認可プロバイダの構成

始める前に

レルムの自動再起動が有効になっている場合、セキュリティ・プロバイダに対して行った動的でない変更を有効にするためにWebLogic Serverを再起動する必要はありません。「レルムの自動再起動を有効化」および「レルムの自動再起動の使用方法」を参照してください。

WebLogic Serverには、次のタイプの認可プロバイダが用意されています。

XACML認可プロバイダは、WebLogic Securityフレームワークの標準の認可プロバイダです。標準のアクセス制御ポリシー・マークアップ言語であるXACML 2.0を実装しています。
WebLogic認可プロバイダは、独自のポリシー言語を実装するWebLogic Securityフレームワークの認可プロバイダです。管理コンソールでは、XACML認可プロバイダがデフォルトとして構成されている場合でも、WebLogic認可プロバイダを「デフォルト認可プロバイダ」と呼びます。

各セキュリティ・レルムには、少なくとも1つの認可プロバイダが構成されている必要があります。

認可プロバイダを構成するには:

まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
左ペインで「セキュリティ・レルム」を選択して、構成するレルムの名前(myrealmなど)をクリックします。
「プロバイダ」→「認可」を展開して「新規作成」をクリックします。
「新しい認可プロバイダの作成」ページが表示されます。
「新しい認可プロバイダの作成」の「名前」フィールドに、認可プロバイダの名前を入力します。
「タイプ」ドロップダウン・リストから、認可プロバイダのタイプを選択して、「OK」をクリックします。
「プロバイダ」→「認可」を展開して、構成を行う新しい認可プロバイダの名前をクリックします。
必要に応じて、認可プロバイダの「構成: プロバイダ固有」ページで、「ポリシー・デプロイメントの有効化」を選択します。この手順は、WebアプリケーションまたはエンタープライズJavaBean (EJB)のデプロイ時に作成されるセキュリティ・ポリシーを格納する場合に行います。
「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。

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