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Oracle® Fusion Middleware Oracle HTTP Serverの管理
12c (12.2.1.3.0)
E90311-03
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ohs_createInstance

WLSTでの使用: オンライン

説明

ohs_createInstanceコマンドでは、Oracle HTTP Serverの新しいインスタンスを作成し、明示的に指定されるか自動的に割り当てられるリスニング・ポートなどの重要な構成が可能です。

構文

ohs_createInstance(instanceName='xxx', machine='yyy', serverName='zzz', ...)
引数 定義
instanceName

作成する管理対象インスタンスの名前。

machine

インスタンスの既存マシンのエントリ。この名前(しばしば<hostName>.myCorp.com)はWebLogic Serverドメインの作成時に設定されます。名前を忘れた場合は、$ORACLE_INSTANCE/config/config.xmlを確認して<machine>ブロックを検索します。または、WLSTで、次を実行することでマシン名を見つけることができます。

serverConfig()
cd('Machines')
ls()
listenPort

(オプション) 非SSLサーバーのポート番号。この値が指定されない場合、ポートは自動的に割り当てられます。リスニング・ポートは通常7777から始まり、ここから順次増加します。

sslPort

(オプション) SSL仮想ホストのポート番号。この値が指定されない場合、ポートは自動的に割り当てられます。SSLポートは通常4443から始まり、ここから順次増加します。

adminPort

(オプション) ノード・マネージャとの通信に使用するポート番号。この値が指定されない場合、ポートは自動的に割り当てられます。管理ポートは通常9999から始まり、ここから順次増加します。

serverName

(オプション) 非SSLサーバーのServerNameディレクティブの値。この値が指定されない場合、マシンのホスト名およびリスニング・ポートを使用してこの値が作成されます。

次の例では、マシンabc03.myCorp.com上で動作するohs1というOracle HTTP Serverインスタンスを作成します。

ohs_createInstance(instanceName='ohs1', machine='abc03.myCorp.com')