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SAFエージェントのターゲットの変更


SAFエージェントは、作成した後でも、ドメイン内の別のサーバー・インスタンス、クラスタ、または移行可能なターゲットにターゲット指定しなおすことができます。

SAFエージェントを、別のサーバー・インスタンス、クラスタ、または移行可能なターゲットにターゲット指定しなおすには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「サービス」→「メッセージング」を展開して「ストア・アンド・フォワード・エージェント」を選択します。
  3. ストア・アンド・フォワード・エージェント」ページで、サーバー、クラスタ、または移行可能なターゲットに割り当てるSAFエージェントを選択します。

    右ペインにダイアログが表示され、SAFエージェントに関連するタブが示されます。

  4. ターゲット」タブを選択すると、次のターゲット・オプションが表示されます。
    1. 独立サーバー -- SAFエージェントのデプロイ先となるサーバーを選択します。SAFエージェントはドメインの単一サーバーのみをターゲットにできます。
    2. クラスタ -- 高可用性のために推奨。SAFエージェントをデプロイするクラスタを選択します。分散ポリシー分散完了に設定され、同じクラスタにターゲット指定されたカスタム・ストアが必要です。カスタム永続ストアの構成を参照してください。
    3. 移行可能なターゲット」-- SAFエージェントのデプロイ先となるWebLogic Serverの移行可能なターゲットを選択します。WebLogic Serverの初回起動時、SAFエージェントはユーザーが優先するサーバーのみで使用可能となっています。その後、SAFエージェントは移行可能なターゲットとしてリストされている別のサーバーに移行できます。

      警告: SAFメッセージの一貫性を保つため、WebLogic Serverでは、既存のSAFエージェントを移行可能なターゲットにターゲット指定しなおすことはできないようになっています。かわりに、今あるSAFエージェントを削除して、同じ値で新しいSAFエージェントを構成してから、移行可能なターゲットにターゲット指定する必要があります。

      ノート: 移行可能なターゲットにターゲット指定するSAFエージェントではデフォルト・ストアを使用することができないため、カスタム・ストアを構成して、このSAFエージェントと同じ移行可能なターゲットにターゲット指定する必要があります。また、移行可能なSAFエージェントは、クラスタ全体を含め、その他のターゲットにターゲット指定することはできません。したがって、クラスタ内の異なるサーバー上にある複数のSAFエージェントにJMS宛先をインポートしてスループットを向上させたい場合は、クラスタ内の各サーバー用に移行可能なターゲットを作成してから、個々のSAFエージェントを作成し、これらを移行可能なターゲットにターゲット指定します。

      SAFエージェントの移行可能なターゲットを構成する方法については、JMS関連サービスのための移行可能なターゲットの構成を参照してください。

  5. SAFエージェントをデプロイするターゲットを選択します。
  6. 保存」をクリックします。
  7. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

完了した後に

SAFエージェントのターゲットを変更した後、WebLogic Serverを停止して再起動する必要があります。


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