プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理
12c (12.2.1.3.0)
E90329-05
目次へ移動
目次

前

C Oracle RACでの高速接続フェイルオーバーの使用

高速接続フェイルオーバー機能により、無効な接続の検出とクリーンアップ、使用可能な接続のロード・バランシング、アクティブなOracle RACインスタンス上での作業の再配信といった、Oracle RACイベント通知を実装するためのアプリケーション非依存の方法が提供されます。

WebLogic Serverは、高速接続フェイルオーバーをサポートしています。『Oracle Universal Connection Pool for JDBC開発者ガイド』高速接続フェイルオーバーの使用に関する項を参照してください。

Oracle高速接続フェイルオーバーを使用する場合のJDBCドライバの構成

データ・ソースで高速接続フェイルオーバーを有効にするには、ドライバ・クラス名およびONSの構成文字列のプロパティに特定の値を設定する必要があります。

次の接続プール・プロパティを設定します。

  • ドライバ・クラス名内—クラス名をoracle.jdbc.pool.OracleDataSourceに設定します。

  • プロパティ内—Oracle RACノードをリモートにサブスクライブするONS構成文字列をOracle FAN/ONSイベントに設定します。たとえば: ONSConfiguration=nodes=hostname1:port1,hostname2:port2

    ノート:

    OracleのOracleDataSourceクラスはXA対応ではないため、結果として生じるデータ・ソースではXA接続プールは実装されません。