIC設定により、ワイルドカードを満たす新しい表名が検出されるとすぐに解決され、Oracle GoldenGate構成に組み込まれます。詳細は、「WILDCARDRESOLVE」を参照してください。
デフォルト
なし
構文
MAPEXCLUDE [container.]owner.{table|sequence}
-
container. -
3つの部分からなる名前を必要とするソース・データベースの場合は、除外するオブジェクトを含むOracleコンテナの名前またはワイルドカードを指定します。
-
owner -
除外するオブジェクトの所有者(スキーマなど)の名前またはワイルドカードを指定します。
-
table|sequence -
除外するソース・オブジェクトの名前またはワイルドカード指定。オブジェクト名やワイルドカードを正しく指定するには、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。
例1
この例では、tabで始まるスキーマtestを持つカタログpdb1とソース表pdb2.fin.acctはトレイル・ファイルから除外されます。
MAPEXCLUDE pdb1.test.tab* MAP pdb1.*.*, TARGET *.*; MAPEXCLUDE pdb2.fin.acct MAP pdb2.*.*, TARGET *.*;
例2
次の例では、pdbで始まるすべてのソース表をカタログから除外します。つまり、すべての表をpdb1、pdb2、pdb3などから除外します。
MAP pdb1.*.*, TARGET *.*; MAP pdb2.*.*, TARGET *.*; MAPEXCLUDE pdb1.test.tab* MAPEXCLUDE pdb*.*.* MAPEXCLUDE pdb2.fin.acct
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ