管理コンソールでは、データ・ソースの個々のインスタンスを手動で中断することができます。データ・ソースを中断すると、アプリケーションはそのデータ・ソースからデータベース接続を取得できなくなります。アプリケーションによってすでに予約されている接続に対する動作は、以下に示すように、選択した中断のタイプによって異なります。
- 「中断」- データ・ソースを無効なものとしてマークし、新規の接続要求をすべてブロックします。予約済の接続がある場合、この操作はInactiveTimeoutで設定した秒数の間、実行されません。設定されていない場合、60秒後にすべての接続が中断されます。成功した場合は、ヘルス状態がSuspendedに設定されます。すべての接続が、データ・ソースの中断前の状態で保持されます。「再開」後、データ・ソースの中断前に接続を予約していたクライアントは、中断が発生した時点の状態から作業を継続できます。
- 強制中断- データ・ソースを無効としてマークします。現在予約されている接続に対するトランザクションはロールバックされ、予約されているすべての接続は破棄されます。その後アプリケーションがそれらの予約された接続を使用しようとすると失敗します。成功した場合は、ヘルス状態がSuspendedに設定されます。この時点で、データ・ソースは破棄された接続と同じ数の新しい接続を作成することで、接続プールの補充を試みます。再開した場合、クライアントは続行するために新しい接続を予約する必要があります。
JDBCデータ・ソースを中断するには: