WebLogic Serverでは、CMOテンプレートを使用してスレッドをコンテナ管理にすることで、Java EEアプリケーションに同時実行性機能を提供しています。CMOテンプレートを構成して、ドメインでグローバルに、またはパーティションにスコープ指定されたアプリケーション・コンポーネント(サーブレットやEJBなど)で使用できるように設定します。3つのタイプのCMOテンプレートを定義できます。

• 管理対象エグゼキュータ・サービス・テンプレート - 発行されたタスクを非同期的に実行するためにアプリケーションが使用します。
• 管理対象スケジュール済エグゼキュータ・サービス・テンプレート - 発行されたタスクを特定の時点で非同期的に実行するためにアプリケーションが使用します。
• 管理対象スレッド・ファクトリ・テンプレート - 管理対象スレッドを作成するためにアプリケーションが使用します。

CMOテンプレートはドメイン・レベルで定義されるか、またはパーティションにスコープ指定することができます。

CMOテンプレートを構成する主なステップは次のとおりです。