資格証明マッピング・プロバイダの構成

始める前に

レルムの自動再起動が有効になっている場合、セキュリティ・プロバイダに対して行った動的でない変更を有効にするためにWebLogic Serverを再起動する必要はありません。「レルムの自動再起動を有効化」および「レルムの自動再起動の使用方法」を参照してください。

資格証明マッピング・プロバイダを使用することで、WebLogic Serverは認証済みのサブジェクトになり代わってリモート・システムにログインできるようになります。セキュリティ・レルムには1つの資格証明マッピング・プロバイダが必要です。1つのセキュリティ・レルムに複数の資格証明マッピング・プロバイダを構成することもできます。

WebLogic Serverには次の資格証明マッピング・プロバイダがあります。

WebLogic資格証明マッピング・プロバイダ。WebLogic Securityフレームワークの標準の資格証明マッピング・プロバイダです。管理コンソールでは、WebLogic資格証明マッピング・プロバイダを「デフォルト資格証明マッピング・プロバイダ」と呼びます。
PKI資格証明マッピング・プロバイダ。
SAML資格証明マッピング・プロバイダ(SAML 1.1用)。
SAML 2.0資格証明マッピング・プロバイダ(SAML 2.0用)。

資格証明マッピング・プロバイダを構成するには:

まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
左ペインで「セキュリティ・レルム」を選択して、構成するレルムの名前(myrealmなど)をクリックします。
「プロバイダ」→「資格証明マッピング」を選択します。
「資格証明マッピング・プロバイダ」表には、このセキュリティ・レルムで構成されている資格証明マッピング・プロバイダが表示されます。
「新規作成」をクリックします。
「新しい資格証明マッピング・プロバイダの作成」ページが表示されます。
「名前」フィールドに、資格証明マッピング・プロバイダの名前を入力します。
「タイプ」ドロップダウン・リストから、資格証明マッピング・プロバイダのタイプを選択して、「OK」をクリックします。
「プロバイダ」→「資格証明マッピング」を選択して、構成を行う新しい資格証明マッピング・プロバイダの名前をクリックします。
「構成」→「プロバイダ固有」を選択して、必要な値を設定します。
「保存」をクリックして変更を保存します。
「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。レルムの自動再起動が有効になっている場合、更新を有効にするためにWebLogic Serverを再起動する必要はありません。

完了した後に

詳細は、アウトバウンド資格証明マッピングの作成を参照してください。

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