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ドメインの同時制約の構成


管理対象エグゼキュータ・サービス、管理対象スケジュール済エグゼキュータ・サービス、または管理対象スレッド・ファクトリに対して発行された長時間実行タスクは、WebLogic Serverの自己チューニング・スレッド・プールの一部として管理されない新しいスレッドを作成する必要があります。実行中のスレッドの数が過大になると、サーバーのパフォーマンスと安定性に悪影響を与える可能性があるため、同時実行性ユーティリティAPIによって作成される実行中のスレッドの最大数を指定できます。

Oracle WebLogic Serverでの同時管理対象オブジェクト(CMO)の構成および使用の詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の管理』同時管理対象オブジェクトの構成に関する項を参照してください。

このドメインの同時制約を構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 「ドメイン構造」ツリーで、ドメイン名を選択します。
  3. 「構成」→「全般」→「同時実行性」を選択します。
    1. 「最大同時新規スレッド」に、このドメイン・スコープですべての管理対象スレッド・ファクトリによって作成可能な同時新規スレッドの最大数を入力します。これは、サーバー上で実行されているパーティションのスコープ内で作成されたスレッド・リクエストを除外します。
    2. 「最大同時長時間リクエスト」に、このドメイン・スコープですべての管理対象エグゼキュータ・サービスまたは管理対象スケジュール済エグゼキュータ・サービスに発行できる同時長時間実行リクエストの最大数を入力します。これは、サーバー上で実行されているパーティションのスコープ内で作成された長時間実行リクエストを除外します。
  4. 「保存」をクリックします。
  5. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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