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シングルトン・サービスの構成

始める前に

管理コンソールを使用してシングルトン・サービスを定義済みであることを確認します。新しいシングルトン・サービスの定義を参照してください。


シングルトン・サービスとは、管理対象サーバーで実行されるサービスであり、1度にクラスタ内の1つのメンバー上でのみ使用可能になります。WebLogic Serverでは、シングルトン・サービスを自動的に監視したり、あるサーバー・インスタンスから別のサーバー・インスタンスに移行したりできます。

シングルトン・サービスの移行の動作を構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」→「クラスタ」を選択します。

    「クラスタのサマリー」表には、ドメインで定義されている全クラスタが表示されます。

  3. 「クラスタ」表で、構成するシングルトン・サービスを含むクラスタを選択します。
  4. 「構成」→「シングルトン・サービス」を選択します。
  5. 「シングルトン・サービス」表で、構成するシングルトン・サービスを選択します。
  6. 「構成」→「全般」を選択します。
    1. 「クラス名」で、クラスの完全修飾名を定義します。また、クラスはサーバーのクラスパスに含まれている必要があります。

      移行可能なシングルトン・サービスとして機能するには、「クラス名」で指定したクラスがシングルトン・サービス・インタフェースを実装している必要があります。サービスレベルの移行を参照してください。

    2. 「移行の追加試行回数」に、構成されている可能性のある各サーバー・インスタンスで、サービスが少なくとも1回ずつ失敗した後に、さらに移行可能なサービスにアクセスを試行する回数を入力します。
    3. 「試行間のスリープ時間」に、移行の試行間で一時停止する長さを入力します。
  7. 「構成」→「移行」を選択します。
    1. 「ユーザーの優先サーバー」で、シングルトン・サービスの優先サーバー・インスタンスを選択します。
    2. 「控えの候補サーバー」で、このシングルトン・サービスでのサービスのバックアップとして使用するクラスタ内のサーバー・インスタンスを選択します。サーバー・インスタンスを「使用可能」から「選択済み」へ矢印ボタンを使用して移動します。
  8. 保存」をクリックします。
  9. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

完了した後に

この手順を使用して作成されたシングルトン・サービスでは、移行先の候補サーバーのリストを決定する際にデフォルトの動作を使用します。デフォルトでは、クラスタ内のすべてのサーバーを反復処理します。候補サーバーのリストや、自動サーバー移行のその他の側面を構成するには、クラスタ内のサーバーの移行の構成を参照してください。


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