デフォルトでは、HTTPサブシステムはすべてのHTTPトランザクションのログをテキスト・ファイルに保存します。HTTPアクセス・ログのデフォルトの場所とローテーション・ポリシーはサーバー・ログと同じです(サーバー・インスタンスのルート・ディレクトリの下のlogs
ディレクトリ内)。サーバー・ログ・ファイルの名前と場所の変更を参照してください。
定義した各サーバーまたは各仮想ホストに対して、HTTPアクセス・ログの動作を定義する属性を設定できます。仮想ホストのHTTPログ・ファイル設定の構成を参照してください。
このページのフィールドに入力する値の詳細は、構成オプションを参照してください。
絶対パス名か、またはサーバーのルート・ディレクトリを基準にした相対パス名を入力します。ノード・マネージャを使用して管理対象サーバーを起動した場合、ルート・ディレクトリはノード・マネージャ・プロセスをホストするコンピュータに存在します。詳細は、サーバーのルート・ディレクトリを参照してください。
java.text.SimpleDateFormat
変数を追加し、各変数をパーセント記号(%
)で囲みます。
たとえば、「ログ・ファイル名」フィールドにaccess_%yyyy%_%MM%_%dd%_%hh%_%mm%.log
という値を入力した場合、仮想ホストのHTTPログ・ファイルはaccess_yyyy_MM_dd_hh_mm.log
という名前になります。サーバー・インスタンスがHTTPログ・ファイルをローテーションすると、ローテーションされたファイル名には日付が含まれます。たとえば、サーバー・インスタンスが2005年1月2日の10:05 AMにログ・ファイルをローテーションした場合、古いログ・メッセージが含まれるログ・ファイルの名前はaccess_2005_01_02_10_05.logになります。日付と時刻を含めない場合、ローテーションされたログ・ファイルには作成順に番号が付けられ、filenamennnnn
となります。filename
は、ログ・ファイルに対して構成された名前です。たとえば、access.log00007のようになります。
access.log
という新しいファイルに蓄積されます。
日付と時刻は、java.text.SimpleDateFormat
(MM-DD-yyyy-k:mm:ss)を使用して指定します。
指定された時刻になると、現在のログ・ファイルがローテーションされます。指定した時刻がすでにすぎている場合、サーバーは即座にファイルのローテーションを開始します。以後、「ローテーション間隔」で指定した間隔でHTTPログ・ファイルがローテーションされます。
絶対パス名か、またはサーバーのルート・ディレクトリを基準にした相対パス名を入力します。デフォルトでは、ローテーションされたファイルはログ・ファイルと同じディレクトリに格納されます。
access.log
のフィールドのリストを指定します。
詳細は、拡張ログ・フォーマットを使用したHTTPアクセス・ログの設定を参照してください。
完了した後に
サーバーを再起動します。