外部接続ファクトリの作成

外部接続ファクトリには、リモートJNDIプロバイダの接続ファクトリのJNDI名、ローカルWebLogic Server JNDIツリー内でその接続ファクトリにマップされるJNDI名、およびユーザー名とパスワード(オプション)が定義されます。外部接続ファクトリは、親の外部サーバーの割当て先となる各WebLogic Serverインスタンスに対してレプリケートされていないJNDIオブジェクトを作成します。(クラスタ内の各ノードにJNDIオブジェクトを作成するには、クラスタに外部サーバーを割り当てます。)

外部接続ファクトリを構成するには、次のステップに従います。

まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
管理コンソールにおいて、次の手順で構成する外部サーバー・リソースにナビゲートします。
- システム・モジュール内のJMSリソースへのナビゲート
- アプリケーション・モジュール内のJMSリソースへのナビゲート
「構成」→「接続ファクトリ」タブをクリックします。
表示された「外部接続ファクトリ」表で、「新規作成」をクリックします。
ノート: 作成した外部接続ファクトリの名前は変更できません。かわりに、それを削除して、新しい名前を使用して別のものを作成する必要があります。
新しい外部接続ファクトリの作成ページで、次の手順を実行します。
1. 「名前」に、外部接続ファクトリの名前を入力します。
2. 「ローカルJNDI名」に、ローカル・サーバーのJNDIツリーでリモート・オブジェクトにバインドされ、ローカル・サーバーのオブジェクトをルックアップするために使用される名前を指定します。
3. 「リモートJNDI名」に、リモートJNDIディレクトリでルックアップされる、リモート・オブジェクトの名前を指定します。
各フィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「OK」をクリックします。
新しい外部接続ファクトリの追加プロパティを構成するには、「外部接続ファクトリ」表で目的の外部接続ファクトリをクリックします。
「構成」ページで、任意でユーザー名とパスワードを構成して外部ファクトリを保護することもできます。
1. 「ユーザー名」に、この外部接続ファクトリで表されるリモート・サーバーへの接続を開くときに渡されるユーザー名を入力します。
2. 「パスワード」に、「ユーザー名」パラメータと組み合せて使用されるパスワードを入力します。
3. 「接続ヘルス・チェック」は、このJMS外部接続ファクトリ・マッピングにアクセスするJMSリソース参照プールの接続ヘルス・チェックを制御します。デフォルト設定は「有効」です。「無効」はカスタマ・サポートによって指示された場合にのみ選択することをお薦めします。
ノート: 「ユーザー名」、「パスワード」および「接続ヘルス・チェック」は、外部ファクトリがEJBまたはサーブレットのresource-referenceの中で使用され、認証でContainerモードが使用される場合にのみ使用されます。
これらの値の変更後は、「保存」をクリックします。
これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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