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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentリリース・ノート
12c (12.2.1.3.0)
E90277-03
 

 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle WebCenter Contentリリース・ノート

12c (12.2.1.3.0)

E90277-03(原本部品番号:E85598-03)

2018年4月

1.2 概要

Oracle WebCenter Contentの新機能と拡張機能、既知の問題、非推奨および非推奨の予定の項目およびドキュメントに関する情報について学習します。

このドキュメントには、Oracle WebCenter Content 12c (12.2.1.3.0)のリリース情報が含まれています。この内容を確認してから製品をインストールまたは使用することをお薦めします。

新機能

このリリースの新機能と拡張機能については、「Oracle WebCenter Contentの新機能」を参照してください。

既知の問題

Oracle WebCenter Application Adapters、Oracle WebCenter ContentおよびOracle WebCenter Enterprise Captureの既知の問題は、『Oracle WebCenter Contentの既知の問題』を参照してください。

非推奨の予定

次のコンポーネントは今後のリリースで非推奨となる予定です。

  • Folders_gコンポーネント: お客様がFrameworkFoldersに移行する計画を行う必要があります。

  • Kofax 10.2用のKofax Captureスクリプト・コンポーネント。

注意:

これらのコンポーネントは、リリース12.2.1.3.0、12.2.1.2.0、12.2.1.1.0および12.2.1でサポートされます。

非推奨になったリリース 12.2.1.3.0

  • Digital Imaging and Communications in Medicine (DICOM)機能は非推奨です。Oracle MultimediaのDICOMのサポートの非推奨を参照してください。

  • WebCenter Content XDS Connectorを使用すると、Oracle WebCenter ContentおよびWebCenter Content Serverがメディカル・コンテンツにおいてCross Enterprise Document Sharing (XDS)交換のリポジトリとして動作できるようになります。このリリースでは、このXDSコネクタがサポートされなくなりました。

  • Digital Asset Managerは、Telestream社のFlipFactoryバージョン7.1および7.2と連携するように構成されました。このリリースでは、コンポーネントの経過時間および組込みjarファイルの経過時間のセキュリティの不安のため、FlipFactoryのプラグインがソフトウェアで使用できなくなりました。ただし、必要な場合、以前のリリースで使用できるコンポーネントを継続して使用できます。『Oracle WebCenter Contentのマネージメント 12c (12.2.1.2.0)』リリースのイメージ変換およびビデオ変換の使用に関する項を参照してください。

  • Microsoft SharePointのWebCenter Contentストレージ・コネクタは非推奨です。ただし、Microsoft SharePointのWCCストレージ・コネクタの既存のデプロイメントは、Oracle Lifetime Support Policyに従って続行します。

非推奨になったリリース 12.2.1

  • WebCenter Content IRM

  • WebCenter Content CPS (Content Portlet Suite)

  • WebCenter Content SharePoint WebParts

  • WebCenter Content Dynamic Converterテンプレート・エディタ(Transit)

  • WebCenter Content Trackerレポート

  • WebCenter Content URMアダプタ

  • WebCenter Content Integrated JSP TomCatサポート

リリース11.1.1.9での非推奨

  • IPM構成コマンドrefreshIPMSecurityは非推奨になりました。

12cではサポートされません

Ephoxエディタは、12cリリースのSite Studioコンポーネントに含まれず、パッチとしてリリースされません。

11.1.1.x.0から11gバージョン以上にアップグレードする場合、アンインストールせずにSite Studioコンポーネントをアップグレードすると、Ephoxエディタを引き続き使用できます。 12cのインストール/アップグレードでは、Ephoxエディタが失われ、Oracle Site Studioの管理ガイドのデフォルトのContributorエディタの変更に関する項の説明に従って、独自のエディタを追加するオプションを使用する必要があります。

製品ドキュメント

完全なOracle WebCenter Contentドキュメント・セットは、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=fmw122130&id=wccdocsのOracleヘルプ・センターで入手できます。

1.3 システム要件と仕様

インストール、構成、アップグレード、およびOracle WebCenter Contentのインストール時に発生する可能性のある問題について学習します。

Oracle WebCenter Contentのインストールおよび構成を正常に完了するには、インストール前にハードウェアおよびソフトウェアの前提条件を満たしておく必要があります。Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様に関するページを参照してください。

JavaとGoogle Chromeブラウザ

バージョン45より、GoogleのChromeブラウザでJavaアプレットに必要なテクノロジであるNPAPIのサポートが廃止されました。

注意:

Oracle Forms、WebCenter Content Product LineおよびEDQのJavaプラグインをChromeで使用する場合は、次を参照してください。

http://www.java.com/en/download/faq/chrome.xml

Javaアプレットへのアクセスのためにサポートされるブラウザの詳細は、次を参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

Oracle WebCenter Contentの動作保証マトリックス

Oracle WebCenter Contentの動作保証マトリックスは、Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成に関するページからアクセスできます。この表で、Oracle Fusion Middleware 12c動作保証の.xlsドキュメントを探してください。

必要なパッチのダウンロードおよび適用

Oracle WebCenter Content 12c (12.2.1.3.0)をインストールおよび構成した後、特定の既知の問題に対応するために追加パッチが必要な場合があります。

次の手順を実行して、パッチを取得します。

  1. 次の場所でMy Oracle Support Webサイトにログインします。:

    https://myoraclesupport.com/

  2. 「パッチと更新版」タブをクリックします。

  3. 「パッチ検索」領域を使用してパッチを検索します。

  4. パッチ検索結果ページで、パッチを選択し、「ダウンロード」をクリックしてパッチをダウンロードします。

  5. パッチに含まれるREADMEファイルの手順に従って、パッチをインストールします。

ライセンス情報

Oracle Fusion Middlewareのライセンス情報は、次の場所で入手可能です:

http://docs.oracle.com/cd/E55108_01/doc.62016/e56762/GUID-7E0656D6-74A7-4B9E-A5E0-0167730DBDF0.htm

Oracle Fusion Middlewareのライセンス準拠に関する詳細情報は、次の場所で入手可能です。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/overview/index.html

1.3.1 Oracle WebCenter Contentのアップグレード

アップグレードの詳細は、次を参照してください。

  • Oracle WebCenter Contentのアップグレード

  • 11gから12cへのImaging and Process Managementのアップグレード

  • 11gから12cへのOracle Universal Records Managementのアップグレード

パッチが適用されていないPS5バージョンのアップグレードの制限事項

PS5インスタンスがあり、アプリケーション名の変更に関するOracle Bug#13723409のパッチを適用しておらず、アプリケーション名の変更を反映させたサーバーを構成していない場合、アップグレード前の構成条件を満たしておらず、CSスキーマが検出されないため、アップグレードを試行しないでください。

このようなPS5インスタンスのアップグレードの場合、回避策はサーバーを適切に構成することです。

  • Oracle Universal Content Management - Content Serverへのアプリケーション名の変更に関するOracle Bug#13723409を含むパッチをインストールします。

  • 既存のドメインにCSアプリケーションを再デプロイし、パッチのインストールを確認します。ドメインに既存のCSアプリケーションがなかった場合、新規アプリケーション名を使用して新規CSアプリケーションが作成されます。これによってCSスキーマが必ず検出されます。

Oracle WebCenter Contentのインストール

Oracle WebCenter Contentのインストールおよび構成の詳細は、『Oracle WebCenter Contentのインストールと構成』のOracle WebCenter Contentのインストールと構成に関する項を参照してください。

1.4 再ブランド化情報

Oracle WebCenter Contentの製品および機能の新しい名前と短縮名について学習します。

Oracle Enterprise Content Management Suiteは、Oracle Fusion Middleware 11g (11.1.1.6.0)ではOracle WebCenter Contentに再ブランド化されています。Oracle WebCenter ContentがOracle WebCenter製品スタックの一部となり、最も完全に統合されたエンタープライズ・コンテンツ管理のオープン・プラットフォームを提供します。

それに応じて、ほとんどのOracle WebCenter Content製品のソフトウェアおよびドキュメントも再ブランド化されました。

新しい名前 新しい短縮名 以前の名前 以前の短縮名

Oracle WebCenter Content

なし

Oracle Enterprise Content Management Suite

Oracle ECM

Oracle WebCenter Content

WebCenter Content

Oracle Universal Content Management

Oracle UCM

Oracle WebCenter Contentサーバー

Content Server

Oracle Content Server

Content Server

Oracle WebCenter Content: Inbound Refinery。

Inbound Refinery

Oracle Inbound Refinery

Oracle IBR

Oracle WebCenter Content: Records

Records

Oracle Universal Records Management

Oracle URM

Oracle WebCenter Content: Desktop

Desktop

Oracle UCM Desktop Integration Suite

Oracle DIS

Oracle WebCenter Enterprise Capture

Oracle WebCenter Captureは、Oracle Fusion Middleware 11g (11.1.1.9.0)リリースでOracle WebCenter Enterprise Captureに再ブランド化されました。Captureも、製品名の略称としてまだ使用されます。

1.5 モバイル・デバイス用Oracle WebCenter Contentリリース情報

モバイル・デバイス用Oracle WebCenter Contentリリースに関する情報について学習します。

モバイル・デバイス用Oracle WebCenter Contentリリース情報は次の場所にあります。

https://itunes.apple.com/us/app/oracle-webcenter-content/id701199944?mt=8

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.oracle.webcenter.content.android&hl=en

1.6 ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。


Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentリリース・ノート, 12c (12.2.1.3.0)

E90277-03

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Oracle WebCenter Content 12c (12.2.1.3.0)のドキュメントで、このリリースのリリース・ノートおよび一般情報を提供します。

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are "commercial computer software" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs. No other rights are granted to the U.S. Government.

このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

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