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JMSブリッジ宛先の作成


JMSブリッジ宛先のインスタンスでは、ブリッジ・インスタンスの実際のソースJMSブリッジ宛先とターゲットJMSブリッジ宛先を定義します。

JMSブリッジ宛先のインスタンスは、メッセージング・ブリッジ・インスタンスにマップされる実際のソース宛先およびターゲット宛先のそれぞれに対して構成する必要があります。そのため、あるソースJMSブリッジ宛先の属性を定義し終えた後、同様のステップを繰り返してターゲットJMSブリッジ宛先を構成します。逆の場合も同じです。

ソースJMSブリッジ宛先またはターゲットJMSブリッジ宛先を構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. コンソールの左ペインで、「サービス」→「メッセージング」→「ブリッジ」を展開して「JMSブリッジ宛先」を選択し、「JMSブリッジ宛先のサマリー」ページを表示します。
  3. 「新規作成」をクリックします。
  4. 新しいJMSブリッジ宛先の作成ページで、JMSブリッジ宛先の構成属性を定義します。
    1. 「名前」- WebLogic Serverドメイン全体に渡って一意な値を入力します。たとえばWebLogic Serverのリリース12.1.2と12.2.1をブリッジングする場合に、ソース宛先のデフォルトの宛先名を1212to1221SourceDestinationに変更するとします。その場合、対応するターゲット宛先を作成した際には、その名前を1212to1221TargetDestinationなどとします。

      ノート: 作成したJMSブリッジ宛先の名前は変更できません。かわりに、それを削除して、新しい名前を使用して別のものを作成する必要があります。

    2. スコープ -- このJMSブリッジ宛先に、ドメイン、パーティションまたはリソース・グループ・テンプレート内からアクセス可能にするかどうかを指定します。
    3. 「アダプタのJNDI名」- ブリッジ宛先との通信に使用するアダプタのJNDI名を指定します。入力するアダプタ名の詳細は、リソース・アダプタを参照してください。
    4. 「接続URL」- このJMSブリッジ宛先の接続URLを指定します。
    5. 「接続ファクトリのJNDI名」- このJMSブリッジ宛先の接続ファクトリのJNDI名を指定します。
    6. 「宛先のJNDI名」- このJMSブリッジ宛先のJNDI名を指定します。
  5. 「OK」をクリックします。
  6. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

完了した後に

  • ソースJMSブリッジ宛先の属性を定義し終えた後、これらのステップを繰り返してターゲットJMSブリッジ宛先を構成します。逆の場合も同じです。
  • 新しいJMSブリッジ宛先に対して、ユーザー名やパスワードなどのパラメータをさらに構成する必要がある場合は、JMSブリッジ宛先の構成を参照してください。

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