SSLTraceLogLevel
は、Oracle Securityライブラリのエラー・ログに記録されるメッセージの冗長性を調整します。特定のレベルを指定すると、それより上位レベルの重要度のメッセージもすべて報告されます。たとえば、SSLTraceLogLevel ssl
が設定されていると、error、warn、userおよびdebugのログ・レベルのメッセージも報告されます。
ノート:
このディレクティブはssl.conf
ファイルにグローバルにのみ設定できます。
SSLTraceLogLevelでは次のログ・レベルが使用されます。
none
: Oracle Security Traceが無効
fatal
: 致命的なエラーが発生してシステムが使用できない状態
error
: エラー状態。
warn
: 警告状態。
user
: 正常ではあるが、重大な状態
debug
: デバッグ・レベルの状態
ssl
: SSLレベルのデバッグ
カテゴリ | 値 |
---|---|
構文 |
SSLTraceLogLevel none | fatal | error | warn | user | debug | ssl |
例 |
SSLTraceLogLevel fatal |
デフォルト |
なし |