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共通分散キュー - 詳細パラメータの構成


分散キューを作成した後、順序単位パラメータの指定や、メッセージ送信側の資格証明のアタッチなど、詳細なプロパティ値を定義できます。

分散キューの詳細な値を構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールにおいて、次の手順で構成する共通分散キュー・リソースにナビゲートします。
  3. 「構成: 全般」ページで、「詳細」ボタンをクリックします。
    1. 宛先の起動時のメッセージを管理するには、次を選択します。

      「起動時にメッセージの生成を休止」 -- 起動時に宛先で新しいメッセージの生成を休止するかどうかを指定します。

      「起動時にメッセージの消費を休止」 -- 起動時に宛先で消費を休止するかどうかを指定します。

      「起動時にメッセージの挿入を休止」 -- 起動時に宛先で新しいメッセージの挿入を休止するかどうかを指定します。

    2. 順序単位機能を使用する場合は、次の手順に従います。

      「順序単位名の自動生成」で、この分散キューで統計的に一意である順序単位名をシステムで生成するかどうかを指定します。この分散キューに届くメッセージのうち、まだ順序単位に属していないメッセージには、すべてこのデフォルトの順序単位名が自動的に割り当てられます。

      順序単位のルーティング」で、分散キュー・メンバーがメッセージの宛先として選択される方法を指定します。「ハッシュ」に設定した場合、プロデューサがキュー・メンバーを計算します。「パス・サービス」に設定した場合、構成済みのパス・サービスによってキュー・メンバーが決定されます。

    3. センダー資格証明のアタッチ」で、この分散キュー・メンバーに届くメッセージに送信側ユーザーの資格証明をアタッチするかどうかを指定します。リクエストに応じて送信側ユーザーのセキュリティ・プリンシパルでJMSXUserIDプロパティを設定する「要求に応じてアタッチ」、送信側ユーザーのセキュリティ・プリンシパルでJMSXUserIDプロパティを設定することのない「アタッチしない」、常に送信側ユーザーのセキュリティ・プリンシパルでJMSXUserIDプロパティを設定する「常にアタッチ」のいずれかを選択します。
    4. 「宛先識別子の作成」で、createQueueを使用してその宛先をルックアップする方法を提供する分散宛先のメンバーの参照名を指定します。宛先のルックアップ方法を参照してください。
    5. SAFエクスポート・ポリシー」で、ストア・アンド・フォワード・サービスを使用してこの分散キューにユーザーがメッセージを送信できるようにするかどうかを指定します。
    6. 「メッセージング・パフォーマンスのプリファレンス」で、コンシューマへの配信に使用可能なメッセージの完全なバッチを作成する前に、(必要な場合に)この分散キュー・メンバーに待機させる期間を指定します。完全なバッチの最大メッセージ数は、JMS接続ファクトリの「セッション当たりの最大メッセージ数」設定によって制御されます。

      メッセージをバッチ処理しない」-- 使用可能メッセージはコンシューマにすぐに配信されます。

      待機せずメッセージをバッチ処理」-- (デフォルト)使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチがすぐに配信されます。

      メッセージ・バッチ処理の最小待機しきい値」-- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、短く待機します。

      メッセージ・バッチ処理の中間待機しきい値」-- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、やや長く待機します。

      メッセージ・バッチ処理の最大待機しきい値」-- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、さらに長く待機します。

    7. 作業単位機能を使用する場合は、次の手順に従います。

      作業単位(UOW)メッセージ処理ポリシー」で、この分散キュー・メンバーでUOW機能を有効にするかどうかを指定します。UOWは1つの単位として処理されるメッセージのセットです。「パススルー」- デフォルトでは、この分散キュー・メンバーはメッセージをUOWとして扱いません。「単一のメッセージ配信」- UOWコンシューマがこの分散キュー・メンバーのメッセージを受信している場合にのみ、この設定を選択します。選択した場合、UOWメッセージはリストになり、そのリストを格納したObjectMessageとして消費されます。

      未完了のUOWメッセージの有効期間」で、未完了のUOW内の未配信のメッセージが期限切れになるまでの最長時間を指定します。そのようなメッセージは、配信できないメッセージに関して定義されているこの分散キュー・メンバーの有効期限ポリシーに従います。

      ノート: UOWメッセージのエラー宛先を、「単一のメッセージ配信」値を使用するように構成することはできません。共通分散キュー - 配信の失敗パラメータの構成を参照してください。

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 次の項を参照して、変更内容を保存します。
  5. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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