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ロガーに対する重大度の指定


すべてのロガーは、ロガーの階層内で最も近くにある親ノードの重大度を継承します。「ログの重大度のプロパティ」ボックスを使用すると、直近の親ノードから継承される重大度とは異なる重大度を、特定のロガーに対して指定できます。このボックスでは、キーと値の組合せ(キーはロガー名、値はInfo、Critical、Warningなどの重大度)を使用することで、複数のロガーおよび重大度を指定することができます。

階層内の1つまたは複数のロガーに対して重大度を設定するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」を展開して「サーバー」を選択します。
  3. 「サーバー」の下で、ロギングを構成するサーバー・インスタンスの名前をクリックします。
  4. ロギング: 全般」ページで、「詳細」をクリックします。
  5. 「ログの重大度のプロパティ」ボックスに、キーと値の組合せのリストをセミコロン区切りで入力して、親ノードから継承される重大度をオーバーライドするロガーを指定します。ロガーの指定方法は、メッセージ・カタログ・ロガーを使用しているかCommons Logger APIを使用しているかによって異なります。ロガーの重大度の指定を参照してください。
  6. 保存」をクリックします。
  7. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

結果

設定したそれぞれのロガーまたはパッケージには、指定した重大度またはそれより低い重大度のメッセージのみがログに出力されるようになります。


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