ノート: 作成したモジュールの名前は変更できません。かわりに、作成したモジュールを削除して、新しい名前の別のモジュールを作成する必要があります。

1. 「名前」に、JMSシステム・モジュールの名前を入力します。
2. 「ディスクリプタ・ファイル名」に、必要に応じてモジュールの基底のディスクリプタ・ファイル名を入力します。この名前には、システムによって自動的に「-jms.xml」という拡張子が付加されます。名前を指定しない場合、デフォルトの名前が割り当てられます。
3. 「ドメイン内の場所」に、必要に応じてシステム・モジュールのディスクリプタを配置する場所を入力します。この場所は、使用しているドメインのJMS構成のサブディレクトリ、つまりドメイン・ディレクトリのconfig/jmsサブディレクトリからみた相対的な場所とする必要があります。
4. 「次」をクリックして、ターゲット指定のページに進みます。

各フィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

• 「接続ファクトリ」- JMSクライアントでJMS接続を作成できる、一連の接続構成パラメータを定義します。
• 「キュー」- ポイント・ツー・ポイント(PTP)宛先を定義することで、1つのアプリケーションから別の1つのアプリケーションにメッセージを送信できます。
• 「トピック」- パブリッシュ/サブスクライブ(pub/sub)宛先を定義することで、1つのアプリケーションから複数のアプリケーションに対してメッセージを送信できます。
• 「分散キュー」- 単一の論理的なキューとして、クライアントからアクセス可能なJMSキューの1つの単位です。この分散キューのメンバーは通常、クラスタ内の複数のサーバーに分散されており、各キュー・メンバーは個々のJMSサーバーに属しています。
• 「分散トピック」- 単一の論理的なトピックとして、クライアントからアクセス可能なJMSトピックの1つの単位です。分散トピックのメンバーは通常、クラスタ内の複数のサーバーに分散されており、各トピック・メンバーは個々のJMSサーバーに属しています。
• 「外部サーバー」- 外部のWebLogicサーバーであるサードパーティのJMSプロバイダを表します。外部サーバーには、ローカル・サーバー・インスタンスがリモートJNDIプロバイダにアクセスするための情報が保持されています。これにより、1つのJNDIディレクトリに対して複数の外部接続ファクトリと宛先のオブジェクトを定義できます。
• 「割当」- 宛先で使用できるシステム・リソースの割当てを制御します。
• 「宛先ソート・キー」- 宛先に届くメッセージのソート順を定義します。
• 「JMSテンプレート」 - 類似した構成設定を持つ複数のキューおよびトピックを効率的に定義できます。
• 「SAFインポート済み宛先」- リモートのサーバー・インスタンスまたはクラスタにおけるJMS宛先を表す、インポート済みSAF (ストア・アンド・フォワード)キューまたはトピックのコレクションを定義します。
• 「リモートSAFコンテキスト」- SAFインポート済み宛先が、リモート宛先に接続する際に使用するログイン・コンテキストを指定します。
• 「SAFエラー処理」- SAFサービスがリモートの宛先へのメッセージ転送に失敗した場合に行うアクションを指定します。

• トピック、キュー、接続ファクトリ、分散トピック、分散キュー、外部サーバーおよびSAFインポート済み宛先リソースの場合、必要に応じて「次」をクリックし、適切なサブデプロイメント・ターゲットを選択または構成できます。サブデプロイメントとは、ターゲット可能なJMSモジュール・リソース(キュー、トピック、接続ファクトリなど)をグループ化し、サーバー・リソース(JMSサーバー、サーバー・インスタンス、クラスタなど)にターゲット指定するメカニズムです。「終了」をクリックして、デフォルト値で構成を完了します。
• 割当て、テンプレート、宛先キー、SAFリモート・コンテキストおよびSAFエラー処理リソースの場合、「OK」をクリックするのみで、デフォルト値での構成を完了できます。

ノート: ほとんどのJMSリソースには追加パラメータがあり、作成後に変更できます。たとえば、デフォルトのメッセージのしきい値を変更したり、キュー、トピック、およびテンプレートに対してメッセージのロギングを有効化したりすることが可能です。

• システム・モジュールのサブデプロイメント、セキュリティ、またはノートを構成します。
• 「リソースの概要」表内の構成済みのJMSリソースをクリックして、デフォルトの値を変更します。
• 再び「新規作成」をクリックして、他のJMSリソースをモジュールに追加します。