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管理対象サーバーの作成


ドメインを作成する場合、管理サーバーも作成します。管理サーバーでは、Administration Consoleを実行し、構成の変更をドメイン内の他のサーバーに配布します。一般的なプロダクション環境では、1つまたは複数の管理対象サーバーをドメインに作成してビジネス・アプリケーションをホストし、管理サーバーは管理対象サーバーの構成とモニターにのみ使用します。

既存のドメインに管理対象サーバーを作成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」→「サーバー」を選択します。
  3. サーバー」表で、「新規作成」をクリックします。
  4. 新しいサーバーの作成: サーバーのプロパティ」ページで、次の手順を実行します。
    1. 名前」フィールドに、サーバーの名前を入力します。

      ドメイン内の各サーバーには、ドメインにあるすべての構成オブジェクトに渡って一意な名前を付ける必要があります。ドメイン内では、各サーバー、マシン、クラスタ、JDBC接続プール、仮想ホスト、および他のすべてのタイプのリソースが一意な名前を持つ必要があり、ドメイン名と同じ名前を使用することはできません。

      サーバー名は、サーバーにデプロイされるアプリケーションのURLの一部としては使用されません。識別目的で使用されます。サーバー名は管理コンソールに表示され、WebLogic Serverコマンドライン・ユーティリティまたはAPIを使用している場合はこの名前でサーバーを識別します。

      サーバーの命名規則の詳細は、サーバー名の制限に関する項を参照してください

    2. サーバー・インスタンスに対して有効なアドレスを制限する場合には、「リスニング・アドレス」にIPアドレスまたはDNS名を入力します。たとえば、それぞれ、12.34.5.67またはmymachineと入力します。入力しない場合、サーバーへのURLには、すべてのホスト・コンピュータのIPアドレス、そのIPアドレスのどれかにマップするすべてのDNS名、または文字列localhostを指定できることになります。リスニング・アドレスに対して指定する値は、ホスト・マシンへのURLではなく、通信プロトコル、リスニング・ポートまたはチャネルを含みません。

      構成オプションを参照してください。

      ノート: デモ用の証明書を複数サーバー構成のドメインで使用している場合、完全修飾DNS名を指定すると管理対象サーバー・インスタンスの起動に失敗します。この制限および推奨される回避策の詳細は、『Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理』CertGenの使用に関する制限に関する項を参照してください。

    3. リスニング・ポート」に、サーバー・インスタンスのアクセスに使用するポート番号を入力します。

      1つのコンピュータ上で複数のサーバー・インスタンスを実行している場合は、各サーバーで独自のリスニング・ポートを使用する必要があります。

    4. このサーバーがスタンド・アロン・サーバーになるか、またはクラスタに属するかを指定します。

      このサーバーがクラスタの一部である場合は、次の手順に従います。

      • ドロップ・ダウン・リストから既存のクラスタを選択します。
      • 新しいクラスタを作成するボタンを選択します。

      クラスタの作成を参照してください。

    5. 「次」をクリックします。
    6. 選択した構成オプションを確認します。
    7. 「終了」をクリックします。
  5. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

結果

管理コンソールにより、ドメインのconfig.xmlファイルが更新され、新しいサーバーの構成データが追加されます。

ノート: ファイル・システムでは、管理対象サーバーのディレクトリ構造は初期起動時に設定されます。

完了した後に

(オプション)次のいずれかを行います。


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