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フェデレーションの構成


フェデレーション・キャッシュ機能は、地理的に分散している複数のクラスタ間で非同期的にキャッシュ・データを結合します。キャッシュ内のデータはクラスタ間で結合され、地理的に異なる場所のアプリケーション・ユーザーに対して冗長性、オフサイト・バックアップおよび複数のアクセス・ポイントを提供します。

フェデレーションを構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」→「Coherenceクラスタ」を選択します。
  3. 「Coherenceクラスタ」表で、フェデレーションを構成するCoherenceクラスタを選択します。
  4. 「構成: フェデレーション」ページを選択します。
  5. ドロップダウン・リストを使用してトポロジを選択します。

    ノート:

    • トポロジを選択すると、トポロジ構成が自動的に作成され、Default-Topologyという名前が付けられます。Default-Topologyトポロジ構成が作成されて使用されるのは、キャッシュ構成ファイル内に他のフェデレーション・トポロジが指定されていない場合です。

    • フェデレーションの使用時は、ローカル・クラスタとリモート・クラスタの両方で一致するトポロジを構成する必要があります。たとえば、ローカル・クラスタでのトポロジにnoneを、リモート・クラスタでのトポロジとしてactive-activeを選択すると、予期しない動作が発生する可能性があります。同様に、ローカル・クラスタをactive-passiveを使用するよう設定した場合は、リモート・クラスタをpassive-activeを使用するよう設定する必要があります。

  6. リモート参加者セクションから、このクラスタを結合するリモート・クラスタの名前を入力します。
  7. 「リモート参加者」セクションから、リモート・クラスタ上で管理対象Coherenceサーバーを実行する1つ以上のホストを入力します。
  8. 必要に応じて、リモート・クラスタのクラスタ・ポートを変更します。通常、デフォルトのクラスタ・ポートは変更しません。
  9. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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