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本番モードへの変更


ドメインのすべてのサーバーは、開発モードか本番モードのどちらかで実行されます。一般的に、本番モードの場合には、より多くのセキュリティ機能を構成する必要があります。2つのモードの相違点の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成WebLogicドメインの作成を参照してください。

ノート: ドメインを開発モードでの実行から本番モードに変更した場合は、起動アイデンティティ・ファイルを削除することをお薦めします。このファイルにはドメイン内の各サーバーの起動に使用されるユーザー名とパスワードが含まれます。詳細は、起動後の起動アイデンティティ・ファイルの削除を参照してください。

ドメイン内のすべてのサーバーが本番モードで実行されるように構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインの「ドメイン構造」の下で、ドメイン名を選択します。
  3. 「構成」→「全般」を選択して、「本番モード」チェック・ボックスを選択します。
  4. 「保存」をクリックします。変更をアクティブ化するには、この後に「チェンジ・センター」で「変更のアクティブ化」をクリックします。

    追加のセキュリティを設定するために、ドメインのセキュア本番モードを有効化できます。詳細は、本番ドメインの保護を参照してください。

  5. 現在実行されているサーバーをすべて停止します。サーバーの起動と停止を参照してください。
  6. 管理サーバーとドメイン内の各管理対象サーバーを再起動します。各サーバー・インスタンスを再開するコマンドには、起動アイデンティティ・ファイルを削除する-Dweblogic.system.RemoveBootIdentity=true引数が含まれます。次の方法のいずれかを使用できます。
    • 個別のコマンド・シェルを開き、各サーバー・インスタンスのweblogic.Server起動コマンドにこの引数を含めます。
    • 開発モードから本番モードに変更した後に初めてサーバーを起動する場合のみ、-Dweblogic.system.RemoveBootIdentity=trueを指定してください。

    管理サーバーと各管理対象サーバー・インスタンスが新しいモードで起動します。

結果

各管理対象サーバーの起動時には管理サーバーのモードが参照され、それによって各自の実行時モードが決定します。


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