Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 12c (12.2.1.3.0) E90222-01 |
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ポートレットにアクセスして、アクセス制御の設定に必要なタスクを実行するには、事前にOracle Portalで十分なレベルの権限を割り当てられていることが必要です。Oracle Portalでレポートを管理するには、PORTAL_ADMINISTRATORS
グループとRW_ADMINISTRATOR
グループの両方に属している必要があります。RW_ADMINISTRATOR
にのみ属しているユーザーがレポート・オブジェクトを作成しようとすると、エラーが発生します。
Oracle Portalの権限グループへの参加の詳細は、Oracle Portal管理者ガイドを参照してください。
この項では、次の操作に必要な手順について説明します。
既存のOracle Portalポートレットで操作を実行する詳細は、次の項を参照してください。
Reports Serverに対するアクセス制御を定義するには、事前にOracle Portal内でサーバーを登録する必要があります。登録によって、利用可能なすべてのReports Serverを特定して検索するために必要な情報が、Oracle Portalに提供されます。これは、個々のレポートを登録する際に特に重要となります。レポートの登録では、Reports Serverのリストから選択する必要がありますが、登録されているサーバーのみがこのリストに表示されるためです。
表16-1 サンプル値
プロパティ | サンプル値 |
---|---|
名前(内部名) |
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表示名 |
|
Portal DBプロバイダ |
|
Reports Server名 |
|
JSPレポート用のOracle Reports WebゲートウェイURL |
|
RDFレポート用のOracle Reports WebゲートウェイURL |
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使用可能日カレンダ |
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Reports Serverを登録する手順は次のとおりです。
Oracle Portalに管理者としてログインします。
「ビルダー」ページにナビゲートします。
「管理」タブをクリックします。
「Oracle Reportsセキュリティ」ポートレットの「Oracle Reportsセキュリティの設定」リンクをクリックします。「Oracle Reportsセキュリティ」ポートレットにより、サーバー、プリンタ、カレンダおよびレポート定義ファイルへのアクセスを定義する際に、Oracle Portalのセキュリティ機能を利用できます。
「Reportsサーバー・アクセス」ポートレットの「Reportsサーバー・アクセスの作成」リンクをクリックします。
表示されるページでは、「名前」(内部名)フィールドと「Portal DBプロバイダ」フィールドにデフォルト値が入力されています。カスタムの値を入力する手順は次のとおりです。
「名前」フィールドに、Reports ServerをOracle Portal内部で一意に識別する名前(MY_REPORTS_SERVER
など)を入力します。この名前は、有効なコンポーネント名に関して次のようなOracle Portalルールに従う必要があります。
30文字以下で指定します。
英数字のみ使用する(スペースおよび特殊文字は使用不可)。
名前の最初は必ず文字で始める(数字は不可)。
「表示名」フィールドに、このサーバーの表示名を入力します。この表示名は、Oracle Portalを通じてユーザーに公開されます。
注意: 内部名とは異なり、表示名にはスペースを含めることができます。 |
「Portal DBプロバイダ」値リストから、Reports Serverの所有者となるポータルDBプロバイダを選択します。このリストには、コンポーネントを作成する権限がある場合に使用できるPortal DBプロバイダが表示されます。
注意: Oracle Portalで追加したり作成するコンポーネントはすべて、Portal DBプロバイダに属している必要があります。Portal DBプロバイダの作成方法の詳細は、Oracle Portalのオンライン・ヘルプを参照してください。 |
「次へ」をクリックします。
サーバーの定義ページで、次の作業を行います。
「Reportsサーバー名」フィールドに、Reports Serverの名前を入力します。これは、サーバーの作成時にOPMNによりサーバーに割り当てられた一意の名前です。
(オプション)「説明」フィールドにReports Serverの説明を入力します。
「JSPレポート用のOracle Reports WebゲートウェイURL」フィールドに、JSPファイルの位置を示すURLを入力します。URL構文は、次のような形式になります。
http://your_web_server.domain:port/
例:
http://myias.mycomp.com:7779/
「RDFレポート用のOracle Reports WebゲートウェイURL」フィールドに、Oracle Reports Servlet (rwservlet
)の位置を示すURLを入力します。URL構文は、次のような形式になります。
http://your_web_server.domain:port/virtual_path_to_rwservlet/rwservlet
例:
http://myias.mycomp.com:7778/reports/rwservlet
(オプション)「登録されたレポート定義ファイルだけを実行」チェック・ボックスを選択します。これにより、Oracle Portalに登録されているレポート定義ファイルのみがこのReports Serverで実行されるようになります。
このボックスの選択を解除したままにすると、Oracle Portalに登録されていないものも含めてあらゆるレポート定義ファイルをこのReports Serverでは受け付けます。ただし、レポート・リクエストを送信するユーザーが、このReports Serverに対するアクセス権限を持っている場合にかぎられます。
「プリンタ」リストから、このReports Serverで使用できるプリンタを選択します。複数のプリンタを選択するには、[Ctrl]を押しながらクリックするか(Windowsの場合)、クリックします(UNIXの場合)。
「次へ」をクリックします。
(オプション)カスタムの宛先タイプを定義した場合、「カスタム宛先タイプ」に値を入力します。
「次へ」をクリックします。
(オプション)このReports Serverでレポート・リクエストを受け付けることができる日時と受け付けることができない日時を指定する使用可能日カレンダ名を入力するか、リスト・ボタンをクリックして使用可能日カレンダを選択します。
「終了」をクリックします。
このReports Serverに関する設定を要約したページが表示されます。このページでは、設定を編集できます。また、Reports Serverに関して詳細な登録情報を確認したり、設定を完全に削除できます。
「閉じる」ボタンをクリックしてこのページを閉じ、「Oracle Reportsセキュリティ」ページに戻ります。
これで、Reports Serverの登録が完了しました。次は、レポートを登録します。
レポートの登録は必須のステップです。この登録によって、レポートを実行できるユーザー、レポートの実行時間、レポート・リクエストの処理に使用するサーバー、レポートの配布方法、およびレポートの送信先プリンタを定義できます。
登録では、レポートにアクセスできるユーザーを指定するほかに、Oracle Portalパラメータ・フォームによりユーザーとレポートの対話方法も指定できます。
ユーザー・パラメータは、レポートの設計時にOracle Reports Builderで作成します。Oracle Portalでレポートを実行する際に、これらのパラメータに値を割り当てることができます。
注意: Oracle Portalを通じて利用できるパラメータ設定を使用して、設計時にOracle Reports Builderで定義したパラメータのサブセットの複製や作成ができます。設計時にOracle Reports Builderで定義されなかったパラメータは、Oracle Portaで設定しても、実行時にReports Serverによって無視されます。 |
Oracle Portal内でレポートを登録すると、Oracle Portalコンポーネントが作成されます。これは、Portalを通じてポートレットとして展開できます。Oracle Portalでは、レポート・ファイルのインスタンスを1つだけ登録することをお薦めします。1つのレポートに複数のOracle Portalレポート・オブジェクトを定義すると、実行時にそれらのすべてのオブジェクトがセキュリティ・チェックを受けます。このうち1つでもセキュリティ・チェックに合格しなかった場合は、すべてのオブジェクトが不合格となり、ジョブは実行されません。
表16-2 サンプル値
プロパティ | サンプル値 |
---|---|
名前(内部名) |
|
表示名 |
|
Portal DBプロバイダ |
|
Oracle Reportsファイル名 |
|
実行 |
|
名前(オプションのパラメータ) |
|
表示名(オプションのパラメータ) |
|
レポートを登録する手順は次のとおりです。
Oracle Portalに管理者としてログインします。
「ビルダー」ページにナビゲートします。
「管理」タブをクリックします。
「Oracle Reportsセキュリティ」ポートレットの「Oracle Reportsセキュリティの設定」リンクをクリックします。
「Reportsレポート定義ファイル・アクセス」ポートレットの「Reportsレポート定義ファイル・アクセスの作成」リンクをクリックします。
表示されるページでは、「名前」(内部名)フィールドと「Portal DBプロバイダ」フィールドにデフォルト値が入力されています。カスタムの値を入力する手順は次のとおりです。
「名前」フィールドに、レポートをOracle Portal内部で一意に識別する名前(MY_REPORTなど)を入力します。この名前は、有効なコンポーネント名に関して次のようなOracle Portalルールに従う必要があります。
30文字以下で指定します。
英数字のみ使用する(スペースおよび特殊文字は使用不可)。
名前の最初は必ず文字で始める(数字は不可)。
「表示名」フィールドに、このレポートの表示名を入力します。この表示名は、Oracle Portalを通じてユーザーに公開されます。
注意: 内部名とは異なり、表示名にはスペースを含めることができます。 |
「Portal DBプロバイダ」値リストから、Reports Serverの所有者となるポータルDBプロバイダを選択します。このリストには、コンポーネントを作成する権限がある場合に使用できるPortal DBプロバイダが表示されます。
注意: Oracle Portalで追加したり作成するコンポーネントはすべて、Portal DBプロバイダに属している必要があります。Portal DBプロバイダの作成方法の詳細は、Oracle Portalのオンライン・ヘルプを参照してください。 |
「次へ」をクリックします。
次のように情報を入力または選択します。
「Reportsサーバー」値リストから、このレポートの実行に使用できるReports Serverを選択します。複数のサーバーを選択するには、[Ctrl]を押しながらクリックするか(Windowsの場合)、クリックします(UNIXの場合)。
「Oracle Reportsファイル名」フィールドに、レポート・ファイル名を、その拡張子も含めて入力します。
レポート定義ファイルは、.rdf
ファイル、.jsp
ファイル、.xml
ファイルのいずれかです。このファイルへのパスがREPORTS_PATH
環境変数に含まれている場合は、ここでパスを入力しないでください。パスがREPORTS_PATH
環境変数に含まれていない場合は、ここでファイル名とともにパスを入力します。この作業は、スタンドアロンのJSPとして実行するものを除くすべてのレポート定義ファイルに対して実行します。JSPの場合は、virtual_path/reportname
.jsp
のように名前を定義する必要があります。
関連項目:
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(オプション)「説明」フィールドにこのレポートの説明を入力します。
「実行」フィールドで、「サーブレットを使用」または「JSPとして」のいずれかを選択します。ここでの選択は、次のウィザード・ページの選択肢に影響します。
サーブレットを使用: Oracle Reports Servlet (rwservlet
)を介してレポートを実行する場合に選択します。
JSPとして: 配布されたJSPレポートを実行する場合に選択します。
「次へ」をクリックします。
「必須パラメータ」ページで宛先の設定を選択します。これらの設定は、Oracle Reports Servlet (rwservlet
)を介してレポートを実行する場合にのみ適用されます。[Ctrl]を押しながらクリックして複数選択を指定した箇所では、実行時に値リストがユーザーに表示され、その中からユーザーが各自のランタイム情報を選択できるようになります。
「タイプ」では、このレポートで受け付ける宛先タイプを指定します。キャッシュ、ファイル、メール、Oracle Portal、Oracle Wireless、プリンタ、FTP、WebDAVまたはカスタム宛先タイプの中から宛先タイプを選択します。Oracle PortalでReports Serverを登録するときに指定したカスタム宛先タイプが、このレポートに関連付けるサーバーでサポートされている場合は、指定したタイプがこのリストに表示されます。
「フォーマット」では、このレポートで受け付ける出力フォーマットを定義します。HTML、HTMLCSS、PDF、XML、RTF、デリミタ付き、スプレッドシート、PostScript、および文字の中から選択します。
「プリンタ」では、このレポートを送信できる登録済プリンタを指定します。このリストに表示されるプリンタは、このレポートに関連付けるReports Serverへのアクセスを設定する際に選択したプリンタによって決まります。ユーザーがランタイム・パラメータ・フォームでReports Serverを選択する場合は、選択したReports Serverに関連付けられているプリンタおよびそのユーザーがアクセスできるプリンタのみが表示されます。
「パラメータ・フォーム・テンプレート」を選択して「テンプレートのプレビュー」をクリックし、選択したテンプレートの外観を確認します。
「パラメータ・フォーム・テンプレート」では、レポートを実行する際に使用するPortalパラメータ・フォームのルック・アンド・フィールを定義するテンプレートを指定します。この値は、レポートがPortalを通じて公開される場合のみ使用されます。テンプレートは値リストから選択します。
注意: このリストに独自のテンプレートを追加する方法については、Oracle Portalのオンライン・ヘルプを参照してください。 |
「次へ」をクリックします。
「オプションのパラメータ」ページで、レポートの既存のパラメータに対する制限を定義します。
「名前」フィールドに、ユーザーが指定できる値を制限するシステム・パラメータまたはユーザー・パラメータの名前を入力します。たとえば、SALES_REGIONやCOPIESなどを入力します。
システム・パラメータまたはユーザー・パラメータの表示名を入力します。この名前は、ランタイム・パラメータ・フォームでパラメータを識別するために使用されます。
値リストの名前を入力するか、または事前に定義された値リストから値を選択します。このリストは事前に作成しておく必要があります。値リストの作成については、Oracle Portalのオンライン・ヘルプを参照してください。
「下限」フィールドに、値の範囲に対して設定する下限値を入力します。
「上限」フィールドに、値の範囲に対して設定する上限値を入力します。
パラメータと値を追加するために行を増やす場合は、「パラメータ追加」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
(オプション)使用可能日カレンダ名を入力するかリスト・ボタンをクリックして、既存の使用可能日カレンダを選択します。
使用可能日カレンダを使用して、このレポートを実行できる日時を制限します。
「次へ」をクリックします。
(オプション)検証トリガーを入力してプログラムによる制限を作成します。
検証トリガーは、条件付き制限を作成するために使用されます。条件付き制限とは、「必須パラメータ」ページにも「オプションのパラメータ」ページにも定義できない制限です。検証トリガーはPL/SQLファンクションです。
検証トリガーとして指定するファンクションは、ブール値(TRUEまたはFALSE)を返す必要があります。ファンクションがTRUEを返した場合は、ジョブが実行されます。ファンクションがFALSEを返した場合は、エラー・メッセージが表示され、ジョブは実行されません。
「終了」をクリックして、ウィザードを閉じ、レポートの登録を完了します。
結果のページには、登録情報の要約が表示されます。このページで、レポートに追加操作を実行するかどうかを選択できます。
「アクセス」タブをクリックして、「ポートレットとして公開」を選択します。これにより、レポートがポートレット・リポジトリに追加されるので、このレポートをページに追加してポートレットとして公開できます。
レポートのランタイム・パラメータ・フォームを表示するには、「カスタマイズ」をクリックします。
表16-3では、このページで指定可能なオプションをまとめています。
表16-3 ランタイム・パラメータ・フォームのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
レポート実行 |
指定したパラメータ値でこのレポートを実行する場合にクリックします。 |
パラメータの保存 |
パラメータ値の選択内容を保存する場合にクリックします。 |
サーバー |
このレポート・リクエストを受け取るOracle Reports Serverを選択します。レポートの登録時に選択したサーバーのみが、このリスト・ボックスに表示されます。 |
プリンタ |
レポート出力を印刷するプリンタを選択します。レポートの登録時に選択したプリンタのみが、このリスト・ボックスに表示されます。 |
Destype |
宛先タイプを選択します。レポートの登録時に選択した宛先タイプのみが、このリスト・ボックスに表示されます。 |
Desformat |
宛先フォーマットを選択します。レポートの登録時に選択した宛先フォーマットのみが、このリスト・ボックスに表示されます。 |
Desname |
|
SSOCONN |
1つ以上のSingle Sign-On接続文字列を入力します。複数の文字列は、スペースではなくカンマで区切ります。 |
ユーザーに表示 |
ユーザーがこのレポート・リクエストを実行するときにランタイム・パラメータ・フォームに表示する各パラメータをチェックします。ボックスをチェックしないパラメータは、ユーザーに表示されません。 |
Servletコマンド・キー |
オプションで、このレポートに対して実行するコマンドラインを識別する |
ポートレットの幅 |
このフィールドは、ポートレットの幅を制御するために使用します。ページの割合(90%など)またはピクセル(700など)で値を入力できます。 値を指定しない場合、Oracle Reports Servicesではデフォルト値(幅が640ピクセル)が使用されます。 |
ポートレットの高さ |
このフィールドは、ポートレットの高さを制御するために使用します。ページの割合(50%など)またはピクセル(400など)で値を入力できます。 値を指定しない場合、Oracle Reports Servicesではデフォルト値(高さが320ピクセル)が使用されます。 |
追加されたユーザー・パラメータ |
このフィールドは、追加のユーザー・パラメータを入力するために使用します。たとえば、このフィールドを使用して、このレポートの配布方法を定義する配布XMLファイルのパスと名前を入力します。 コマンドライン要求または XMLファイルの配布の詳細は、第20章「拡張配布の作成」を参照してください。 |
Oracle Portalのセキュリティ・フレームワークの中では、プリンタを登録する必要はありません。レポートは、Reports Serverで利用できるすべてのプリンタで実行できます。ただし場合によっては、Oracle Portalユーザーをそれらのプリンタのサブセットに制限したり、一定期間プリンタの使用を制限したり、特定のレポートの出力を印刷するために使用する特別なプリンタを識別することが必要になります。
Oracle Portalへのプリンタの登録は、Oracle Portalを通じて実行するレポートだけでなく、スタンドアロンのURLから実行するレポートにも意味があります。
Oracle Portal内に登録したプリンタは、Reports Serverに関連付けることができます。多数のプリンタを登録できます。ただし、Oracle Portalにレポートを登録し、特定のReports Serverを選択する場合は、それらのReports Serverに関連付けられているプリンタのみを印刷に使用できます。
登録されたレポートを送信できるプリンタの登録済サブセットを、さらに制限することができます。たとえば、Reports Serverが最高経営責任者のオフィスのプリンタに接続されている場合は、最高経営責任者以外の従業員が総勘定元帳レポートを実行する際に、そのプリンタを選択できないようにする必要があります。レポート・リクエストを実行するOracle Portalユーザーに対してプリンタのサブセットを一覧表示し、出力の送信先を選択させることができます。
表16-4 サンプル値
プロパティ | サンプル値 |
---|---|
名前(内部名) |
|
表示名 |
|
Portal DBプロバイダ |
|
OSプリンタ名 |
|
使用可能日カレンダ |
|
プリンタを登録する手順は次のとおりです。
Oracle Portalに管理者としてログインします。
「ビルダー」ページにナビゲートします。
「管理」タブをクリックします。
「Oracle Reportsセキュリティ」ポートレットの「Oracle Reportsセキュリティの設定」リンクをクリックします。「Oracle Reportsセキュリティ」ポートレットにより、サーバー、プリンタ、カレンダおよびレポート定義ファイルへのアクセスを定義する際に、Oracle Portalのセキュリティ機能を利用できます。
「レポート・プリンタ・アクセス」ポートレットの「レポート・プリンタ・アクセスの作成」リンクをクリックします。
表示されるページでは、「名前」(内部名)フィールドと「Portal DBプロバイダ」フィールドにデフォルト値が入力されています。カスタムの値を入力する手順は次のとおりです。
「名前」フィールドに、プリンタをOracle Portal内部で一意に識別する名前(MY_PRINTERなど)を入力します。この名前は、有効なコンポーネント名に関して次のようなOracle Portalルールに従う必要があります。
30文字以下で指定します。
英数字のみ使用する(スペースおよび特殊文字は使用不可)。
名前の最初は必ず文字で始める(数字は不可)。
「表示名」フィールドに、このプリンタの表示名を入力します。この表示名は、Oracle Portalを通じてユーザーに公開されます。
注意: 内部名とは異なり、表示名にはスペースを含めることができます。 |
「Portal DBプロバイダ」値リストから、プリンタの所有者となるポータルDBプロバイダを選択します。このリストには、コンポーネントを作成する権限がある場合に使用できるPortal DBプロバイダが表示されます。
注意: Oracle Portalで追加したり作成するコンポーネントはすべて、Portal DBプロバイダに属している必要があります。Portal DBプロバイダの作成方法の詳細は、Oracle Portalのオンライン・ヘルプを参照してください。 |
「次へ」をクリックします。
表示されたページで、必要な値を入力します。
「OSプリンタ名」フィールドに、オペレーティング・システムのプリンタ名を入力します。例:
UNIX: printer_name Windows: \\printer_server\printer_name (for a remote printer) printer_name (for a local printer)
このプリンタは、Reports Serverで利用できる必要があります。
注意: プリンタの可用性は、Report Serverのホスト・マシンからオペレーティング・システムを通じて設定します。 |
(オプション)「説明」フィールドにプリンタの説明を入力します。
「次へ」をクリックします。
(オプション)使用可能日カレンダを選択してプリンタが使用可能な日時を制限します。
「終了」をクリックします。
このプリンタに関する設定を要約したページが表示されます。このページでは、設定を編集できます。また、プリンタに関する詳細な登録情報を確認したり、設定を完全に削除することができます。
「閉じる」をクリックしてこのページを閉じ、Oracle Portalの「Oracle Reportsセキュリティ」ページに戻ります。
これで、Oracle Portalへのプリンタの登録が完了しました。この登録は、Oracle Portalを通じて実行されるレポートだけでなく、Oracle Portalの外部から実行されるレポートにも意味があります。
使用可能日カレンダの定義はオプションのステップで、レポート、サーバーおよびプリンタにアクセスできる時間とできない時間を指定することにより、これらへのアクセスをさらに制限できます。レポート、Reports Serverおよびプリンタがいつでも利用可能であれば、使用可能日カレンダは不要です。
この項では、次の項目について説明します。
レポート、Reports Serverまたはプリンタに関連付けることができる使用可能日カレンダは1つのみです。本番環境で複数の使用可能日ルールが必要な場合は、使用可能日カレンダを結合できます。
シンプルな使用可能日カレンダは、1つの使用可能日ルールを定義したものです(たとえば、日曜日から土曜日の午前12:00から午後10: 00など)。
シンプルな使用可能日カレンダを作成する手順は次のとおりです。
Oracle Portalに管理者としてログインします。
「ビルダー」ページにナビゲートします。
「管理」タブをクリックします。
「Oracle Reportsセキュリティ」ポートレットの「Oracle Reportsセキュリティの設定」リンクをクリックします。
「Oracle Reportsセキュリティ」ページで、「レポート・カレンダ・アクセス」ポートレットの「レポート・シンプル・カレンダ・アクセスの作成」リンクをクリックします。
表示されるページでは、「名前」(内部名)フィールドと「Portal DBプロバイダ」フィールドにデフォルト値が入力されています。カスタムの値を入力する手順は次のとおりです。
「名前」フィールドに、使用可能日カレンダをOracle Portal内部で一意に識別する名前(MY_CALENDARなど)を入力します。この名前は、有効なコンポーネント名に関して次のようなOracle Portalルールに従う必要があります。
30文字以下で指定します。
英数字のみ使用する(スペースおよび特殊文字は使用不可)。
名前の最初は必ず文字で始める(数字は不可)。
「表示名」フィールドに、この使用可能日カレンダがOracle Portalを通じて公開される際に表示されるカレンダ名を入力します。内部名とは異なり、表示名にはスペースを含めることができます。
プロバイダの値リストから「Portal DBプロバイダ」を選択します。Oracle Portalで追加したり作成されるコンポーネントはすべて、Portal DBプロバイダに属している必要があります。このリストには、コンポーネントを作成する権限がある場合に使用できるプロバイダの名前のみが表示されます。
注意: Portal DBプロバイダの作成については、Oracle Portalのオンライン・ヘルプを参照してください。 |
「次へ」をクリックします。
オプションとして、「説明」にカレンダの説明を入力できます。
「次へ」をクリックします。
「使用可能日時」ページで、カレンダのパラメータを定義します。
「期間」には、1単位の継続期間を構成する時間の長さを指定します。たとえば、レポートのアクセスを、任意の日の午前9:00から午後5:00まで許可するカレンダを設定するとします。この場合、月、日および年については「開始」と「終了」の設定が同じになりますが、時間と分については、「開始」の設定が午前9:00、「終了」の設定が午後5:00になります。この例では、任意の日におけるレポートの使用可能期間が、午前9:00から午後5:00になります。
「繰返し」には、継続期間が繰り返される頻度を指定します。
「一度のみ繰返し」は、継続期間が繰り返されず、期間が終了すると関連するコンポーネントが利用できなくなることを意味します。たとえば、「一度のみ繰返し」を選択し、1年の継続期間を設定した場合は、1年後に関連コンポーネントが利用できなくなります。
「毎年」は、継続期間が毎年繰り返されることを意味します。「毎年」を選択し、「期間」の設定で、開始と終了の日付を同じにして、「開始」時間を午前9:00、「終了」時間を午後5:00に設定した場合は、この使用可能日カレンダに関連付けられているReportsコンポーネントが毎年同じ日の午前9:00から午後5:00に利用可能となります。
「毎月」は、「期間」に指定された「開始」と「終了」の日付で表される継続期間が毎月繰り返されることを意味します。「毎月」を選択し、「開始」と「終了」の両方に同じ年と日付(例: 2001年7月25日)を指定し、「開始」時間を午前9:00、「終了」時間を午後5:00に設定した場合、関連コンポーネントが毎月25日の午前9:00から午後5:00に利用可能となります。
日付/曜日毎の設定は、「毎月」にのみ適用されます。日付/曜日毎では、継続期間が特定の日付で設定されるか(たとえば、月の25から29日は常に利用可能とするなど)、または特定の曜日で設定されるか(たとえば、月曜から金曜は常に利用可能とするなど)を指定します。
「毎週」は、「期間」に指定された曜日の期間が毎週繰り返されることを意味します。
「毎日」は、「期間」に指定された時間が、毎日繰り返されることを意味します。
「頻度」には、繰返し間隔n(「繰返し」で選択した値に応じて、年数、月数、週数、日数を表す)の値を指定します。たとえば、毎週繰り返すように継続期間を設定し、「頻度」を2に設定すると、継続期間が2週ごとに(つまり隔週)繰り返されます。
オプションで、「繰返し期限」をチェックして、カレンダの終了日時を割り当てます。これによって、「繰返し期限」の日時に、すべての関連コンポーネントが利用できなくなります。
注意: カレンダでは妥当性チェックが実行されません。継続期間が繰返しの設定を超過しても、エラー・メッセージは生成されません。たとえば、10日間の継続期間を設定し、繰返しを毎週に設定した場合は、期間が重複しますが、ユーザーにはその重複が通知されません。 |
「次へ」をクリックします。
「サマリー」ページで「カレンダの表示」ボタンをクリックして、設定した使用可能日カレンダをプレビューします。設定を変更する場合は、「前へ」ボタンをクリックして変更を加えます。
「サマリー」ページで「終了」をクリックして、使用可能日カレンダの作成を完了します。
このカレンダに関する設定を要約したページが表示されます。このページでは、設定を編集できます。また、カレンダに関する詳細な情報を確認したり、設定を削除することができます。
「閉じる」をクリックしてこのページを閉じ、Oracle Portalの「Oracle Reportsセキュリティ」ページに戻ります。
このカレンダは、他のカレンダと結合することも、登録されているOracle Reports Servicesコンポーネントにそのまま適用することもできます。
結合された使用可能日カレンダは、複数の使用可能日カレンダを結合して1つの使用可能日カレンダにしたものです。これは、使用可能期間を設定した後に、その期間から特定の日(休日など)を除外する場合に便利です。
カレンダを結合する際に、一方のカレンダのすべての日から、もう一方のカレンダのすべての日を除外するように指定できます。たとえば、あるカレンダでは月曜から金曜が使用可能日であり、別のカレンダでは水曜日のみが使用可能日であるとします。この2つのカレンダを結合し、その際に水曜日のカレンダを除外することで、結合されたカレンダでは月曜、火曜、木曜、金曜が使用可能日となります。
あるいは、年全体で平日を使用可能日とするシンプルなカレンダを作成し、その後で新年の休暇を除外するカレンダ、その次の休暇を除外するカレンダ、さらにその次の休暇を除外するカレンダなどのシンプルなカレンダを追加します。これらすべてのカレンダを結合し、休暇のカレンダすべてを除外することで、コンポーネントは年間を通じて会社営業日のある一定時間のみ利用可能となります。
使用可能日カレンダを結合する手順は次のとおりです。
Oracle Portalに管理者としてログインします。
「ビルダー」ページにナビゲートします。
「管理」タブをクリックします。
「Oracle Reportsセキュリティ」ポートレットの「Oracle Reportsセキュリティの設定」リンクをクリックします。
「Reportsカレンダ・アクセス」ポートレットの「Reportsの結合されたカレンダ・アクセスの作成」リンクをクリックします。
カレンダの内部名、表示名およびポータルDBプロバイダを指定します。
「名前」フィールドに、結合された使用可能日カレンダをOracle Portal内部で一意に識別する名前(MY_COMBINED_CALENDARなど)を入力します。この名前は、有効なコンポーネント名に関して次のようなOracle Portalルールに従う必要があります。
30文字以下で指定します。
英数字のみ使用する(スペースおよび特殊文字は使用不可)。
名前の最初は必ず文字で始める(数字は不可)。
「表示名」フィールドに、この結合された使用可能日カレンダの表示名を入力します。この表示名は、Oracle Portalを通じてユーザーに公開されます。
注意: 内部名とは異なり、表示名にはスペースを含めることができます。 |
プロバイダの値リストから「Portal DBプロバイダ」を選択します。Portalで追加または作成するコンポーネントは、すべてポータルDBプロバイダに属している必要があります。このリストには、コンポーネントを作成する権限がある場合に使用できるプロバイダの名前のみが表示されます。
注意: Portal DBプロバイダの作成については、Oracle Portalのオンライン・ヘルプを参照してください。 |
「次へ」をクリックします。
(オプション)「説明」フィールドに使用可能日カレンダの説明を入力します。
「次へ」をクリックします。
「選択」ページで、「使用可能日カレンダ」リストの中から結合するカレンダを選択します。カレンダは、表示名ではなく内部名で表示されます。複数のカレンダを選択するには、[Ctrl]を押しながらクリックするか(Windowsの場合)、クリックします(UNIXの場合)。
このページに表示されるのは、結合された使用可能日カレンダの作成で使用するポータルDBプロバイダに対してすでに定義されている使用可能日カレンダです。
右矢印をクリックして、選択したカレンダを「選択された使用可能日カレンダ」リストに移動します。
「次へ」をクリックします。
「除く」ページで、「使用可能日カレンダ」リストの中から除外する日付を含んだカレンダを選択します。複数のカレンダを選択するには、[Ctrl]を押しながらクリックするか(Windowsの場合)、クリックします(UNIXの場合)。
これらのカレンダには、使用可能日の指定を取り消す日付が含まれています。
右矢印をクリックして、選択したカレンダを「除外された使用可能日カレンダ」リストに移動します。
「次へ」をクリックします。
「サマリー」ページで、「カレンダの表示」ボタンをクリックして、設定したカレンダをプレビューします。
除外した箇所が示されていない場合は、別のビューを選択します。たとえば、月のビューのかわりに週のビューを選択します。
結合を変更する場合は、カレンダを閉じ、目的のページに戻るまで「前へ」ボタンをクリックします。
「終了」をクリックして、結合されたカレンダの作成を完了します。
このカレンダに関する設定を要約したページが表示されます。このページでは、設定を編集できます。また、カレンダに関する詳細な情報を確認したり、設定を削除することができます。
「閉じる」をクリックしてこのページを閉じ、Oracle Portalの「Oracle Reportsセキュリティ」ページに戻ります。
このカレンダは、他のカレンダと結合することも、登録されているOracle Reports Servicesコンポーネントにそのまま適用することもできます。
既存のOracle Portalポートレットに対して、実行、編集、コピー、削除または関連情報の表示などの操作を行うには、「管理」ポートレットのページを使用します。
ポートレットに対して実行できる操作は、権限によって異なります。また、ここに記載されているすべての操作を、すべてのポートレットに対して実行できるわけではありません。ページの左上に、これらの操作を実行できるポートレットの名前が表示されます。
表16-5では、「開発」タブに表示されるフィールドについて詳しく説明しています。
表16-5 「開発」タブ
フィールド | 説明 |
---|---|
(ポートレットのタイプおよび名前) |
ポートレットのタイプと名前を表示します。例: フォーム(表) my_form これは、my_formという表に基づくフォームを表しています。 |
プロバイダ |
ポートレットが作成されたプロバイダの名前を表示します。 |
バージョン状態(一部のポートレットには適用不可) |
ポートレットのすべてのバージョンと、各バージョンの現行の状態を表示します。ポートレットのバージョンを編集する場合はステータスをクリックします。 注意: ハイパーリンクがない場合、そのポートレットを編集する権限がありません。 |
最終更新 |
ポートレットを作成したユーザーまたは最後に編集したユーザーの名前と、ポートレットが作成された日時または最後に編集された日時を表示します。 |
実行リンク(一部のポートレットには適用不可) |
ポートレットを実行して表示するプロシージャのURLを表示します。このURLをコピーし、別のWebページに貼り付けて、このポートレットへのリンクを作成できます。 注意: パラメータを指定せずにポートレットを実行するプロシージャには、.showという接尾辞が付いています。パラメータを指定してポートレットを実行するプロシージャには、.show_parmsという接尾辞が付いています。 |
PL/SQLソース(一部のポートレットには適用不可) |
「ポートレット・ビルダー」ウィザードによって、各ポートレットを表すPL/SQLパッケージが作成されます。 パッケージ仕様: ポートレットのPL/SQL仕様を表示します。 パッケージ本体: ポートレットのPL/SQL本体を表示します。 |
コール・インタフェース(一部のポートレットには適用不可) |
ポートレットで実行時にエンド・ユーザーが変更できる引数を表示するには、「表示」をクリックします。PL/SQLストアド・プロシージャおよびURLを介してポートレットをコールするサンプルも表示されます。PL/SQLで、またはURLからコールすることによって、ポートレットが格納されたパッケージを実行する場合、異なる引数を受け付けるようにコール・インタフェースを編集できます。 注意: ポートレットのソース・コードを表示するには、ポートレットまたはそのポートレットを所有するプロバイダに対するカスタマイズ権限または実行権限が必要です。 |
データ・リンクの編集(一部のポートレットには適用不可) |
データが格納されたURLに接続し、そのデータを表示したり編集する場合にクリックします。 |
編集 |
ポートレットの最新バージョンを編集する場合にクリックします。たとえば、ポートレットの基になっている表の列の再選択、ポートレットに表示されるフィールドやテキストの変更、または新しいルック・アンド・フィールの選択を行うことができます。 |
新規として編集 |
このポートレットの新しいバージョンを作成して編集する場合にクリックします。既存のポートレットのバージョンは変更されません。 |
データの編集(一部のポートレットには適用不可) |
スプレッドシートを表示し、その中のデータを編集する場合にクリックします。 |
実行 |
ポートレットの現在の本稼動バージョンを実行する場合にクリックします。 注意: ポートレットの有効なパッケージがない場合、ポートレットは実行されません。 |
ポートレットとして実行 |
ポータル・ウィンドウにおけるポートレットの外観を表示します(フル・ページ表示とは異なる場合があります)。 |
カスタマイズ |
ポートレットのカスタマイズ・フォームを表示する場合にクリックします。カスタマイズ・フォームを使用すると、ポートレットの表示に使用する値を指定できます。 注意: 現在のポートレットがフォームである場合、このページには「カスタマイズ」ではなく「ブラウズ」が表示されます。 |
お気に入りに追加 |
Oracle Portalホーム・ページの「お気に入り」リストにポートレットを追加する場合にクリックします。 |
バージョン情報 |
ポートレットに対して格納されている属性を表示します。 |
削除 |
データベースからポートレットを削除する場合にクリックします。 |
表16-6では、「管理」タブに表示されるフィールドについて詳しく説明しています。
表16-6 「管理」タブ
フィールド | 説明 |
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SQL問合せ情報を表示する/SQL問合せ情報を非表示にする(一部のポートレットには適用不可) |
デバッグを目的として、ポートレットを実行する際にSQL問合せを表示するか非表示にするかを選択します。 |
このポートレットのロックを表示(一部のポートレットには適用不可) |
ポートレットで現在アクティブなロック(他のユーザーが編集している場合など)を表示します。 |
エクスポート |
データベースからポートレットをエクスポートする場合にクリックします。 |
コピー |
データベースからポートレットをコピーする場合にクリックします。 |
改名 |
(同じプロバイダ内で)ポートレットの名前を変更する場合にクリックします。 |
生成 |
PL/SQLパッケージをコンパイルする場合にクリックします。 |
監視 |
ポートレットに関するすべてのリクエストとそのリクエストを作成したユーザーのチャートを表示する場合にクリックします。 |
表16-7、表16-8、表16-9、表16-10、表16-11、表16-12および表16-13では、「アクセス」タブに表示されるフィールドとその説明について詳しく説明しています。
表16-7 Portalアクセス
フィールド | 説明 |
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ポートレットとして公開(一部のポートレットには適用不可) |
ポートレットを1つのポートレットとして使用可能にする場合にクリックします。 注意: ポートレットを1つのポートレットとして公開するには、ポートレットの公開権限が必要です。またアクセス・プロバイダ・ページ(「管理」タブ)の「プロバイダとして公開」で、そのポートレットを所有するプロバイダを使用可能にする必要があります。 |
表16-8 権限モード
フィールド | 説明 |
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プロバイダから権限を継承 |
プロバイダのアクセス権限によってポートレットのアクセス権限をオーバーライドする場合は、これを選択します。 ポートレットのアクセス権限によってプロバイダのアクセス権限がオーバーライドされるようにするには、チェック・ボックスの選択を解除し、「適用」をクリックします。「アクセス権限の付与」セクションでは、様々なユーザーやグループについて、ポートレットのアクセス権限(管理、編集、表示、カスタマイズ、実行など)を付与したり削除することができます。 注意: ユーザーやグループにポートレットのアクセス権限を付与するには、ポートレットまたはそのポートレットを所有するプロバイダに対する管理アクセス権限が必要です。 |
表16-9 アクセス権限の付与
フィールド | 説明 |
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ユーザー/ロール |
プロバイダのアクセス権限を付与するユーザーまたはグループを入力します。 |
実行 |
付与する権限を選択します。 |
追加 |
プロバイダのアクセス権限を付与する場合にクリックします。 |
表16-10 アクセス権限の変更
フィールド | 説明 |
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ユーザー/ロール |
権限が割り当てられているOracle PortalユーザーまたはOracle Portalグループを表示します。クリック・エラー。不明なスイッチ引数です。すべての権限を削除するには、「ユーザー/ロール」の横をクリックします。すべてのOracle Portalユーザーに権限を付与する場合は、「ユーザー/ロール」として「パブリック」を選択します。 |
タイプ |
ユーザー/ロールがOracle PortalユーザーまたはOracle Portalグループのどちらであるかを表示します。 |
権限 |
現在付与されている権限を表示します。権限を変更するには、新しい権限を選択して「適用」をクリックします。 |
表16-11 セルの権限モード
フィールド | 説明 |
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ポートレットから権限を継承 (一部のポートレットには適用不可) |
ポートレットのアクセス権限によってセルのアクセス権限をオーバーライドする場合は、これを選択します。 セルのアクセス権限によってポートレットのアクセス権限がオーバーライドされるようにするには、チェック・ボックスの選択を解除し、「適用」をクリックします。「アクセスの変更」セクションでは、様々なユーザーやグループについて、セルのアクセス権限(管理、編集、表示、カスタマイズ、実行など)を変更できます。 注意: ユーザー/ロールのセルのアクセス権限を変更するには、ポートレットまたはそのポートレットを所有するプロバイダに対する管理アクセス権限が必要です。 |